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「何があっても一生食べていける人間」というビジョンでの子育て。
近視眼的でないところが非常に共感できる。
「禁止するとやりたがる、やれというとやらなくなる」
→本当にその通りだと思う。しかし、そういう考えのもと育つとおそらく既存の教育体系やサラリーマンとして企業人間になることは我慢ならないことだろう。それがいいかどうかは微妙な気もする。
得意なことを探してやるという姿勢を徹底しているところがすばらしい。ゲームをもっとしろと言える親はなかなかいないだろう。多かれ少なかれ、わが子がなにかに過剰にのめり込むことを妨げているのは親であり、それが成長を妨げ普通の人化していっている気がする。
子どもを子として尊重するということも大切。これもなかなかできない。所有物のように考え扱っている人がどれほど多いことか。しかも無自覚なだけに害が大きい。
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以降は本からの引用です。//「自分で考える力」「洞察力」「判断力」「伝える力」
家族旅行の計画を子供に立てさせる。「自分」「家庭」「会社」「国家、社会」に対する責任。サマーキャンプ。公徳心。社会問題の大半はこのトレードオフ。子供に生きていく自信を与えること。特徴や長所を見抜く。何か技術を身につけた方がいい。責任…人との関わり、社会とのかかわりの中で生きている事を自覚し、自分の役割果たす。会話の成り立たないところに改善の余地はない。個性とスキルの時代。知識でなくスキルで生きていく時代。自分で考える、考えた事を表現する、人に反論されたらまた組み直して考える。自分さえよければという価値観ばかりが強い。国際教育の基本は価値観がわかるということ。家族や母校に素直に感謝できる気持ち。悩むことによって解決できる問題はひとつもない。一生懸命に考える以外に解決策はない。ファミリーバリュー。怒るには相当なエネルギーと結果を引き受ける覚悟が必要。
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記憶中心の学校教育だけを受けていては、もうだめだ。
「勉強するくらいなら、ゲームをさせろ!」
そして、はやい時期に責任を持たせてなんでもやらせろ。
という本です。共感できるところ多し。
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食事中はテレビを見ない、家族旅行の計画を子供に作らせる、子供の得意技を見つける、子供に教えるべき4つの責任。自分、家族、会社、国家、社会。
自分がどうしたいのかを、問い続ける。一人の個人として責任を持って看護得ることが大事。
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国内外でグローバルに活躍する筆者が日本的な教育をぶった切っております。
レールに乗せるのではなく自分でレールを作らせましょうというのはよく聞く話だけれど、それを極端に本気ででやってるというか。
暗記勉強なんてやりたくなきゃしなくていいから、好きならゲームやってりゃいいよとか。。。凡人には真似しづらい。笑
子供に旅行の計画を建てさせてみるとか
家庭内利権を持たせて小遣い制にするとか。そういうのは面白いなと思ってみたり。
言うこと考えはグローバルな感じだけれど、お母さんを困らせて泣かせた息子をぶん殴ったり、昔の日本の親父っぽい。。。
でもこんなすごい方なのに家庭と家族の時間を大事にしたり、
息子と一緒に新しいスポーツに挑戦するのが若返りの秘訣だと楽しんだり、アグレッシブで素敵だなぁ!
基本的なこととしては
子供を一人前の人間として見て、自分、社会、会社、家庭 に責任をもつことを叩き込む。
あとは、好きなことを見つけて自由にさせ自立を促す。
なかなか息子さん達も、本当に自由に育ったようだけど、それを受け入れてるのがすごい。(実際お金があって筆者のサポートがあるから出来てるところもある気がします。。。)
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子育てはひとつのミッションですね。親の心子知らずな面もありつつも,結果オーライではないでしょうか。我が身を振り返ると親への感謝を感じずにはいられないと思いました。
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一生食べていける力がつく、というよりは、ついた…という感じの一冊。
大前研一だから…という印象は、僕は持ちませんでした。なるほど、子どものためを考え抜くと、こういう教育になるのかもしれない、という一つのモデルケースをみた気がします。
世の中には、ほとんど学校に行かせずに、三人の子どもを京大へ入れた父親の話などもありますが、それとも少し違って、とても実践的かつ示唆に富んでいると感じました。
もちろん、人によって感じ方は様々。僕自身も、このやり方を踏襲すれば良いとは思っていません。(そもそも、踏襲できそうなノウハウ的な内容は掲載されていない)
グローバルに活躍する時代を考慮すると、心構えとしては参考になるモノがとても多いと感じました。
今のところ、教育・子育て本のなかで、ナンバーワンの一冊です。
書籍としての構成として、巻末に実際の子ども達へのインタビュー結果が掲載されているところが斬新。そして、このインタビューのおかげで、とてもバランスの取れた一冊に仕上がっていると思います。
特に、ホワイトカラー系のお仕事の方は、読んでみた方が良いと思います。
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家庭がテーマでも自信にあふれていて、好き嫌いがあるかもしれないが、自分は興味深く楽しめた。常識などに拘泥せず自分でベストを尽くして考えて家庭運営をしてきたんだろう。ビジネスオンリーでなく、家庭でもこれだけリーダーシップを発揮してきた著者のパワフルさに改めて感服。
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長女がもうすぐ3ヶ月になる。
子を持つ親をターゲットにした広告は、どれも不安な親心を刺激する。
今の時代、便利さを求めればいろいろな物があふれており、集め始めたらきりがない。
同じように英語教育論なども、油断すると買ってしまいそうになる瞬間が幾度となくやってくる。
そんなふらふらした心持ちに喝を入れるために本書を手に取った。
「子育て」と、仰々しく考えるから、雑念に振り回されてしまう。
悩むのではなく、解決策を考える時間を増やす。
家族一緒になって、そんな時間を増やすこと、これが肝。
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大前氏の真似なんて到底出来ない。
出来ないんだけど、参考にしないといけない箇所がたくさんある。
いらっとする箇所もあるけど、息子さんのインタビューで、まあ、いいかって気分になる。
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大前研一らしく、育児・教育方針もフレームワークでザックリ。巻末にお子さん二人のインタビューも載っていますが、二人とも大学中退・起業と波乱の人生。必ずしも万人向けではないとしながらも、社会に出てから「ありがたかった」と思う事も多いとか。その意味で功罪では「功」がまさっているようで。
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素晴らしい。基本、昭和の頑固オヤジ系の話だが、子供や家族と徹底的に向き合っている。自分は出来てないなー。
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大前研一さんの家族論。
子育て中の人にとって参考になることがあると思います。
一般人にはムリ!というようなのとをもちろんされているのだけれども、考え方を参考にして身の程にあった内容で模倣はできるように書いていただいています。
最近読んでいる本に共通してでてくる「トレードオフ」という言葉がここでもでてきたので必然的だなと思いました。
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一番面白い(記憶に残る)のは、巻末の息子さん2人のインタビューだった。
自分の力で生きていく力をつける、という割には重要なタイミングで親が手助けをしてきたようだが、考え方はとても勉強になった。アウトソースする仕事を子供に任せて報酬を、というのは取り入れてみたい。
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オーチャード髙島屋の紀伊國屋で軽く読めそうな実用本を探してブラブラしていて、手に取った一冊。
ゆくゆくは妊娠出産育児に関する日々の切った張ったを学ばねばならないとして、とりあえずはもう少し引いた感じの本を読もうかと。
以下、印象的だったところ
・父親が「子供の教育はおまえに任せた」と母親に丸投げし、それを母親が学校や塾の先生、あるいは家庭教師にアウトソースする……。こんなおかしなことはいますぐやめなければなりません。(p.10)
・たとえば、家の窓掃除をアウトソーシングすると五〇〇〇円なら、親はその利権を息子に与え、業者が磨いたようにピカピカにしたら五〇〇〇円を支払う。一方、植木のメンテナンスは娘の利権とし、枯らさず元気に育てることができたら月末にはやはり相場相当の対価を与えるといった具合です。(p.14)
・家族に対する責任、自分自身に対する責任、社会に対する責任、それから勤めている以上は会社に対する責任、この四つの責任は常にイコールであり、どれが欠けてもバランスのとれたいい社会人にはならないのではないでしょうか。(p.36)
・人間はいまや覚えなければいけないという自縛から解放されだしたのだから、これからは、それ以外の社会的な問題のほうが取り組むべき問題として大きくなってくるでしょう。(p.66)
・大学に対して強い感謝の気持ちを持っていること。いい人間に育ててくれた、そして、自分の息子や娘も同じ大学に入れたい、と多くの人が望んでいるのです。(p.145)
・三十代の人たちが心に刻んでおくべきことは、人間というのは自分が設計した人生を自分らしく生きられるということです。(p.192)