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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
あまりにも史実を無視したストーリー展開にイライラしましたが、この最終巻はよかったです。芹沢鴨を暗殺し、新選組分裂し、そのなか、沖田と土方がおそらく今生の別れを……。
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土方さんがカッコイイ…!土方さんて骨太なイメージがあったので、この漫画の超美形な土方さんは「?」と思ったのですが、もーそんなの無関係にかっこいい。総司みたく、ずっと我侭いうまいと我慢していた糸が切れて「最後まで一緒だって言ったじゃないですか!」と裾に取り縋りたくなること請け合い。え〜、腐としては二人にもっとどうにかなってほしかったのですが… しかし心は繋がっていた、ということでOKということにします!(誰だ)
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少女漫画、そしてなんか都合良い気がするのに、感動。
土方さんと総司のやり取りとか、総司とこよりの最後とか・・・。
土方さんと蓉姫とのやり取りも悲しい・・・!!
引き際がまた、なんとも言えず泣かせます。
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青春の1ページという作りで、泣けます。
沖田と土方の別れのシーンは傑作。
西洋もの全盛期の時代にあって、ある意味、時代を先どりした作品だったと思います。
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不覚にもマンガで泣いてしまった、久しぶりに。
新撰組ってそもそも泣かせる題材ではありますが、鴨を暗殺したあたりからどうしても暗く重くなっていく。
そこをどう描くかが、作家それぞれの想いと工夫と力量の生かし所なのだろうな。
総司が戦場に向かう歳三を、弱った身体で追うシーン、哀しかった。
もう生きて会うことはないだろうとわかっていて、希望を捨てずお互いを思いやり笑って別れる。
現実ではできないからこそ想像の世界で鮮やかに描ききった、この時代(幕末ってのもそうだし70年代というのも)ならではの作品。
最後まで摩利と真吾の原点だなあと思う作品だった。
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でこねぇさんが、雑談部屋で、とってもいい言葉を教えてくれた(笑)
使わせて頂きます。
そう、幕末って「青春グラフィティ」なイメージがあって、そのイメージの源流は、どうやらこの「天まであがれ!」のようです。
「いよいよさいごの決戦ですな。うでがなりますな、あっはっは」
もうそこは死地だと知りながらも、なんともあっけらかんと、なんとも明るくそこに赴こうとするするその矜恃、そして、そうとしか生きられない透明な悲しさ。
それは、やっぱり今の価値観でははかれない、はかってはいけないものがあるのだと思います。
少なくとも、物語のなかだけは。
彼らは、その時代、たしかにそこを駆け抜けたのです。
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上下巻合わせての感想。
熱き思いで、真っ直ぐに生きること。
不器用だろうが、周りがなんと言おうが、思いを貫く強さを持つ人は美しい。時代に翻弄されながらも、懸命に青春を生きる登場人物達に、涙と拍手を送りたい。
総司とこよりのシーンでは、読む度にボロボロ泣いてしまいます…。新選組を題材に、こんな素敵な作品を作り上げた木原敏江先生は、天才!深い愛を感じます。いまは様々な新選組の漫画が出てますが、やはり定番はこれです!