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この類の本を手に取る機会は、自分がまだまだ書き手として足りていないということを自覚して初めて訪れるわけで。もっと早くても良かったんじゃないかと思いつつ、一生気付かないよりはマシかなとも思ったり。
教本にあまり興味が無かった理由の一つに、偉そうで堅苦しいことばっか書いてあるんだろうな~……ってのがあったんですが、この本は最初から最後まで語り口調で書かれているのでとても親しみやすい。シナリオを書く上で注意すべき点だったり、自分がなんとなく気をつけていることが言語化されてたりするので、とても分かりやすかった。
しかしこれ、去年の夏頃買った本のはずなんですがね、何故読み終えたのが今なんでしょうかね。
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・ログインに皮肉が含まれているか。
・「なぜやったのか」を深堀りして作品にする。
・原始的な動機があること。
・スピルバーグ監督はマスコミを入れなかった。
ETは家族だけの秘密にした。
そうすることで視聴者との共感を勝ち得た。
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脚本は脚本でもだいぶ映画寄り。
1本の映画がどのような要素から生まれているのか種明かしをしてくれる。
あのシーンはそういう意味だったのか!という気づきがいっぱい。
純粋に映画をただ楽しみたい人は読まない方がいいかも。
具体例で挙げられている映画をほとんど知らなくて教養の浅さを実感した、まとめてリストアップして少しずつ鑑賞しようと思う。
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映像関係で働いていた友だちと映画の話をしていたらこの本の名前が出てきて、今のハリウッド映画は基本的にほとんどがこの本の仕組み通りにできているという話を聞いたので、映画の仕組みとははたして、と思い読んでみた脚本術の本。こういう本は読んだことがなかったのですごく興味深く読めたし、なるほど思い起こせばそういう感じにできてるかもと思ったり。これを頭に入れたうえで、ますます映画を見たくなる。
以下、要点抜粋
どんな映画なのか、一行で説明できるようにする。
一行で読者の心をつかめないようなストーリーは聞くまでもない。この一行がログラインと言われる。
良いログラインには4つの共通項がある。
まずは、皮肉があるか。次に映画の全体像が見えるか→読み手の想像力をかき立て興奮できる内容か。 その次に、ターゲットや客層が明確か。 そして最後にインパクトのあるタイトルか。良いタイトルに不可欠な要素はストーリーを象徴するような言葉かどうか。
どんな映画なのという質問に答えるには、なにについての映画か、誰のための映画かの明確化と、作品の雰囲気、展開の可能性、登場人物のジレンマ、登場人物のタイプについても簡潔で説得力のある説明が出来ないとだめ。
脚本を作るとき、どんな映画に一番似ているかを考える。
映画の脚本的なジャンルは10個。
1、家の中のモンスター
→モンスター、家(制限された空間)、モンスターを倒したい人間、これが揃っていると原始人にでもわかる話になる。
2、金の羊毛
→主人公が何かを求めて旅に出るが、最終的に発見するのは別のもの=自分自身というストーリー。 絶対に欠かせないのは、主人公が旅の途中で人々と出会いいろんな経験をするということ。それが主人公を成長させる要素。重要なのは物語で起きる出来事ではなく、それが主人公にとってどういう意味を持つか。ストーリーは出来事で動くのではなく、出来事から主人公が何を学ぶかで動く。
3、魔法のランプ
→昔から人間は〜があったらいいのに!をつぶやいている。願いの代わりに呪いが叶うパターンもある。主人公はひどい扱いを受けていることが多く、だからこそ観客は主人公の願いが叶うことを祈る。けれど観客の性として、成功し続け始めるとそれが鼻に付いてくるので、最終的には普通の人間でいるのが一番だと気づく。そして最後には一番大切なことを道徳に適した行いをすることという教訓が用意されている。
4、難題に直面した平凡なやつ
→どこにでもいそうなやつが、とんでもない状況に巻き込まれる。主人公が観客と同じ普通の人間であることと、勇気を振り絞って解決しなければいけない問題に直面したということ。
5、人生の節目
→モンスターが主人公に忍びより、主人公はその正体に徐々に気づき、受け入れることによって最後は勝利を収める。
6、バディとの友情
→最初はお互いを嫌っているが、旅をしていくうちに相手の存在が必要で二人揃って初めて完結した1つになれるとわかってくる。そうは気づいてもコイツがいなきゃ���メなんだとかまだ受け入れられない。葛藤が生じる。結末近くになってくると連れ添ってきたバディと喧嘩になり、あばよ!となる。ただしこれは本当の別れではなく、お互いなくしては生きていけないことを再確認するためのきっかけ。最後はふたりで覚悟を決める。
7、なぜやったか
→観客の心の闇へと連れて行き、スクリーン上の探偵が観客の代わりに謎を解くかに見えるが真相を突き止めてるのは観客自身だということだ。観客が集めた情報をもとに自分でその真相を明らかにして意外な結果に衝撃を受ける。俺たち人間はこんなに邪悪なのかと問いかける。
8、バカの勝利
→負け犬のバカに対してバカが抵抗する大きな権力が存在する。アウトサイダーが勝利することが醍醐味。
9、組織の中で
→主人公は自分の組織に誇りを持つ一方で組織の一員として生きるための自分らしさを失うという問題を抱えている。個人よりも集団を優先することの是非を描いたりもする。新しく組織に入ってきた新人の視点で語られることが多い。
10、スーパーヒーロー
→人とは違うという事はどんな事か、独創的な考え方や素晴らしい能力を妬む凡人と向き合わなければならないとはどういうことかを観客が共感できるように描く。誤解されたり周りから理解されないヒーローの苦しみに共感している。
主人公を含んだ完璧なログラインを書くために。
1、主人公を描写する的確な形容詞
2、悪役を描写する的確な形容詞
3、人間だったら誰でも共感する原始的な目的
主人公は
1、設定された状況の中で一番葛藤する。
2、感情が変化するのに1番時間がかかる。
3、楽しんでもらえる客層の幅が一番広い。
主人公には原始的な動機があるかが大事。
→動機は原始的でなければいけない。人間は本能的で原始的なものに心を動かされる。根本的な欲求は万人の心を掴む。
特定の俳優を想像して脚本を書くのではなく、典型的な役柄を考えながら書くと配役はうまく行く。
主人公は最大の葛藤をし、
感情面での変化が最も大きく、さらに誰もが応援したくなる動機を持っている。
脚本を分解すると15個に分かれる。
オープニングイメージ=映画の第一印象でファイナルイメージと対になるもの。
テーマの提示=冒頭5分で登場人物の誰かが問題提起したりテーマに関連したことを口にする。
セットアップ=脚本の最初の10ページで冒頭の10分。登場人物の特徴や後に起こる問題の原因となる行動も提示され、主人公が最後に勝つためにはなぜ、どのように変化すべきなのかが示される。主人公に必要なものや欠けている部分がある場合もここで見せる。
きっかけ=110ページの脚本なら12ページに持ってくる。
悩みのとき=脚本の12ページから15ページに来る部分。何かしらの疑問を抱く。
第一ターニングポイント=25ページで起こる。1幕と2幕の変わり目。古い世界を出て、正反対の世界に進む瞬間。主人公ははっきりと明確な意志を持って次の段階に進まなければいけない。
サブプロット=30ページから始まる。観客にとっては息抜き。ラブストーリーであることが多い。
お楽しみ=お約��部分で一番おいしい部分。
ミッドポイント=いきなり危険度がアップする。対を成すのはすべてを失って。
迫りくる悪い奴ら
すべてを失って=ミッドポイントの絶好調とは逆の絶不調状態であるが、それはみせかけの絶不調で最悪の状態は一次的なものではあるが死の気配が漂い、主人公の人生はめちゃめちゃになったように見える。
心の闇=徹底的に打ちのめされたあとの悟りのシーン
第二ターニングポイント=解決策が見つかる。
ファイナル=教訓を学び、主人公の直すべき点が直り、メインプロットもサブプロットも主人公が勝利して終わる。古い世界は新しい世界へと変わり、新たな秩序が生まれる。主人公が勝利しただけではなく、世界が変わる。
ファイナルイメージ=オープニングイメージと対を成す。
観客が主人公を好きになるように配慮する。=セイブザキャット
話し詰めすぎはダメ。アイディアを積み重ねてもろくな事はない。シンプルなほど良い。アイディアは一回に1つだけ。
危機は今そこにないと駄目。
映画の登場人物はすべてストーリーの中で変化する。唯一変化しないのは悪役だけ。
ストーリーは速度や複雑さを増しながらクライマックスに到達しなければいけない。
肝心なことは観客を感情的にヘトヘトにさせること。あらゆる感情を働かせ、経験させる。
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シナリオに興味があるわけじゃない。
でも、魅力的に感じるタイトルだった。
飛ぶように読める。
読みやすいかわりに、不思議と残らなかった。
私がシナリオを描く人だったら、もっと響いたんだろうか。
ちょっと残念。
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脚本が書けなくなって困っていたのでとても助かりました。
語り口も軽快で読みやすいです。
もっと早く読んでいればよかったです。
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面白かった!
映画のストーリーから固有名詞を省き、抽象化してプロットだけを抜き出すと様々な映画の共通点がみつかる。
「読んでいない本について堂々と語る方法/ピエール・バイヤール著」でもあるように、批評においてはその本が他の本との関係性における立ち位置を知ることが大事なのだから、ストーリーを抽象化することはまさに批評につながるのだ
ダイ・ハードとシンドラーのリストが同じプロットだなんてなぁ。
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「脚本術」とあるが、規模こそ違えど、プレゼン資料や読書感想文にも活用できそう。脚本家だけでなく、ビジネスマンや学生も一読の価値あり。
全体的にシニカルな口調でさらっと読めるし、映画の名前もたくさん出てくるので、映画評論的な目線でも読めるかと。
各チャプターには練習問題があるし、後半は完全に脚本家向けと感じた。
以下参考になった箇所。
・ログラインを最初に考える
→どんな映画なの?を簡潔に一行で表現
皮肉やパンチが効いているか
観客層が想定できるか
実際に興味を持ってもらえるかテストする
・共感できる主人公であること
主人公は最後には成長すること
・構成を考えてから描き始める
→ブレイクスナイダービートシート
・ボードにシーンを書き出して全体を可視化する
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めちゃくちゃ目新しいことが書かれているわけではないけれどぼんやり考えていたことがちゃんと体型立てて書かれていてとても助かる。
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2021/2/11
本書は映画には10個のテーマの型と15の構成要素があると言う。型と言えばプロップの物語論が想起される。彼は、物語は31の機能から構成されていると言うが、これらの型や構成要素はそれぞれに31の機能が内包されていると考えておけばいいだろうか。
こんな風に考えると、物語は型から構成され、その型も更に細かい型から構成されていることが分かる。著者が物語を科学的だと認識しているのにも納得がいく。(また同時に物語を芸術的だと捉えているが、型の中でいかに主人公、時間、展開などを転がすかという創造的営みのことを言っているのか?)
また当たり前だが、著者は映画の鉄則を「語るな、見せろ」だとしている。登場人物にダラダラ状況を語らせずに、映像で1発で見せろ、と。これは意外にも盲点で、僕は「ながら」で映画を観ることが多く、観ることに意識を集中させていなかった。この一言には姿勢を正された。
このような映画に関する技術だけに留まらず、物語一般に落とし込むできるので文学にも応用が効く。
例えば…
・登場人物がプリミティブな欲求(生き延びること、愛すること、セックスすることなど)を持っているか?
・主人公に共感してもらえるか(鑑賞者一般と同ステータスの人間など)
・欠損→取り戻す 回復を目指す
・セットアップの段階で伏線も散らしておく
・全てを失う段階では、何らかの死の気配を感じさせること
などなど。
ただ一点、映画の鑑賞者は現実逃避を求めているという前提には疑問だ。鑑賞者は映画を通じて自己の現実を直視すべきで、現実から逃避させるような作品は商業的価値にしかなり得ない。
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映画監督になりたかった子供の頃を思い出し購入。全ての映画は特定のジャンルに分けられるなど、衝撃的な内容が多かった。脚本を書く上で、同じジャンルからヒントを得る考え方は納得感が高かった。これから映画を見る際は意識してしまうと思う。映画だけでなく、仕事での発表方法にも活かせそうな点が多かった。
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ハリウッドの作品って、中には嫌いという人もいるけれど、私は逆で、どの映画も毎回すごくよく出来ていると心から感心する。
日本映画を見てると眠くなって飽きちゃったり、感情移入できずに終わることも多いのに(すいません、でも事実)、ハリウッド作品にはそれがほとんどなくて、逆にこんな作品で泣くー?ってくらい毎回大泣きしたり大笑いしたり。
絶対に、海の向こうのあの国には、何か脚本を書くマニュアルとかシステム的なメソッドが確立されているはず!! そうじゃないと、こんなにいくつもいくつも長期にわたって継続的におもしろい作品が量産され続けられるはずがない!
…などと思って、その答えがほしくていろんな脚本術の本を読んだけれど、今まで私が読んだ中では、納得いく答えがなかった。
しかし、やっと、そういうことが書いてある本を見つけた。
絶対あると思っていた。何ページまでに何を書いて、何ページでこういうシーンを入れて、と細かくマニュアル化した本。
それがこの本です。
読み物としてもおもしろかったし、その理論はとても説得力があるように思う。(といってもあくまでも私は映画を見る側なので、受け取り手として感じた説得力ですが)
印象的だったのは、ミッドポイントが必ず45分で訪れる、というのを著者が発見したエピソード。なかなかすごい発見だと思った。
今まで見た映画を思い浮かべても、確かにだいたい1時間くらいでそういうシーンが来る。
そしてそのタイミングは110ページの脚本では55ページ目に来る、という著者の主張にもなんとなく納得。少なくともハリウッド映画を見る時にわたしたちが期待している物語の起伏は、映画のジャンルにかかわらず、大まかにはそのような形になっているように思う。
きっと太古の昔から、人類は「物語を語る」という行為のテクニックを実地で磨いていって、その到達点の一つがハリウッド映画なんだろうなぁ。
ミッドポイントだけじゃなくて、映画は四幕になっていて、それぞれの区切り(第一ターニングポイント、第二ターニングポイント)が来るタイミングも、基本的には決まっている、というあたりになってくると、統計学の箱ひげ図をほうふつとさせられて興味深かった。
ミッドポイントを挟んだターニングポイントは、中央値を挟んだ第二四分位数と第三四分位数みたい。
今後は映画よりも海外ドラマが主流になるんじゃないかと私は感じているが(映画は今の二時間ドラマか、テーマパークのアトラクションみたいな位置づけになるのではないかしら、などと勝手に予測)、その海外ドラマも、一つひとつのエピソードに、やっぱり同じように型があると思う。でも、映画とは時間の尺が違うから、ちょっと違う型。
ということで、次はこの本の海外ドラマ版みたいなのが読みたいな。
私の体の中のエンタメ時計は、もはや映画じゃなくて海外ドラマに合わせてしまっているような気がするので。
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売れる脚本には法則がある。芸術特に時間芸術と言われているものは一定の「型」が見られるが映画脚本においてもそれがあるということである。「三幕構成」が有名だが本書が提唱するのが「BS2(ブレイク・スナイダー・ビート・シート)」である。
BS2は以下で構成されている。この構成がキモである。構成を作った人が「脚本家」として印税を手にできるのだそうだ。また全体を110ページとした場合は下記の長さはほぼ決まっており、業界の人はペラペラとめくって見るだけで良いものかどうなのかの判断ができる。ベンチマークの意味あいもある。なかなかシステマティックである。
1.オープニング・イメージ
2.テーマの提示
3.セットアップ
4.きっかけ
5.悩みのとき
6.第1ターニング・ポイント
7.サブプロット
8.お楽しみ
9.ミッド・ポイント
10.迫り来る悪い奴ら
11.すべてを失って
12.心の暗闇
13.第2ターニング・ポイント
14.フィナーレ
15.ファイナル・イメージ
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「売れる脚本のつくりかた」を細かに分析し、体系化した良書。
ビジネスへの応用可能性の高さはもちろん、単純にいち映画ファンとしても膝を打つ内容がふんだんに盛り込まれていて、タイトルによらず幅広い読者層におすすめな一冊。
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・売れる脚本のコツ
→ 一行 (ログライン)でどんな映画か明確に答えられる。
↓
ログラインに必要な4つの要素
① 皮肉 (つかみ)がある
② 映画の全体像が見える
→ 時間設定やいろいろな可能性を予想させることができる。
③ ターゲットの客層や製作費が明確かどうか
④ パンチの効いたタイトル
→ ストーリーを象徴するような言葉。
・ハイコンセプト=映画を見やすくすること
・ジャンル
→ 新しいジャンルを生み出そうとするのではなく、既存の同じジャンルの作品をふるいにかけ、その中からプロットに必要不可欠な要素を手に入れる。
↓
① 家のなかのモンスタータイプ
→ 逃げ場のない場所でモンスターに襲われる。
ジュラシックパーク、ジョーズ
② 金の羊毛タイプ
→ 主人公はなにかを求めて旅に出る。
③ 魔法のランプタイプ
→ 「ーがあったらいいのに」という願望を叶える。
願いの代わりに天罰が下るパターンもある。
④ 難題に直面した平凡な奴タイプ
→ どこにでもいそうな奴が、とんでもない状況に巻き込まれる。
⑤ 人生の節目タイプ
→ つらい経験を通して主人公が成長する。解決策を見つける。
⑥ バディとの友情 (ラブストーリーも含む)タイプ
→ 最初はバディを嫌っているが、徐々に必要不可欠な存在になる。
⑦ なぜやったのか?タイプ
→ 人間の邪悪な性が暴かれる。
⑧ バカの勝利タイプ
⑨ 組織のなかでタイプ
→ 集団や組織、施設、ファミリーについて描く。組織の中で自分らしさを失うこともしばしば。
⑩ スーパーヒーロー
→ 超人的な力を持つ主人公がありきたりで平凡な状況に置かれ、苦悩する。
・主人公
→ 共感でき、学ぶことがあり、応援したくなり、最後に勝つ価値があり、シンプルな動機がありそれに納得がいく人物。
・save the catの法則
→ 主人公が置かれた状況に観客が最初から共感できるように気をつける。主人公が悪い奴の場合は敵役をさらに悪い奴にする。
・パイプ置きすぎの法則
→ 状況説明に多くの時間を割いてストーリーが進まない。
・黒人の獣医の法則
→ 設定や肩書きが多すぎる。
・氷山、遠すぎの法則
→ 出来事が起こるまでのスピードが遅い。テンポが遅い。
・変化の軌道の法則
→ 悪役を除いて全ての登場人物はストーリー中に成長する。
・マスコミ禁止の法則
→ 主人公のスーパーパワーや未確認物体が映画のマスコミによって報じられること。主人公と観客だけの秘密が秘密でなくなってしまい緊迫感がなくなる。
・脚本の再チェック
① 行動で見せるべきところをセリフで語っていないか?
② 登場人物は皆同じ話し方をしてはいないか?
③ 見た目の特徴ははっきりしているか?
④ 主人公の変化の軌道は早い段階から始まっているか?
⑤ 原始的な欲求か?