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革命を成し遂げるための組織の情熱が伝わってくる。逮捕されるまであと◯◯日とか、死刑確定まであと◯◯日とか、書かれると、ちょっと冷める。
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革命に向かう若者の青春群像劇。結果を知っているだけに、痛々しくも見える。けれどこの登場人物たちのように、普通の人が様々な運命をたどるのはドラマチックを越えて、考えさせられる
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若年層の人口が多いとき
こういう極端な思想に走る連中が多くなる
今の時代で言えば中東やアフリカか
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あさま山荘事件でのキーパーソン達を群像的に描いた漫画。娯楽として読むより、歴史の一端を学ぶつもりで購入した。作中では人物名は全て仮名だが、巻末の年表や人物相関図で、実在の出来事もだいたい類推することができる。
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1970年ころの学生運動については無知なのであまり入り込めなかった.
どうも左翼学生のイデオロギーが幼稚なんだよなあ.
そもそも暴力で世の中を変えようとしている時点で、子供の論理ということを露呈していると思う.権力に対して暴力で向かっているということは同じ穴のムジナなのではないかと思うのです.
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1969年の安田講堂が陥落し、全共闘運動は衰退していく。
そんな中、活動を過激化させていく革命者連盟は、赤色軍と協力関係を築き武装闘争を続けていこうとするが……。
連合赤軍の事件を山本直樹が漫画化。
登場人物の姓は日本の山の名前に変えられ、死亡する人物の頭には何番目に死ぬかがナンバリングさらている。
(当時の)普通に学生運動をしていた学生達が、山に篭もり仲間を殺害、あさま山荘事件を起こす過程が丁寧に描かれていく。
新興宗教(オウム?)を描いたビリーバーズも読んでみたいな。
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連合赤軍の誕生と瓦解を主題に書かれた群像劇。
物語の中半くらいまでは繰り広げられる日常が丹念に描かれるが、そんな日常の合間に彼らは猟銃店襲撃や銀行強盗を行い、交番で拳銃奪取を目論んで射殺され、山に籠もり、同士を殺害していく。
狂った歯車の軋みがどんどん酷くなって、しまいには巻き込んだ周囲を挽き潰していくようなイメージがあるが、何より救われないのは潰されていく『生贄』の絵には既に消えていくまでの日数と順番の記されていて、読者は黙ってそれを見届ける以外に術がない事。
ちなみに本格的な『総括』は7巻辺りでじわじわ始まるのだが、それまでに3まで番号が消えている。
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日本赤軍についてよく知らないので読んでみました。
登場人物紹介で逮捕まであと000日とかカウント表示しているのが特徴。
主義主張とは別に異性間でやることはきっちりやっているのも印象的。一見高度な主張と思わせつつもどうも子供じみている気もする。