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うまい料理には?謎?がある! 事件は調理室で起きている!?
うっかり料理部に入った篠原皐月。同級生の藤野ちゃん、謎な雰囲気の部長・内海、顧問の沢木先生。目玉焼き、オムレツ、ハンバーグにカレー……。不慣れな料理と格闘しながら、身のまわりの事件も美味しく料理する!
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料理をしている描写が素晴らしい。私はほとんど料理をしませんが、なんだか料理したくなってくる小説です。
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天は二物を与えるもの、本業はフレンチの出張料理人が小説を書けば芥川賞候補。初読みですが、著者原作の映画『大人ドロップ』(2013)はかなり好きでした。
顧問と部長しかいなくて廃部寸前の料理部に入部した女子ふたり。料理好きなわけではなく、いずれかのクラブに必ず所属しなければいけない決まりがあったから。入部テストとして顧問から出題された「目玉焼き」に始まり、彼女たちがチャレンジするのはオムレツ、ハンバーグ、焼きそば、カレーライス、ハンバーガー。
数日後には忘れてしまいそうな軽さだけれど、それでも読んでいる間は結構楽しい。プロの料理人が書いているだけあって、ひとつひとつの料理のつくりかたになるほどと思ったり。たかが目玉焼きとナメちゃあかんのだなぁ。各章に登場するプチ謎は、流行りのグルメ小説に流行りの日常系ミステリーを盛り込んでみましたという感じでイマイチかも。それよりなぜに偏差値68なのかがいちばん謎だ。(^^;
映画『大人ドロップ』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/dd4e2d4288a2b2c41a8ac69b44621c46
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タイトルの偏差値68は余計かも。調理を化学的に説明してくれるので、なぜ美味しくできるのかがわかりやすい。ハンバーグやハンバーガー美味しそう!
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タイトルの「偏差値68」がちょっと名前負け感。理論的な話は興味深いがあっさりしすぎだし、それ抜きにすると人間模様が浅い。それぞれ話は面白いので、もう少しどちらかに特化するかしたらもっと読み応えが出るのではと思いました。
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嫌いじゃないですが・・・
とんがった部分がなく平坦な読み口。
よく言えばかるくて読みやすい・・・のかな。
でもスパイス、薬味、隠し味、なんでもいいからもうひと手間欲しかったなぁ。話のネタ自体は惹かれるものだったので余計に惜しいなと。
タイトルの「偏差値68」が一番の謎かも???
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目玉焼きが 出来れば 料理は 大丈夫。
ホントかよ。
さすが 料理人の 書いた本です。
部隊は 高校の料理部。
なぜ 料理部が 出来たのか。
部長は どんな 生い立ちなのか。
先生は どんな 生活をしているのか。
女子高校生を通しの 出来事です。
いっきに 読めました。
はるか昔の 高校時代が 懐かしいです。
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さらさら読める作品。料理は科学なんだと実感。作ること食べることはカナエお祖母ちゃんの言葉「今は食べ物がたくさんある時代だから、ついおざなりになりがちだけど材料を大切にすることが1番。2番目に大事なのは、食べる人を想って料理すること。」に尽きる。料理の匂いと記憶が強く結び付いているのわかるわかる。料理家として活動している著者だけあって出てくる料理が想像しやすく、お腹が空いちゃう作品で美味しい読了させてもらいました。ごちそうさま。
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なんだこれ、面白い!
樋口さんの本を読み漁ろう!
料理について自然に詳しくなるから
料理苦手の人にもオススメ
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読んでいるだけで料理の楽しさと、料理上手になった気分が味わえる。
高校の料理部が舞台。部員が3人しかいないので廃部寸前という状況。活動実績を証明するために文化祭で飲食店を出すことを目指し、部員たちはまあまあゆるく、しかし正面から活動に向き合っている。顧問もゆるい人だけど、生徒たちに今必要な学びを見極められるいい先生であり、料理の実習や校外での見学活動で確かな知識と経験を与えていた。規模は小さいながらも、そのような充実した部の活動を通して主人公をはじめ、部員たちの料理の技術が上達し、「料理」という一分野の奥深さを理解していく姿に「私もこんな高校生活を送りたかった!」と羨ましさを覚えた。
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美味しそう!
作ってみたい、そして何より食べたいエピソードが満載でした。
著者は料理人なんですね。
料理もできて、文章もかけるなんて!!
この本の続きが読みたいです。
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高校の料理部で料理を学びつつ、身の回りのちょっとした謎も解決していく。
ワイン醸造から取れる酒石酸が音波を捉える性質があるので、第二次世界大戦の時は、日本でワイン生産量が2〜3倍ほど増えたというのは興味深い。
作家がフレンチの料理人というのに驚いた。