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50過ぎのおっさんの感想ではないかもしれませんが、結構こういう何でもない幸せ系の話に弱くなりました。しかもマハさんの文章で語られると涙腺が緩みます。こういう話の場合、登場人物の誰かに感情移入しますが、少し前までは男性の婚約者がそれに該当しましたが、今は完全にお父さんのパティシエに感情移入しました。このような娘に育ってほしいものです。アートものには及びませんが箸休めにはちょうどよい本です。
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洋菓子店「スイート・ホーム」を中心ににした心温まる短編集・・・悪くはない、むしろ良い、良いんだけれども、マハさんにはやっぱり美術関連の小説を書いてもらいたいんだよな~~!www
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宝塚にある小さな小さな洋菓子店「スイート・ホーム」を舞台にしたアットホームな物語り、原田マハさん「スイート・ホーム」、2018.3発行。毎年秋に玄関横のキンモクセイと一緒に写真を撮る家族、冬の寒い日一緒にストーブを囲む家族、洋菓子店の常連さんたち、みんなこの街が好き、そしてスイーツが好き。スイート・ホーム、あしたのレシピ、希望のギフト、めぐりゆく季節の連作4話。楽園のカンヴァス以来、キュレーターの経験を活かした美術(絵)をテーマにした作品が続いてた原田マハさんですが、久しぶりに普通のw小説に出会えました!
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スイート・ホームという洋菓子店を中心に心温まる短編集。娘の結婚のお話、おばちゃんのお話、近所の人々のお話、どれもじんわりきました。が、場所は宝塚、某不動産のページで連載されてたということで、綺麗にまとめすぎかなという感。
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好きな連作短編。嬉しかったです。どのお話も、読んだ人も幸せになるお話でした。
フィナンシェ・クロカンブッシュ・ザッハトルテ 美味しそう。
珍しく美術関連のお話じゃないなー、と思ってたら、最後の最後に有りました。
さすが、粋なマハさんです。
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以前Web小説で読んだことがあったお話だった。加筆書籍化されたのね…。私好みの「ほのぼの、ゆったり、温かい気持ちになれる本」だったけど、初見でなかったからかな、少し物足りなかった。
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どの話しも心温まるほんわかしたお話しだった。
春の今読むにはピッタリの1冊でした。
2018.4.12 読了
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初読。図書館。連作短編集。ほっこりと温かく、ふわふわと優しく、幸せにじんわりする。登場人物がみんな丁寧に生きていて、うらやましくなる。派手さはまったくないのに、ステキなプロポーズがいくつも出てきます。
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スイートホームという小さな洋菓子店を中心にして
それぞれの家族の物語が綴られています。
洋菓子の甘い香りと美味しそうな素敵な料理が
本の中から溢れ出ていて読んでいるだけでもお腹が減りそうでした。
現実的にはこんなに心優しかったり、親切な人だったりと
そんなに上手く巡り合うことはないと思いますが、
せめて本の中だけでもこんなに心温まる世界があって 、
少しでも幸せな気分になれるのなら
こんな世界もありでこれも幸せだと思えました。
こんな心優しい人ばかりが住んでいる街に
住んでみたくなります。
作品中の
ひだまりのような、笑顔がある。
この家も、窓から海が見える風景も、
さりげないインテリアも、全部すてきだと思う。
だけど、何よりもいちばんすてきなのは、
みんなが自然に笑顔になる、そういう暮らしをしていること。
いつか、私も、こんな家庭を作りたい。
この笑顔の輪の中に、あの人にもいてほしい。
この言葉がじんわりと心の中で響き、
こんなシンプルなことが実は本当の幸せなんだと思いました。
笑顔になるってことが本当は生活していく上では
大切なことなのだと思わされました。
他にもさりげない優しい言葉が沢山あって
そのたびにほろりとしてしまいました。
原田さんの作品が好きで何冊か読んでいますが、
この作品は今までにないタイプですが
心がとても温まり癒される作品でした。
笑顔が無くなりかけた時には
またこの本を再読してみたいと思える一冊になりました。
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幸せな涙が溢れる素敵な作品でした。
短編連作ってスピンオフ的なストーリーが混じっていることが多くて読んでいて楽しいのですが本作はまさにそれで、とても心温まるストーリーが綴られていて、読んでいてとても楽しかったです。
とある街の小さな洋菓子店「スイート・ホーム」を中心にした人々のお話し。みんなが愛を求めていて、与え合っていて、こんな街に住めたらいいなと思いました。
人生の節目や旅立ちなど春にぴったりの作品です。いっぱい感動の涙を流せてスッキリしました!
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温かい気持ちになりたくて、ハードカバーで買いましたが「これってマハさんが書く意味あったかな」というのが正直な感想。
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スイーツ店を中心にした登場人物たちの人間ドラマ。前半は中編、後半は短編集となっていてテンポも良い。少しずつドラマが重なり合っているのが楽しい。これから結婚する人が読めば未来が明るくなりそうな一冊。
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この場所にこだわる理由。それが前向きであればあるほど心地よく、そして愛おしくなる。なんとも春らしい一冊。久しぶりにケーキが食べたくなった。
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著者の作品は美術系の物語に定評があるが、ケーキ店を舞台にした物語も心が温まり、面白い。神戸という異国情緒あふれた街の中に佇む地元で有名なケーキ店の人々とのつながりが描かれている。地元らしさ溢れる方言や気さくな看板娘の存在がよく、人の繋がりと優しさが溢れる。人生の節目と特別な日に贈るケーキに込められた思いが伝わって来る。特に結婚の物語では温かい祝福に包まれ、幸せに満ちたものが込み上がるものである。恋愛要素もあるが、甘すぎず、ケーキと紅茶が抜群に合う味を出していて良い。作中のケーキ店は行ってみたいと感じた。
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スイート・ホームという洋菓子店さんを核とした、温かな町の、ちょっとした幸せを探す連作短編集。最後はショートショート連作。
有川浩さんの阪急電車といい、この本といい、阪急やるな。
こんな素敵な人々が集う町に住みたいと思わせる話ばかりです。
お手軽ですが、軽すぎずに、十二分に幸せな気分に浸れます。
表紙のアンディ・ウォーホルの絵も最高。