炉辺荘のアン 赤毛のアン(6) みんなのレビュー
- モンゴメリ,L.M., 村岡 花子, HACCAN
- 税込価格:857円(7pt)
- 出版社:講談社
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紙の本
かわいいアンの子供たち
2020/09/06 11:14
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投稿者:セイリュウ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アンの血を受け継いだ、愉快な愛らしい子供たち。
美しい想像から生まれる勘違いや騒動で、傷ついたり悩んだりする姿は本当に愛おしいです。まるで、グリンゲイブルスでいきいきと暮らしているアンを、もう一度見ているかのようです。でも、一人一人の個性があふれています。
特にジェムには、だんだん自立心が芽生えてきて、少し反抗する場面も。
そう考えてみると、アンには反抗期らしいものは無かったなと思いました。
それは、アンだからなのか両親がいないからなのかは分かりませんが、
私は前者だと考えます。
「―心はいつまでもマリラの小さなアンなのよ」という第一巻での言葉通り、
永遠に少女のような心を持ち続けるでしょう。
また、アンは少女の時に誓ったことを実践していました。
アンが登場する章は少ないのですが、子供たちを慈しむ母親という立場から、今までとは違うアンの姿を見ることができます。とは言っても、おとぎの国を愛する心は今も変わっていません。
HACCAN先生の美しい絵も、魅力的です。
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