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単なるノウハウ本ではない
そのへんは完全自殺マニュアルが単なるトンデモ本と違うのと同じだ
公共のものを使うことを富の再分配と捉えるなど鶴見済の本らしい
情報としてとても目新しいというわけではないがコンパクトにノウハウが詰まっていて楽しい本
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現代のお金至上主義、お金があれば何してもいい、どんどん買って、どんどん捨てて、たくさんお金を使う人がエライ、というような風潮がいやでたまらない
子育てや、楽しみはお金で買うんじゃなく、自ら作り出すような自助サークルを作ったりしながら模索しているけど、私の気持ちを理解してくれる人はほぼいないー笑
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貨幣経済との距離の取り方について終始書かれていた。「お金による繋がりより人との繋がりの方が精神衛生的に良いよね」という話をしつつ、貨幣経済が成り立つ前の社会においての面倒くささや危険性などにも触れていて、絶対的に正しいイデオロギーなんてものは存在しないということを改めて思い知らされた。
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鶴見済の新しめの本。
単に金をかけずにいろんな物をもらったり体験したりする方法の紹介だけでなく、社会思想的なことも含めての作品。
文章を書くのが相変わらず上手く、文体とかすごく真似している。伝わらなければ結局意味がないので。
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お金をかけずに楽しむ方法がたくさん載っていました。
結局人を頼るということなので、コミュ症には真似しづらいです…(人様の家に泊めてもらう、ヒッチハイクなど…)
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若い頃人生の書と心に決めたのが
カミュの『異邦人』。
それは今で変わらない。
人生のネクストステージにおいて
現在人生の書と思うのは
中野孝次の『清貧の思想』と
養老孟司の『無思想の発見』。
それに連なるものとして
phaと大原扁理の本がある。
この辺の発想は小池龍之介の『しない生活』や
玄侑宗久の『無功徳』などに
端を発している気がする。
朝日のアフロ記者だった稲垣えみ子の
本なども興味深く読んだ。
その流れのなかに必然的に
鶴見済の名前も上がってきた。
たしか『老後に備えない新哲学』を
書いた鷲田小彌太あたりだったろう。
pha、大原、鷲田そして鶴見済のように
現代的なお金をかけない生活を具体的に
意味を示して語ってくれる本は
非常に学ぶものがある。
先日待ち時間に図書館でphaの『持たない幸福論』
を再読した時意を強くした。
老莊や禅の話も好きで、並行して読むと
更に趣が深くなる。
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☆頭でっかちが鼻につくが、気にしないで読むとよい。
1.タダでもらう:ジモティー;メールが来るように設定。mixi:あげます&ください コミュニティ。Freecyle:アメリカ
不要品放出市 0円ショップ、不要品を回す店(もらうのも持ち込み自由、家賃はカンパ)。realy realy free market 、givebox(ドイツ)
2.共有する
自宅での食事会や飲み会。車の相乗り。
3.拾う
4.育てる
ネギ:白い部分は育たないが、葉は数年。しそ。ニラ。とうがらし(プランターは無理)。三つ葉、サンショウ。みょうが、ニンニク(秋買って)。
ハーブ:オレガノ、タイム、ローズマリ-、ミント、レモンバーム
リーフレタス、ルッコラ、水菜、ラディッシュ、小松菜、ほうれん草、春菊、ミニトマト
野草:たんぽぽ・ハルジオン・ヒメジオン・ツユクサ・ハコベ・ヤブカラシ:茹でてアクを抜く
よもぎ、雪の下:天ぷら
茶;柿葉、びわの葉、どくだみ、ミント、ローズマリー:陰干しで10分煮出す。
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本書「0円で生きる」では、資本主義の問題、また贈与交換のメリットなど実際の事例が挙げられておりとても興味深かった。
その中でも、「キャンプワークショップ」と呼ばれるものは、ぜひ挑戦してみたい。
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図書館で借りた。
ジモティーの紹介だったり、海外で泊まらせてくれるしくみだったり、0円でできる様々なツール・プラットフォームを紹介してくれる本。私はタイトルから「ホームレスが毛布を集めるためのテクニック」みたいなのがあるのかと思ったが、より一般的な生活の中での話だった。
とは言え、海外に行ってる時点で0円ではないだろうし、本を読むターゲットがブレてる気がしないでもない。
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この本は、行き過ぎた資本主義社会へのアンチテーゼなのだと思う。
この世界がこんなに不安で生きづらく感じるのは、お金への依存度が高すぎるのが一つの大きな原因だと私も思う。
それで、無料でできることを、この本ではたくさん紹介してくれているのだけれど、
知ってたこともあったけど、知らなかったこともいっぱい載ってて、あぁ無料でまたは格安でできることって、こんなにあるんだ…世界はまだ楽しいのかもしれない。
共有の話はとても興味深かった。過去にはいろんなものを共有していた人類が、個人所有するようになり、個人所有も頂点を極めた後(2000年あたり)、貸し出しの文化が先進資本主義諸国で始まっている。
ところが、私にとって最大のネックになりそうなのは、私は人間関係にかなり苦手意識を持っているということだ。
結局、お金を使って、あまりまたは全く人と関わらずにいられた方が、気持ちが楽なのです。多分そう思う人がそこそこいて、それで世界がこういう流れになってきたのではないか。
第五章「助け合う」には、昔は人々が助け合う仕組みがあったのだけどそれにはデメリットもあったとある。
そこで現代では、一方的・慈善的な「ボランティア活動」が多い。ここには自らが助けてもらう権利はない代わりに、助ける義務も長期にわたる人間関係もない。
あとがきより;
人づきあいが大変になってしまう人、特に気を遣いすぎる人は、無理してまでそれをやる必要はない。ただでさえ学校や職場の人間関係が濃すぎる社会なのだから。自分が生きやすくなることを何よりも優先するべきだ。個人の生きづらさを減らすことが最も大事だとは、自分が言論活動を始めた九〇年代の当初から言い続けていることだ。
自分が苦しくない範囲で、ならば、私にもやってみたいことがいろいろある。
Airbnb(カウチサーフィンは自分にはハードル高すぎると思うので。)
WWOOF(ずっと前から憧れだけど私のような中高年にもできるのだろうか?)
海外ボランティアもできればやってみたい…
家庭菜園(ネギ、ニラ、トウガラシ、三つ葉)をやりたいな♪
あと、自然からの贈与として、木や花、野鳥、景色などを眺める、というのも、すごく素敵な時間の過ごし方だなぁ、と思った。
ところで、老後の不安は貯金では解決しないと思う(そもそも貯金できないという事実は棚に上げておく)。そこで、私は「きぼうのまち」に寄付をすることにしました。
https://www.houboku.net/pj/kibou/
もし今後、お金が無いなどの理由で生きていくのが難しくなったら、ここに行けば大丈夫っていう場所を作ってもらえたら、それはめちゃめちゃ安心なことだと思う。そのために少額ですが寄付します。ほんとに少額だけど。
P.S. この本の作者さんって「完全自殺マニュアル」の作者さんだったのか…(^^;なんかイメージ違うけど。
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「お金がない」と嘆いている人は嫌いです。
病気とかやむを得ない事情がある方はともかく。
嘆く前にこの本を読め。
そして、頭を使ってほしい。