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<目次>
まえがき シーラカンスになりたくないなら
第1章 日本、国として歩み出す
第2章 秩序なき世の申し子、武士の大躍進
第3章 実力主義から身分社会へ
第4章 敗者の理性と勝者の興亡
第5章 すがるべき原理の喪失
<内容>
安定の野島先生の本。日本史のどこが大事で、何を教えるべきかが示されているし、そのポイント部分もきちんと押さえてある。
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読み応えあり!でも読みやすい!歴史はおろそかになってしまった私ですが、良い復習になりました。大人になってから「とりあえず、日本の歴史を勉強し直したい」という方にオススメです!
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年令を重ねて読む歴史は、ミステリー小説の謎解きのような面白さがある。事件の真相に迫る、あのドキドキ感に似ている。「今日の日本社会がこうあるのはなぜか」、そんな謎解きに迫っていくのである。
著者は予備校講師で、林修氏も認める野島博之氏。受験生に日本史の神と慕われているらしい。
読後の感想は、「よくここまでストーリー仕立てられたな」と感心した。あとがきによると、教え子3人組による面白い歴史を目指す純粋な熱量によるものだった。
歴史は生き物のように進化し変化する。それがこの本による発見だった。
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今更ながら、高校の歴史の教科書は処分せずにとっておくべきだった、と後悔している今日この頃。歴史小説や歴史マンガ、「悪の歴史」シリーズを読みだしてから、よりその思いが強くなってます。どうして、引越しで処分してしまったんだろう。
そんなことが頭の中にある中で、本屋ぶらついてたら発見。
話し言葉なので読みやすくていいです。世界史のほうでも、同じように出してくれないものでしょうか。
学校の歴史の授業は古代から現代まで一連の流れをやるのもいいけど、それとは別に、明治維新から後だけ教える「近代史」の授業があってもいいと思う。
日本とアメリカが戦争をしてたことを最近の若い人は知らない、という苦言が言われて久しい世の中。授業で近代にかかってくると年度末になってるから、駆け込みになるからですよ。
知らないというか、授業内容覚えていないという話だとは思うんですがね。
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古墳は残土処理の公共事業の意味合いをもつ、鉄砲がなかなか普及しなかったのは、一騎打ちでなければ誰の戦果かわかりにくいから、など高校生の時に考えてなかったことを教えてくれた。
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古代日本から現代日本までの成り立ちを綴った書であり、教科書とは違う引き込まれるような文章は人気塾講師ゆえといった所。
こうして大人になってから歴史を眺めてみると、『単一民族・国家』や『大量生産方式』は近代の概念であり、敗者の理性や、挑戦する心、大風呂敷の精神が失われつつあると感じる。
やはり満たされている、安穏とした空気がそうさせるのだろう。
日本の歴史を眺めて、俯瞰的に顧みるきっかけとなる本。
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素早く読めた。すなわち、内容は薄い。すっと理解できるような書き振りではあったが、太字だけを拾い読みする程度で十分な気がした本。
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歴史を楽しむのは流れと新たな知見
古墳は実は稲作が進んだ土地改良の残土処理を公共事業化したものというのを、ねずさんの動画で見たけど嘘だぁと思っていた
こうして別の本にも書いてあると少しなっとく
イズレニシテモ権力を見せつけるモニュメントであり、少し時代が下がるとより高度になり仏教寺院が氏寺として勢力を見せつけるシンボルになる(と思う)
大陸の軍事力を意識しないと日本は進歩が無いのか、大和政権の時代から飛鳥時代まで同じ様な展開だ
冠位十二階なんて最初の遣隋使(600年)が恥をかいたから慌てて整備したものだろう
後世のものかとも思ったけど、別の本によれば隋書に記述があるらしい
冠位十二階は中間の立場の人が貰うモノで、蘇我氏などの大豪族は対象外
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有名予備校で人気を集めるカリスマ講師による特別講座。古代から平成までいっきにわかる。古墳が作られた理由は残土置き場だった…など定説を覆す最新の研究理論も豊富に含む。詳細→
http://takeshi3017.chu.jp/file8/naiyou29601.html
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紀元前から現代までをわかりやすくストーリー仕立てに追っていく日本史の入門書。
私は諸事情により日本史も世界史も学生時代に勉強してこなかった。日本史も中学受験時の知識しか持ち合わせておらず、その時は歴史は暗記するもので、その裏の事実やエピソードはほぼ無視していたように思う。
ただ、この本を読む中で、歴史が政治、経済、そして国内外の権力争いや混乱から成り立っていることをまざまざと思い知らされた。その中でも、生活水準として重要視されていた米から土地、銀、金など時代によって価値があるものとされていたことが政策ひとつで変わったり、中世の家族内の殺し合いなど、現代じゃなかなか想像つかないことも事実としてあって発見が多かった。あと、勝海舟や坂本龍馬のように、武力ではなく交渉を通して世界を変えていた人たちもいて、歴史上の偉人に憧れる人が多い理由もなんとなくわかった気がする。
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自分が高校までに習った歴史は、物語ではなくポイントを暗記していただけなのだと気付いた。
もともと苦手意識がある歴史について、読んでいてもピンとこないキーワードはたくさんあったが、大体理解できたと感じるし、歴史って面白いんだなぁ、こうして現代が形成されたのかと考えると過去の人々の努力の賜物で今があると考えさせられるきっかけであった。
もっと理解を深めていくために、別の日本史の本も読む!
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今のは日本が成り立つまでの歴史の流れを一冊で学ぶことができた。
何度も読み返して、『日本』の理解を深めたい。
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各章の中で細かく設定されたテーマに沿って、歴史的事象が説明されている。断片的な知識が繋がるような作りであり、まさに学び直しを目的とする人を対象にした本。ページ数も少なく、空き時間にさっと読める手軽さがとても良い。
日本史をしっかり学んだことがある人には物足りないかもしれないが、そのような人は本書のターゲットではないのだろう(はしがきにもそのような内容が書かれている)。
所々著者の政治心情のようなものが垣間見える気もするが、気になるほどではない。
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古代から現代までの日本の姿を、トピックごとに繋がりや重大事件などを取り上げながらストーリー仕立てで語る一冊。
一つ一つの出来事の扱いは小さいものの、なぜ起きるのか、どう変わるのかの繋がりがわかりやすく、読みやすかった。
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歴史のなぜが落ちてきた。いまの分断、危ういナショナリズムがせんでつながりつつある。征韓論がポイント、欧米は市場をもとめる、露も凍らない市場。不平等は無知ゆえ。戦争は是。その流れで暴走をよめ。