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シリーズ最終作でいいのかな。
水をめぐる陰謀。国際的に見て水資源と言うのは今後本格的に考えて解決していかなければならない課題。日本と違い陸つながりの国々にとって水を確保と言うのは師勝問題。
中央アジアの国の問題点を含めて現実社会と比べて考え込んでしまった。
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ベルギーの画家マグリットのゴルコンダ
p73 ほとんどの悲劇は、そこにある差別から生まれる。そして日本にも差別はいくらでもある。火を近づければ、すぐに発火しそうな悔しさや悲しみがこの国の至るとこらに転がっている。
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評価は4.
内容
突如ダムが決壊し、濁流が町を飲み込んだ。
死者97名、行方不明者50名を超える大惨事。
被害を取材する新聞記者の九条麻衣子は、生存者の証言から、事故が大規模な犯罪によるものである可能性に気づき、決壊当夜に町を抜け出した土木作業員・若宮真司を捜し始める。
一方で、産業スパイ組織・AN通信の鷹野一彦は、依頼を受けて、部下の田岡と共にダム爆破の首謀者を追っていた。
エネルギー政策の方針転換は、パニックの最中の方が動きやすい。
ダムの決壊は、水道事業民営化の利権に群がる政治家や国内外の企業が画策したテロだったが、いつのまにか計画自体が何者かに盗まれ制御不能に陥っていた!
さらなる爆破テロの噂もあるなか、若宮を発見し、事件の真相に近づいた九条のスクープが、政財界を揺るがす大スキャンダルを巻き起こす――。
昨年末国会でも水道事業の民主化問題が有ったばかりなので遠い話では無かった。
しかし、今回飛行機の羽根に飛び乗った時は流石に驚いた。まぁ~生還しなきゃ話が続かないしね。
相変わらず誰が味方になって誰が敵になるのか?最後まで分からない。
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最初から最後まで面白く読破。色々な場面で、それぞれの話が進行するため、途中ついていけなくなった時もありますが、最後は一つにまとまり、スカッとしました。
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AN通信シリーズ第3弾
軽快なスパイものでスイスイ読めちゃう。
水戦争、まさに世界中で始まっているということで興味深い内容でした。
水の利権を争って各国スパイ、政治家や実業家が入り交ざって、ダムを爆破しちゃうという水面下どころではない戦争。
ところどころで出てくる南蘭島の描写は、南の島の美しい景色が目に浮かぶようで、行ってみたくなります。
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AN通信の鷹野シリーズすごく好き。
今回は完結編みたいな趣もあったけど、まだ鷹野には活躍してほしいな。
リーヨンソンの正体はシリーズを読んでる人は途中でだれかわかっちゃうかも。
あたしはわかった。
ちょうど水道事業民営化の法案が通ったところだし、フィクションであるけど、なんか現実と結びつけちゃったりして面白く読んだ。
鷹野はまた命の危険に晒されるけど間一髪助かって清々しかった!
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産業スパイ、鷹野シリーズ3作目。なぜか2作目から読み始めちゃって、この後、振り返るように1冊目読みたいと思ってます!今回も鷹野がかっこよかったな。後輩、田岡の成長も楽しみ。世界を舞台に、騙し騙され(た、ふり?)アッという間に読了です。
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非合法の産業スパイシリーズ、三作目。アジアの水の利権をめぐる活劇。
シリーズものは、前作の記憶に新しいうちに読めるといいのだろうが、新刊が出る頃にはほとんど忘れてしまっているというのが実情。それでも、軽快な筋運びで一気に読ませてくれる。
途中からトーンが変わったり、飛行機でのあり得ないクライマックスシーンなど作者にしては大雑把な娯楽ものだが、こういうスピーディーな作品で気分転換をはかりつつ、『悪人』や『国宝』などずっしり重い傑作を生み出していくのかも。
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考えるんだ。
たとえ1%でも可能性があるなら。
水利権をテーマに、日本国内で発生したダム決壊、事故なのか?それとも故意なのか?
国民が不安を抱く中、さらに続く・・・。
表向きはアジアを中心とする旅行ガイドを生業とするAN通信、実のところは国際便利屋。
彼らを中心に、世界を舞台とする水利権を争奪する争いはどう着地するのか?
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AN通信、孤児を引き取り、戸籍を変え、産業スパイにする
日本のダムを破壊し、ウォータービジネスを支配したい政治家と企業の仕業。AN通信がダム爆破を阻止。他のダムが爆破。カンボジアの黒幕はAN通信の子。死んだと思っていた
情報屋の美女がイギリスの会社に寝返る。
AN通信のメンバーがプライベートジェットで帰国。そのジェットに電波障害装置を取り付け、殺害を計画。
AN通信の鷹野が機外に出て、機械を外す。海面に不時着。
イギリス企業を訴えずに支配する選択。
日本のウォータービジネスよりキリギスのウォータービジネスが目的。
考えるんだ。 たとえ1%でも、可能性があるなら。 晩秋の夜、突如ダムが決壊し、濁流が町を飲み込んだ。 死者97名、行方不明者50名を超える大惨事。 新聞記者の九条麻衣子は、被害を取材するうちに、決壊が事故ではなく大規模な犯罪である可能性に気づき、その夜に町を抜け出した土木作業員の男を探し始める。 一方その事件の陰で、AN通信の鷹野一彦とその部下・田岡は、ダム爆破計画を阻止するべく奔走していた。水道事業の民営化に金の匂いを嗅ぎ取った代議士や国内外の企業によるテロ計画の一部だったが、いつのまにか計画の全てが盗まれ、首謀者が正体不明の人物に入れ替わっていた!? 情報が錯綜し、混乱を極めるなか、九条麻衣子と若宮真司の出会いが、世間を揺るがす大スクープを生み出すことに……。 敵か味方か、嘘か真実か、善か悪か——!? 金の匂いに敏感な男女が、裏切りあい、騙し合いながら、真っ暗闇の“今"を駆け抜ける!
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最後の一瞬まで楽しめた。シリーズ3冊を通して、とても素敵な展開だった。読み終わってしまった事が、なんとも寂しい。もっともっとシリーズで読みたい。この3冊は、続けて読むのがおススメだなあ
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ミッションインポッシブルのような
テンポの良さと馬鹿力。
何カ国もを行き来するスケールの大きさは圧巻。
でも2作目が一番好きかな。
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大好きなシリーズの3作目。
血沸き肉躍る興奮のスパイ活劇。
鷹野は引退間近で田岡くんも立派になった。
どっちが味方で敵なのか、途中とっちらかっちゃって訳分からなくなったけど、不二子ちゃ…じゃなくてアヤコさんの蝶の如く舞い蜂のように刺す動きが素敵すぎて、もう敵でも味方でもどっちでもいいやって感じでした。
各国政府や要人、資産家を巻き込んだ中央アジア水事業の民営化権利の陣取り合戦。大変楽しめました。
そして懐かしき友情にも感無量。
引退後の鷹野はやっぱり、彼らと一緒に歩くのかな。
また彼らの活躍が見たいです。
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AN通信鷹野シリーズとは知らずに読み始めて気づいて、少し嬉しくなった。昔夢中になった大藪春彦や西村寿行を思い出した。こういうハードボイルドは楽しめる。
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産業スパイ組織AN通信、鷹野くんのシリーズ第3弾。
これで一応、完結なのか?なんとなくケリがついた感がするけど、もっと読みたいな。
ラストの一行が、すばらしく良い。
めちゃくちゃ重い設定でも、どっか人間味あふれる話になっていて好きなんだよな、このシリーズ。
鷹野くん、自由になれた、んだよね?