紙の本
北の次はチャイナ
2018/05/31 19:16
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投稿者:451 - この投稿者のレビュー一覧を見る
チャイナの人民解放軍に関しては楽観論と悲観論が混在している。
極論であるが両方間違いだとおもう。あくまで、ファクトに基づいた客観的な分析をしり対策を立てるべきだろう。
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レーベルからお察しだが、ざっくり読むには良いにしろ、読んで勉強になったとはあまり言えないかも。
得体の知れない保守系ジャーナリストみたいに極端に中国を下に見たり、その逆に恐れたりする書き方ではないのは、さすが元現職という感じだが、元自衛官にありがちな、イメージにすぎないものやその界隈での常識を、さも当然のように根拠不明のまま書く傾向が散見される。
せっかくPLAを正しく認識するという本書のコンセプトは素晴らしいのに、中国の実態がどうあるにせよ、「パクリ戦法」とかいう書き方しちゃうのが、品位を落としているよなぁ、と思ってしまう。
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陸幕副長を務めた人物による著。
日本において人民解放軍の実力を過大評価あるいは過小評価する傾向があるが、客観的に評価しようとしている。
人民解放軍は着実に質の向上を続けており、米軍に総合力ではまだ及ばないものの、ミサイルや宇宙戦などに関しては米軍を超える持っている可能性があるものもある。
第三、第四列島線の話や、リチャードソン作戦部長のA2/AD使用禁止宣言の意図、双首長制、人民解放軍のビジネスと腐敗の理由、5戦区、各軍種の実力や規模など、人民解放軍についていろんなことを知れた。