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人生交換してしばらく経つと、前の記憶が無くなるなんて意味ないと思われ。
最初はこの主人公一人だけの話だけでこのボリューム保つのと思ったら、3人の話だった。
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不幸だと思っている人同士が人生を交換するお話
子供の頃から両親の借金生活に苦しめられ、父を亡くした現在も危機感がなく決断ができないくせに借金をしている母を持つ山田尚子
結婚相談所から婚活のパーティーを勧められた後、自分の人生を交換する相手を探す「Life Trade」のパーティーへの招待状が届く
幸せになるために人生を交換してみたた結果は?
発想としては、世にも奇妙な物語にでもやってそう
ってかあっちでも、富豪の老人が若者と交換する話があったなぁ……
それにしても、「Life Trade」の情報収集能力とか、交換する手術の何と都合のよい設定よ
試用期間はお互いに連絡が取れないというルールのはずが、容易に連絡ができてるという矛盾
ま、その辺の仕組みに関して考察するのは無粋かな
設定はそのまま受け入れ、純粋にストーリーを楽しむのがよいと思う
尚子が響になったときに感じる生活
食べ物にそれほど美味しさを感じないというのは何に起因するものなのかね?
舌が肥えているからなのか、元々食にさほど興味がないからなのか、多分精神的なものなんですかね
あと、聞こえる音楽の粗がわかってしまうのも、分かる人ゆえの悲劇ですね
知識は世界の解像度を上げるとよく言われるけど、見えなくても良いものも見えてしまうデメリットというのもありますよね
人が羨む存在でも、想像するよりも楽しくなさそうというのは伝わってくる
尚子にライフトレードの権利を譲渡した人は容易に想像ができる
更に辿れるところまでは見抜けなかったけど、一応伏線っぽいところはありますね
響さん視点の生活描写が尚子さんのときと真逆な感じになっているところが面白い
僕も朝からしっかり食べる方だし、甘いものも美味しくいただけるしで尚子さん側の人間なんだよなー
もし自分にこんな招待状が届いたらどうするでしょうね?
ま、自分自身そんなに不幸だと思ってないので届かないとは思うし,
30万払なんて詐欺にしか思えないしね
もし譲渡された権利でパーティーに参加して気が向いて交換をしても、やはり尚子さんと同じような理由で交換しないような気がする
そもそも、自分の過去を忘れた状態で人生を交換しても意味ないと思うんですけどねぇ……
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きわめて不幸な人だけに送られる「人生交換」「Life Trade」パーティーへの招待状。そのパーティーで就活や婚活に失敗し続けて苦労の耐えない尚子は、事情によりピアノ演奏が演奏できなくなった国際的美人ピアニストの響との人生交換を受け入れる。だんだんと交換前の記憶をなくしていくとしても、現在の自分の人生を手放したいと思うこともあるだろう。このお話は、交換の試用期間を経て、交換をしなければ気付くことのなかった、自分のこと・周囲のことを知り、改めて自分の人生のことを見つめることになる。その様子を通じて、自分自身のことも考えさせられたり。
尚子視点の章、響視点の章、尚子に招待状が送られる起点になった人の章の三本立て(最後はちょっと)
幸・不幸ってなんだろうって改めて思う。