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今まで読んだ本の中で一番ビックリしたのはこれ。
私をミステリの世界に導いてくれた(笑)友達の強力なオススメで読んだのですが、すごかった。
かなり驚きました。ある意味飛び技…。
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富豪刑事で有名な筒井康隆氏の一冊。
あっという間に,小説の中に引き込まれ勢いよく最後まで読めた。
最初の冒頭シーンを考えれば,引っ掛からないようなもののまんまとやられた。
推理小説の苦手な人でもさらっと読めて,最後には面白かったなと頷ける一冊。
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昔すごく話題になって買った本。
日本から持ってきたので、もう一度読んでみた。すでにトリックをしっているため、新鮮味がなく、全く楽しめなかった。
後半の説明はいるんだろうかぁ?
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筒井中毒になったキッカケ。きっと少数派。
様々な小説や漫画に掲げられる『映像化は無理だと思われた』という表現。
この作品以上にその形容が相応しい作品は登場しないと思う。
だって・・・ねえ。
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夏の終わりロートレック荘に有望な青年達と美女三人が集まった。二発の銃声が惨劇の幕を開ける。次々に美女が凶弾に倒れる。犯人は誰なのか?
設定としては割りと普通な感じ。ただ、「犯行トリック」ではない「トリック」により、普通の推理小説ではない。
違和感をずっと感じ、オチのどんでん返しも弱かった。
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あんまり引き込まれるかんじはしなかったけど、
最後でちょっと????って頭が混乱して、
そのあとへぇぇー!!ってなった。
でも、最後のほうの犯人による告白が細かすぎて、
なんかちょっと読み手に考えさせてよって思った
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おみごと。
このテの小説ばかり最近読み漁ってきたわたしがころっと騙され、「やられた・・」と気持ちよく笑えた作品。
ストーリー展開はまぁ、画伯浜口とその友人、浜口の婚約者候補三人娘とその親族が結婚問題にケリをつけようとロートレック荘に集う。
ところが浜口の婚約者候補として優位な順に娘たちが殺されていってしまって・・?というもの。
序盤で「んん?なぜ毎回毎回登場人物をフルネームで呼ぶのかね。くどくないのかね」とちらっと頭をよぎった時点でもうすこし考えるべきだった。
斜め読みとまではいかなくてもそれに近い読み方をしてしまっていたので、種明かしのところになってとことん悔やんだ。
例によって前述と首っ引きで参照しては唸り、「すげえや」と呟いたり。
アンフェア?いいんじゃないか?まあ。ここまで緻密に練られてれば。
これからこの小説を読む人はいいですか、ほんとに一字一句までしっかり読んで下さい。
空気まで感じられるこの文体、洞察細やかな慧眼、つけいるスキがなくて気持ちいいです。文章それ自体に身を任せられる。そう思うのはわたしが純文学もかなり好きだからかもしれませんが。
あとネタバレになるから書かないけど、犯人の友人が犯人のために発した台詞がとても感動的で印象に残ってます。たぶんずっと忘れないだろう。
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小説であることを利用したトリックだけど、なんか釈然としないし、やられたーとも思わなかった。
でも思い込みって怖いね。
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「絶対に騙されるよ」
本を貸してくれた友人が言った。
騙されるものかと注意しながら読み進めた。
見事に騙された。
小説ならではの爽快な「やられた!」感。
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イニシエーションラブ読んでるとき、ずっと頭の片隅にありました作品。
これこそ、「二度読まずにはいられない小説」です。
マジで。マジでマジで。
しかもこれは、ちゃんと作中で仕掛けが全部解説されてるという親切設計。
凄い勢いでページを遡ったぜ。
ほんっとびっくりするんで、オススメです。
みんな読んで読んで!
ミステリの定義に当てはめると、トリックがちょっと反則気味な気もするので、「自分で謎を解きたいミステリファン」より、「謎が解かれる様を見てびっくりしたいミステリファン」向けかなー。
わたしは後者なので、じゅうにぶんに楽しめました。
行間に、実がみっしり詰まった作品であると思う。
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ミステリーとしては、本当にありふれたジャンルだと思う。
招かれた別荘地、そこで起こる殺人事件・・・
作者のトリックにここまで見事にひっかかるとある意味爽快だった。
読み終わった後にもう一度じっくり頭から読んでみたくなる、そんな作品。
一字一句しっかり噛み締めて読むのをお勧め。
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避暑地の洋館を訪れた青年画家やその友人が
洋館の持ち主の娘や彼女の
友人達の殺人事件に遭遇します。
犯人はどうやら内部の人間らしいということで
話が進んでいきますが、初めの方から、何か
おかしい…という雰囲気はにおって来ます。
これは絶対何かある〜と思ったんですが、こう
来るとは分かりませんでした。
犯人が分かってからは、犯人の供述で種明かしが
されていき、該当部分のページ数が示されていて
供述と照らし合わせて読み返せるようになっています。
それを見て「なるほど、ここでちゃんとこうなってる!」と
納得できる構造になってて楽しかったです。
親切すぎるような気もしたのも確かですが。
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筒井康隆の数少ない推理小説。
見事に騙されてしまった。
まぁ、途中で何かおかしいと思ってしまうところは多々あるが。
しかしそれはあえてそのようにしているのだろう。
全体としてはやや単調な感じが否めないが、それでも人間描写が面白い。
短い点も読みやすくて良い。
今でこそこういうトリックは珍しくないかもしれないが、作者の先見的なアイデアに脱帽した。
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「予想不可、驚愕のミステリー小説」との評判を聞いて手にした一冊。
登場人物が序盤にどんどん登場してくるので、相関図を自分の頭に描きながら、注意深く読み進めた。絶対に騙されないぞ、という意気込みで。
・・・騙された。やられました。
この凄さをレビューに出来ないことがもどかしい。
小説ならではのトリック、お見事です。これからもう一度読み直そうと思う。
途中にロートレックの絵画が収録されているのもまた、おすすめです。
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やられた感がある本ということで読んでみたが、釈然としないオチだった。技法ではなくストーリーでやられた感が欲しかった気がするが・・・。まあそれでも十分ハマれる内容ではあった。