紙の本
えじきしょん
2018/10/07 14:28
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
えじきしょんを呼んではいけない。興味本位で、読んでしまったことから恐怖が始まります。独特な世界観で怖かった。
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「どんぶりさん」とか「ドロリンチョ」とか、ふざけたネーミングに思えてだけど不気味な語感のあれやこれやを生み出してくれたこの作家さん。今度は「えじきしょん」ってまた謎な言葉を……しかし「硫酸かけかけマン」はあかんでしょ。どう考えても笑うしかない。だけどこんなん来られたら……怖い、というか嫌だ!
えじきしょんに溶かされ、次々行方不明になる人たち。えじきしょんがやってくるための条件と、助かる方法。はらはらどきどきの止まらない王道ホラー展開に一気読み。あの謎めいた歌も好きだなあ。
そしてとことん邪悪なあれやこれや。ふざけているように思えるけれど、しっかりホラーだなあ。しかしそれにしても、「最恐スポットナビ」がやばすぎる……!!!
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ライターが、連続失踪事件の関係者の話を聞く機会を得る。彼女の話は、ある島で化物を呼び出してしまったために仲間が不条理に殺されたという突飛なもので。疾走感に満ちた快(怪)作ホラー。
作者のモンスター造形とネーミングは毎回独特ですが、今回は、群を抜いてすさまじいですね。土着的怪異と思えぬその造形もセリフも。
モンスターの設定や背景には斬新なものがある。まさか◯◯産の妖怪だか呪いだったとは。助かるためにルールを守る展開も悪くない。ルールがだんだんわかってきて希望を持っては落とされて。
まあ設定は雑なんですけどね。勢いに任せて盛ってないかという感じ。不条理を不条理と受け止めろと。情報積み上げからの納得感はそもそも放棄して、ゲーム的鬼ごっこ感を楽しむことに重点を置いている割り切りが、サバイバル感と絶望感を加速させているのだ、たぶん。
ていうかライターは手記も録音も残さずにああなってしまったら、誰がこれ記録したんだと思ったけど、まあライター視点だから別にいいのか。よいよね。
一気読みで楽しもう。
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とても読みやすい文体でスラスラ読めます
今までのどんぶりさん、ドロリンチョからの硫酸かけかけマン!作者のネーミングセンスがとても面白いです!
面白いけど、やっぱり怖い
今回の作品はオチもよくて、後味悪い感じがすごく良かったです
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その1
東京の中学生におすすめ、だそうです。
がちゃんずコレクション。
2022/11/10 更新
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了児以外の皆が「えじきしょん」って呼んだから、硫酸かけかけマンに襲われた。
ただ、了児がオカしくなって・・・襲われたけど・・・・・・・秋乃まで・・・・。
それに、関係ないけどさ・・・・・りた!!?
『最怖スポット』なんて読んだら夜葬のアレに追っかけられ・・・・・・・・てないんだよね。
横森店長が「スマホのナビが勝手に起動して自分のところにやってくる」ということに対して都市伝説になってるけど・・・・どういうこと?
もうあの連鎖は終わってるってこと?・・・・・それは置いといて、皆生きててほしかった。