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藤井邦夫さんの「片えくぼ」、新・半兵衛シリーズ№5、2018.6発行。安定感抜群です(^-^) 思い込み、破戒僧、片えくぼ、女掏摸の4話。一気に読了です!
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半兵衛の知らん顔ぶりはますますひどくなる
殺人を犯したものも「いわば正当防衛」みたいな理屈で上司まで巻き込んでしらんぷり!
再出仕を乞われた立場だから強気なのか?
南町奉行所のコンプライアンスは大丈夫か?
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粋な人情 裁きに、ホットする事柄もある。
「思い込み」死病に取りつかれてあとわずかと、、、、思っていた易者の竹庵、、、、
父親の犯したことから発展した馬鹿な敵討ちのたいで、運の悪い人生に弄ばれた山岸竜之介が、哀れである。
「破戒僧」こんな人徳のある僧に逢ってみたいものである。
「片えくぼ」本の題名と同じだが、、、まともに生きている者が、人助けをして、喧嘩になり、正当防衛で、殺めてしまった。
それで、又、命を狙われる。。。
不条理なる事に、無罪放免となる。
今の時代でも、何も咎の無い者が、独りよがりな思考の持つ者に多数の犠牲者を出す事件も多い。
「女掏摸」この本の4話のうち、一番人情味のある裁きのように感じた作品である。
幸多かれと・・・・
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内容(「BOOK」データベースより)
下っ引の音次郎は、湯島天神で幼馴染みのおしんの姿を見かける。以前、自分を心配してくれたおしんに誤って怪我をさせてしまったことを詫びたい音次郎は、おしんを捜す。一方、北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛は、浅草の地廻り殺しの下手人を追っていた。その探索との思いもよらぬ繋がりで、おしんの身に何かが起こっていると知った音次郎は…。「私たちは咎人を作らないようにするのも役目」“知らぬ顔の半兵衛”の、粋な人情裁きが江戸に舞う!
令和3年9月16日~18日
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第五弾
仇者の双方の悲劇、謎の僧に纏わる秘密、音次郎の昔の気にかかる幼馴染、仇の秘密を暴く女摺
読みやすいが印象は薄い