赤毛のアン みんなのレビュー

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投稿者：弥生丸　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

安野光雅さんの可愛いカバー絵に惹かれて即購入。実はこの物語を児童書でしか読んだことがなかった。本編を読了して、清々しい読後感を得た。

アンの瑞々しい感性が不幸な生い立ちに歪められないのは奇跡的である。生き生きとしたこの少女は、孤独に暮らしてきた初老のカスバート兄妹を忽ち魅了してしまう。アボンリーの自然描写も素晴らしく、きらめく湖やシラカバの道の美しい風景が目に見えるようである。

更に、安野光雅さんの挿絵がふんだんに施され、目のごちそうである。岸田衿子さん訳の文章も流れるようで読みやすかった。いつまでも刊行されてほしい一冊である。

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投稿者：pope　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタばれあり。
孤児だったアンがマシューとマリラのところに引き取られて成長していく姿を描いた永遠の名作です。
想像の翼は素晴らしい。