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本が読めなくなって5年くらい。笑
児童書や絵本も読みながら3ヶ月くらい経ち、そろそろ普通の小説読めるかなと思って手を出した。
読めたし、すごく集中できた。
現代をうまく読めてる方だなあと思ったし、わくわくした。
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女が女の身辺を探っていく話。
大手企業も絡んでて、凄い事件が起きるのかと思いきや、
何だ、何も起こらないんじゃない。
この作者は当たり外れがハッキリしてると思うのだが、
今回私にとっては、ハズレ。
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著者初読み。いろいろ、興味深い小説でした。
何か起こりそうで怒らないところがちょっとモヤモヤw
どっぷりノワールな続きがあればいいのにー。
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自分ではなかなか買わない人(あんまり名前を聞いたことがない。そして難しい名前)だけど、読んでみたら本当に面白かった!スリリングというよりも淡々とした感じに引き込まれるというような。ほかの作品も読んでみたいとおもう作家だった。
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女の闇。
すべてをバサリと切り捨て
アナザーワールドへ。
そうできたらラクなのかな。違うよね。
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30代女性の闇というか、男女共に遭遇する苦悩がリアルに描かれており、30代後半以上の人間であれば引き込まれる。
ミステリー要素が後半強くなるのだが、最後はリアリティを重視して終わる所が良い。
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出向先の取締役の女性は何事にも動じず、イヤな顔もグチも言わず蝶のようにヒラヒラと働く。会社そのものも胡散臭く素人探偵を従姉妹に頼み3人で調べていく。
取締役の女性の視点もどのようにこうなっていったのか大雑把だけど書かれてあり、あり得ないけど、遠回しの脅しの怖さ。それはその子が想像力を膨らまして相手がどう思っているのか敏感に察知しているからで敏感な人じゃなければ分からないだろうなぁ。
イヤな女も出てこなく穏やかに読めた一冊。
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三十四歳の夏季が島流しに遭い、出向先のレストラン事業で中国人ら外国人に囲まれながら三十代にして取締役を務めている真理の地味で体温のない絶対的な手腕に憧れる一方で、共に出向させられた後輩の良佳に促されるように良佳の従妹と三人で出来すぎた彼女の裏側を探り飲み込まれて行く。料理を怪しく感じるくらいの洗脳。
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ストーリー自体は明野さん独特の何とも言えない空気感を感じましたが今回はいつも楽しみにしている小気味の良い気持ち悪さが少なく全体的に間延びした盛り上がりに欠ける印象を受けました。
登場人物が多く、謎の外人が多数登場して来る事で頭が混乱してどっぷりと物語に嵌れませんでした。
一種、宗教的な独特の世界、世間の煩わしい事柄多々あれど「そちらの世界」へは行きたくない、洗脳の恐ろしさの様な物も感じました。