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・脚本家になるために重要な習慣や心構えを複数のハリウッドの脚本家にインタビューし、101のテーマにまとめられている。脚本を書くことに限らず、全ての仕事や芸事にも当てはまる。
・この本が素晴らしいは、「複数の」脚本家に聞いていること。書いてあるアドバイスは、「描き続けろ」「サボれ」など一見すると矛盾しているものもある。だが、全て事実だと思う。そのときの自分に合うものを取り入れれば良いのでは。
以下、印象的だったもの。
・失敗とは墜落のことではない。堕ちたままでいることだ。
・アイデアに詰まったら、一回書くのをやめて、アイデア出しに戻る。そして前のバージョンは見ず、書く。いいところは覚えている。
・一本の映画は大体24から28の小さなエピソードで構成されている。
・何本も同時に書くこと。一つがコケても他がある。
・夢の内容を書き留めた瞬間、夢は目標になる。目標を具体的にしたら後は実行するのみ。
・何かを書くときに最も難しいのは、何を書くか理解することだ。
・昨日見た映画と似たものは書かない。自分が映画館で見たいものを書く。
・キャラクターが負けたら何を失うのか考える。
・キャラクターを作るために考えたことのうち90%は表に出ない。ただその90%が話を支えている。
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想定されているのは、脚本を書くことだが、
仕事論としても、応用が利く。
22人の脚本家に加えて、
アリストテレスなどの箴言が
勇気を与えてくれる。
個人的には
「発見とは皆と同じものを見ていても、違うことを考えているということだ」
「映画の世界には間違いを犯す余地はあるが、いい加減な仕事をする余地はない」
「発見の旅というのは、まだ見ぬ景色を探すということではない。見る目を養うということなのだ」
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ハリウッドの一流脚本家たちによる、アドバイス集。
主に心のもちかた、自分の奮い立たせかたについて。
「最後まで書け」 心に響いた。
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毎日ちょっとずつ、じわじわと味わうように読み進めて今日読了。
映画の脚本家に限定した話題とはいえ、物書きの先人達であることに変わりはない人たちの金言集。フレーズに登録していたらキリがないので、手元のマーカーで色を塗るだけに留めました。