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すごくよかった…!
世の中には本当にいろんな人がいて、いろんな人生があるんだなと思った。この本の作者含め。
誰とどんな風にどんな話をして、それを通して作者がどう感じたかをすっきりかつユーモアにまとめていて、一本の映画を見ているみたいだった。
自分から肯定的に動くとこの世の中も思っているよりずっと面白いんだと思えて、明日からがんばる力がもらえるような本でした!
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なかなかにインパクトの強いタイトルなので、どんなキャラの濃い人が書いているのだろうと思ったら、プロローグに登場した筆者は、夫との別居が決まり、仕事もなんだかパッとしない、自己肯定感の低い女性だった。
本書は、ゼロから再スタートを切る彼女の「自分探しの旅」の記録であった。
いい年した大人が、突然仕事も何もかも辞めて自分探しをするのは結構イタイが、不満を抱えつつも仕事を続けながら休みの日などに新しい活動や出会いを求めていくのは良いと思う。
そして、人に会い続けて本を勧めていくことで著者の人生は大きく動き出し、新たな友人を得て、夫とは離婚し、転職も決まり、新しい街での新たな生活が始まる。
元・ヴィレヴァンの店長ということで、最近ヴィレヴァンがパッとしない理由もなんだか分かったり……。
プライベートな部分(夫との離婚理由や育った家庭環境など)は微妙にぼかしているが、その部分が非常に気になる。
そして、紹介されている本はほとんど知らない本であった。
私も著者に本を勧めてもらいたい。
東京の下町にお店を開いているそうだから、探して行ってみようか。
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読み終わって感じたことは、こんな風に自分も流れて流されて生きたいなと思いました。
本をすすめながら、結構な勢いで流れていくななこさんの1年間、とっても面白くてたまに声を出して笑うところもありました。
下心や欲望をオリジナルの表現方法でななこさんに突きつけ、無視される殿方のシーンは全て笑いました。
こんな風に思われているんだぞ。笑 と笑ってしまいます。
めんどくさいおじさんが食い下がるシーンもとても共感しました。
ステキな本です。
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年齢も近く本が好きという共通点もあってか性別が違うのに何故かシンパシーを感じながら一気にその日のうちに読み終えた。それほどどうなるのか自分ごとの様に先が気になる内容と面白さ読みやすさだった。僕は周りにいたら絶対出会い系危ないってと通り一遍のことをしたり顔に注意する著者からみて箸にも棒にもかからない詰まらない男だったであろうなと何の得もない苦い想像をした。ともあれ最終的に著者はこれからの人生を決める決断をした。こういう生き方をする人が日本のどこかに普通に生きているということがとても豊かで何と素晴らしいことだろうかとジンときた。これもひとえに本が出版されたから知ることが出来た事実。本にありがとうと言いたい。これからももっとたくさん読もうと思う。
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著者はヴィレバン,TSUTAYAを経て,女性のための本屋として話題のHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEの店長になった人。
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本が好きなことがきっかけとなり、出会い系サイトで出会った人にその人に合いそうな本を紹介するっていう風変わりなところから発進した花田菜々子のエッセイ。
続けていたら、いつのまにか自分の周りに関わる人も増えていたし、数分でこの人どんな人ってわかるような感じになっていた。
出会う人それぞれ変わった人が多いけど、実は自分のやっていることも案外へんてこなことだったりする。場合によっては、他者から見ると面白いと言われる領域になっていたりする。
本との出会いは人それぞれだし、特に縛られる必要もない。なんとなあく暇だなって思うときにも読めるし、半分真面目、半分不真面目にも読める本かな。
自分の好きな本を誰かに知ってもらいたい、読んでもらいたいって思うことがあるように。誰かから自分に合いそうな本を紹介してもらいたいってこともあると思う。
読みたい本がなく迷っている人にはライトな感じでとっかかりやすく、次に読みたい本も自然と見つかってきそうでおすすめ。
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本当にタイトル通り、内容。ちょっとエロい感じがあるのかと思ったらさっぱりなかった。中ですすめられている本がもう少し自分に刺さるものだったらもっと面白かったと思うけど、そうでもなかったところが残念ポイント。実際にこうゆう感じでおすすめしてくれる人がいたら、ぜひおすすめして欲しい。
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◯出会い系サイトで出会った人に本を勧めまくった
夫との別居を機にxというサイトを通してたくさんの人と出会い,そこで自分が今まで読んだ本の中からその人に合うオススメの本を勧めまくったという題名通りの話
仕事とお金と好きなことの関係性をどう考えて答えを出すか。
確固たる信念を持って、人と違う価値観を生きる人を見ると、なぜ元気になれるのか。
出会い系に対しての偏見、他にもたくさん実際と違う偏見を持ってる物事はたくさんあると思う。
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タイトルそのまんまの本。さらっと気軽に読める私小説。普段この手の本はあんまり読まないんだけど、うん、面白かった。
出会い系サイトが云々ではなくて、結局それぞれ好きなこと、やりたいことをするのが一番!という話。同時に、いつでも自分の立ち位置を確認するための客観性や謙虚さは大事。そしてあらゆることへの感謝。悲しいこと、不愉快なことも、意味づけして受け入れていく強さ。それらのバランス、が意識できれば、人生は楽しい!ということ。
なにより本への情熱と知識がすごい。「本」というものに対しての尊敬と好意がそこここに溢れてる。私も読みたい本いくつか見つかりました。ありがとうございます。こんな書店員さん近くにいてくれたらなあ、、、
多くの人にとっての命題「結婚か?独身か?」「仕事か?家庭か?」「出産とは?」「お金とは?」「働くってなに?」がいかに的外れなものかが分かる本。問題はもっと深くて近いところにある。怖くて辛いけど、自分と向き合って、自分を知らなければならない、そしてそれを続けていかなければならない、ということ。
読後感もさっぱり、私もぼちぼち頑張るかー、という気持ちにさせてくれます。よい本です。
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元ヴィレヴァンの店長で旦那さんと離婚というステータスの筆者が30分おしゃべりする出逢い系サイトに登録して本をおすすめしてみる、という試みなんです。
タイトルとあらすじだけ聞くと、けっこう異色というか、突飛な内容に見えるんですが、筆者が求めていたのは普遍的な心の繋がりであって、それがたまたまこの時代にこういう形取っただけなんだろうなと思います。そしてそれを本という媒体を通して模索したんだなぁと思うとグッとくるものが。
文体は軽妙で、仔細に話せばドン引きしてしまうようなイベントは簡潔にライトに仕上げてあります。
他なる体験談の読み物としても楽しく読めます。
当たり前なんだけど、いい人もいれば悪い人もいて。
それでも新しいところに飛び込んでいった筆者の行動に勇気をもらえるエッセイです。
自分もなんでもいいからなにかやってみよう、と思えます。
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「出会い系サイト」と聞くと今やすごく怪しいイメージがありますが、インターネット草創期だったら恋愛やエロ関係なくチャットや「ご〇〇さんを探せ」のようなそれこそ出会い系サイトの原型のようなサイトで出会った人とも同性・異性問わず楽しく過ごすことができた時代がありました。
当時のそれとは全然違いますが、当時の雰囲気を感じました。今はFacebook認証で多少なりともヘンな人かどうかを見分けられるようになっているんですね。
著者が出会った人たちもかなり個性的な方が多く、楽しく読みました。紹介された本のほとんどは未読だったので、興味を持った本はさっそくチェックしておこう♪
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ヴィレッジヴァンガードの店員だった本が好きな著者が出会い系サイトで会った人に、その人におススメの本を紹介するというストーリー。
本が好きな人は、あ、あの本だ、私も好き!という喜びがあるし、そうでない人もきっと引き込まれます。
人と接する中で、何が大切か、目の前の人の役に立つとか、出会えてよかったと思える時間を過ごすってどんなことなのかとか、ふっと問いかけてきます。
本を通して、色々な個性があって、それで良いんじゃないと語りかけてくれるような本です。
ここで紹介されている本も、マニアックだったり、偏愛だったり、キレイだったり、気味悪さだったり、色々な個性を持つ本。
よくよく考えると、こんな本が読まれるんだ。。。と思うよな本もたくさんありますもんね。
本を紹介することを通して、著者が行動力を手に入れて、会いたい人に会いに行く、一人一人と真摯に向き合う流れは、私自身にも問いかけているようでした。
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タイトルのとおりの話なんだけど、説明しようとすると面白くなくなりそうなのでやめておきます。僕も本を勧めてほしい。
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この本の内容自体は正直それほど面白くはなかったけれど、この本の作者はめちゃくちゃ面白い。
自分も本すすめてもらいたいもん。
でも、この作者とは仲良しにはなれないなーってめっちゃ思う。
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おもしろかった!
色んな人達との出会い、人間関係が
面白くて 切なくて。
勇気もらえるし 本読みたくなる。
花田さんにオススメ本紹介してほしー!!