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ハゲタカシリーズ
2019/10/12 21:02
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投稿者:マー君 - この投稿者のレビュー一覧を見る
東日本大震災を題材としたハゲタカシリーズ第5弾。日本を買い叩くと豪語していた鷲津氏。彼にすら見捨てられたら本当におしまい。
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忘れつつある震災のことを、はっきりと思い出させてくれるもので、ほぼノンフィクションです。
一点いただけないのは、福島県のみ架空の磐前県という名称になっていること。
福島県に配慮したのかもしれませんが、誰が読んでも磐前=福島であることは一目瞭然。自分は違和感を感じました。
読むことを強制されている訳でもないのだから、そこまでの配慮も不要では?
ただし内容は最高に面白い。後編に期待。
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電力会社は特別か。市場で買えない会社はないと豪語する鷲津は政府や官僚からの陰湿な横槍で原子力発電所を運営する民間会社の買収を断念する。リベンジに燃える鷲津の次のターゲットは首都電力。そんな中未曾有の震災が発生し、首都電が運営する原子力発電所に甚大な被害を与える。
面子にこだわるがあまり初動を誤ったにも関わらず、責任転嫁を図ろうとする旧野党政権、一方政府による財政出動、あるいは国有化を求める旧態依然の首都電経営陣。
権力構造がもつれ合う中、鷲津は経営権奪取に向け計画を立てる。東日本大震災を題材にした作品。
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僕らのダークヒーロー鷲津政彦が東京電力を買い叩く。
忘れかけていた福島第一原発の事故、東京電力の職員達の戦い、機能しない官邸、責任をなすりつけ合う官僚達。
震災の出来事を企業買収を軸に写し取ったストーリーに大満足しました!
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「ハゲタカ」シリーズ、原子力発電所、電力会社の巻。
微妙な部分に手を付けたな、という印象。
どこらへんまでが現実とリンクしてるのか、興味のあるところ。
それにしても・・・あの時期、原発問題は自分が認識してるよりももっと深刻だったのだろうな、と思った。
改めて、怖いな、、、。
芝野さんと、鷲津くんが、手を組みそうな感じが、個人的にはワクワクしつつ。芝野さん「事故調査委員会」になるのね。新たな活躍を期待。どんな感じで治めていくんだろう?
で、醜悪な権力者とかの描写は、ホントによくできていて吐き気がする。
ただ、真山さんの作品は、それぞれの立場から見た描き方をしていて、そこはやっぱり面白い。片方向からの押しつけがないので良い。
下巻は未読。楽しみだ。
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今作は東日本大震災、原発事故が題材となっており、日本国内のみで展開しているからか、前作より入り込みやすい印象でした。ただ、ドキュメンタリー的な描写が多く、マネーゲームの部分は薄くなっています。それでも今後の展開がとても気になりますし、芝野、鷲巣他各登場人物の濃さも感じさせて、言い方が悪い部分もありますが、面白かったです。下巻に期待です。
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今回は、電力会社に対して買収を進めていく。東日本大震災時の原発事故の話は、ネットで当時の状況を調べてみたら、シンドロームと内容が外れておらず、とても参考になった。柴野さんや飯島さんも登場して、個人的に良かった。下巻が楽しみ。。
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真山仁の真骨頂なのかな。
フィクションに近い 原発のメルトダウンの
総理大臣、原子力専門家、電力会社首脳部、の混乱に満ちた対応。
メルトダウンを止めることが可能だったことが、わかる。
それにしても、総理の判断能力のなさ。全くアホだ。
あぁ。こんな人が、総理になっちゃいけない。
ここまで、しっかり描くことができたことは、素晴らしい。
とにかく、アホ総理の言動を定着させることが必要だ。
鷲津、芝野、松平貴子、飯島という ハゲタカの人々が 登場する。
なんか、懐かしい。鷲津の活躍を期待したい。
鷲津が、震災の復興支援するって、いまにも胡散臭い。
芝野の扱いが、ちょっと ご都合主義なのかな。
でも、電力会社って、魑魅魍魎の世界だね。
濱尾という CIAから、特捜まで動かすことができる権力って、
鷲津が、その仲間に入ったら、どんな世界ができるのかが
面白そうだけど、結局は 権力に与しないというのが 信条だね。
アンソニーの「オヤブン」がナイス。アンソニーの成長度合いがいい。
毀損された電力会社の再建に、鷲津はどう戦うのか?
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震災を思い出す。何故電源車が着かなかったのか?何故自衛隊が早くに出られなかったか?
未だに終わりのない第一原発の処理。どうなるのか?
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今回の鷲津がねらったのは電力会社、Jエナジーは財界総理濱尾の邪魔が入り断念するが次はその濱尾が会長を務める首都電力に手を伸ばす。東日本大震災原発事故の迫真の描写に臨場感あり、政府の迷走ぶりもリアル。買収の攻防は下巻へ。
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ハゲタカ鷲津が電力会社の買収を計画。最大手の電力会社の社長から仲間にならないかと誘われるが断った。
腹違いの兄弟を脅迫。京大医学部の弟がイスラム寺院に通っているとCIAから言われた。鷲津は株を売却し買収失敗。
東北地震発生。原発の事故で多額負債。年度末の金がない
融資をしたくない銀行、頭取は電力会社社長は嫌い
鷲津が5000億円銀行に振り込んだ。
震災地を訪問し基金設立する。買収の隠れ蓑。部下、記者は気が付いていた。
金融フィクサーから止められたが、政治家につないだ・
ベトナム原発受注で一仕事した男をパートナーにした
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最近は東日本大震災の記憶が薄れつつあったが、本作で原発事故の様子が克明に描かれていて一気にあの頃のことを思い出した。フィクションであることを忘れそうになったくらいにリアル。
鷲津が蒔いた種で、下巻では首都電力を買収できるのか楽しみ。
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ハゲタカシリーズ最新刊。
今回は3.11をモチーフに電力会社の買収を目論む。
芝野、飯島などのレギュラー陣も登場。
下巻も楽しみ。
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4.0 ハゲタカ鷲津が原発事故を起こした電力会社買収を画策。綿密な取材をしたと思われるノンフィクション並の迫力あるストーリーが圧巻。もちろん下巻も。
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東日本大震災で被災した、首都電力の買収を企む鷲津。
リアルストーリーかと思われるような描写が随所にあって面白い。
芝野氏は事故調査委員長に就任?