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格闘技とは似て非なるものである、『武術』。ルールが存在する格闘技とは異なり、実用的かつ論理的に、時には欺いて相手を倒す武術の秘密を、物理学から解剖学まで、色々な科学的視点から探った、好きな人にはたまらない本。
武術に被せられた「秘密」という名のベールを剥がし、ソレが無根拠な噂や創作作品による誇張やまやかしややらせなどではなく、あくまで弛まぬ修練の産物である「技術」であることを、素人にも理解し易いようにできるだけ図を取り入れ、苦心しながら解説している。惜しむらくは、これが「書籍」であるために、読む者に説明が伝わりきっていない感がある。これはぜひ「映像作品」にしてほしい解説書だ。
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著者のこういう理論があるからきっとこれが武術の理論になってる!俺は経験者だからそうなんだ!って感じがして納得感がないです。科学をうたうなら科学的根拠を提示してほしかった。もっと科学ごりごりの人に研究してほしい。甲野さん派のやってることは悪いことじゃないと思うけどなかなかしっくりくるものがないなぁ。
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<目次>
第1章 武術とは何か?
第2章 打撃の科学
第3章 剣術・居合の科学
第4章 武器の科学
第5章 歩法・体さばき・感覚を欺く科学
第6章 崩しの科学
第7章 気・心の科学
<内容>
科学者による武術などの科学的分析。物理学の力関係の図などはわかりやすいとは言えなかったが、これはこの本の(多分シリーズの)構成の問題で、もっと詳しく述べた方様子がわかる。もう少し丁寧に書いてほしかった(これは編集へ)。最終章などは、科学を超えた部分である意味一番おもしろかった。
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最終章の気についての話は面白かった。
筆者が腰痛と腹痛を治すために半信半疑で気功の本を読みながら実践していると、自分の手から気がでていることにきづいたという話は嘘やろと思った。気功協会の会長にも相当な気が出ていると言われたらしいだから、筆者気は存在すると確信したらしい
武術について科学的に書いてるほんかなとおもっていたけど、最終的に筆者の経験から理屈を作るという納得できない感無理矢理感が、面白かった
武器は科学的に検証してると思った
筆者が最後の最後で悟りを開いてしまうってことが笑っちゃう
ちなみに悟りとは問題が起こった時、何一つ解決策は見つかっていないが、いつの間にか悩みから離れ、生きる意欲が湧いてくるっていう状態らしい やばい強すぎる 悟りてぇとおもった。
筆者の武術奥義の科学って本も読みたくなった
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読了。イラストもあり、すらすら読めるかと思ったが苦戦した。武術に興味はあるが、やったことがないので、なかなか読み進めなかった。打撃などを科学的に掘り下げて解析した本である。気の話もあり、科学だけで解明できない話もあった。武術の達人が世の中を指導すれば、世の中、平和で幸せな世界になるのではと考えたが、平和過ぎると人が成長できないので、神様がわざとそのようにしているのかと思った。この考えも平和ボケした人の考えることなのかなと頭の中が混乱する。
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【文章】
とても読み易い
【ハマり】
★★★・・
【気付き】
★★★★・
武術の動作が力学的に説明されていてわかりやすい。
・仕事も含めた日々の行いを、心を込めて行うことが悟りへの近道
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打撃系の武術や刀剣・弓矢などの物理の話が8割、脳生理学的な話が1.5割で最後の5%が、精神的な話というか唯物論では説明できない何かについて書かれています。サイエンスの本というよりは、サイエンス系の雑学本というところでしょうか。
また、見開きの右側のページに、図解というか漫画・イラストによる解説なのですが、これが無駄にといったら失礼だが、妙にかっこいい!
ふ~ん、と思いながらパラパラみましたが、むしろ最後の5%が惹かれました。
現代の科学では説明できない現象もあります。そこにこそ発見やイノベーションがあるんだなーと思いつつ閉じました。