紙の本
新しい視点
2022/12/21 17:35
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投稿者:ざらめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
マリーアントワネットといえばなんだか鼻につくフランスのお姫様〜という印象が強かったのが、「異国から1人嫁がされた10代の女の子」という視点から慣れない宮殿の事情や人間関係のもだもだ、嫁いだ夫・ルイ16世とのこと…などが「日記だけに打ち明けられる繊細な感情・テンション感」で書かれていて、彼女への印象ががらりと変わります。堅苦しくなくむしろ軽く読めて少し宮廷事情がわかるようになるのがとても面白いなと思いました。
紙の本
ギャルギャル
2018/09/24 11:29
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投稿者:しま - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白いし、読みやすいです。
マリーアントワネットが現在のギャルになったらというかんじです。日記形式だから読みやすいし、今の時代に合ってると思います。
読んでいるとマリーアントワネットは彼女なりに苦労して頑張っていたのだなと。
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平成(令和)のJKみたいなマリー・アントワネットのLINEみたいな日記小説です。アントワネットがフランスに嫁いでから母マリア・テレジアと交わした往復書簡を読んだこともあったので、それを超解釈・翻訳したらこんなかなぁと、ちょっとネットスラング多すぎかなと思いつつ、相当面白く読みました。
フランス革命ものは毎年のように何かしら読んでるので、知識も相当蓄積されてると思ってたけど、王太子妃時代のアントワネットのことはそういえばあまり知らなかった。義弟のアルトワ伯たちとかランバン公爵夫人とかの遊び友達との関係って確かにちょっと遊んでる女子高生の生活っぽいイメージ。親の金で遊びまくる、軽はずみな若さが溢れてる。子供だからお金がどこから出てるかなんて考えないのね。そして新しい流行を作り、旧いしきたりを壊すのは確かに若い女子、男子なのだった。
赤の方が王太子妃時代で終わるので、残り青い本1冊で足りるのかと思ったら、途中かなり時間が飛んで、後半はフランス革命まっしぐら。女子高生が老舗の家に嫁いで優雅に遊び呆けてたけど、家が傾いて、敢然と戦いはじめるが、もはや戦う相手が時代だから無理ゲーって感じ。彼女の戦いがうまくいけば朝ドラになってたのに。
長年の遊び相手だったランバン公爵夫人の最後は悲しすぎる。佐藤賢一「フランス革命」で読んだときはそうは思わなかったが、こうしてキャラクターとして描きこまれることで、気持ちが入っていくのだと思った。
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久しぶりにベルばら読み直したら
たまたま書店で目にしたこの本を買ってしまった。
どっちも交互に読んだりして。
あのときのオスカルの言葉は、実際はこの人が言ったのね、とか。
マリーが憎めない人、愛らしい人であることはわかるんだけど
血筋や政治的背景によってのみ人生を歩むことしかできなかった、あの当時の人たち。。。
確かに年齢相当の想いや葛藤があり、それは今の私たちが抱えているものと似た類ではあっても
信じられる大人が極端に少ない状況の中で
背伸びして闊歩していくしかなかったのかなと。
時代の被害者だよなぁと。
それにしても。。。
誰が助言してもきかないマリーがフェルゼンの言うことにだけは素直に耳を傾けるのだから
今も昔も好きな人の影響が女子に及ぼすチカラは絶大ですな(まぁ、そのとき既に遅いのですが)
あ、これはベルばらの2巻の後半を読んだときの感想です(笑)
マンガと並行して読むと面白いので!
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一日で一気に読んだ(読みやすいのです)めちゃくちゃよかった…そうだよこの人は14歳にして異国で結婚し、お世継ぎを求められるプレッシャーに怯えつつ、誇りを最後まで捨てずに大好きな自分とともに生き抜いた一瞬の閃光のような、輝かしい女の子だったんだ。
名言だらけの日記だったんだけど、中でも「自担」というものの概念について「恋と呼ぶにはキモすぎる、愛と呼ぶにはウザすぎる、でも生きる道しるべになる…それを「担当」と呼ぶのではないでしょうか」には天才か?と思った そして自担:夫ってすごくない?ルイ16世担…
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若者ことばやスラングが多くて、友だちの非公開SNSを見てるみたい。
しきたりだらけのヴェルサイユで、外国人のマリーアントワネットが生きるのは大変だったろうなーと感じる。
ちゃらんぽらんなだけかと思ったら、意外とそうでもなかった。
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あの当時、ベルサイユ宮殿って平民だって出入り自由だって知らなかった。剰え、王族の食事風景を見せる催し?しきたり?があるなんて(驚)。軽いギャル文体で書いてあるけどアントワネットはちゃんとした感受性のある普通の子に見受けられる。デュバリー夫人と叔母様方との件から人間関係の距離の取り方も正しく身に着けたみたいだし。
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表現と、実際に書かれていることの正確さのギャップに、びっくり。というか、多分このすっとんきょうなマリーアントワネットの正格や表現ぶりも、彼女のほんとうなんだろうなあ。アントワネットが好きになった。お友達になった!
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マリー・アントワネット好きには衝撃的でわかりやすい。
こういうのっていいかも。
現代の若者言葉で、日記風に書かれてて、それこそ今の子達に読んでもらって、こっから歴史に触れられる。
だからアントワネットに限らず、いろんな歴史上の人物であったら面白いかも。
歴史上1番有名と言っても過言ではない彼女の生涯をとっても可愛らしく、わかりやすく書かれてて本当に面白い。
表紙も可愛いしね。
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わはは。面白い。
ベルばら世代ですから。
イマドキの言葉で語られるアントワネットの日記。
このノリで処刑までの流れはどうなるのかな。さて次を読みますか。
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最初の一文から面白くて止まらなかった。
ギャル語を操るトワネットちゃん。
あの歴史に名をはせた王妃が近所のJKくらいの親近感をもって迫ってくる。
フェミニズムもあの言葉で言われたら嫌味にならないのがスゴイ。
塩対応の自担(ルイ16世)、コルセット、面倒臭くてきしょいSHIKITARI、マダムエチケット、リマインダー(メルシー)etcetc。
若者言葉のおむすびころりんをyoutubeで見たときと同じ衝撃。ちょ、ウケるんですけどーwww(←移った)
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このプリンセス、他人とは思えない! ハーイ、あたし、マリー・アントワネット。もうすぐ政略結婚する予定www 1770年1月1日、未来のフランス王妃は日記を綴り始めた。オーストリアを離れても嫁ぎ先へ連れてゆける唯一の友として。冷淡な夫、厳格な教育係、衆人環視の初夜・・・。サービス精神旺盛なアントワネットにもフランスはアウェイすぎた──。時代も国籍も身分も違う彼女に共感が止まらない、衝撃的な日記小説!
すごい。読みやすくて突っ込みどころ満載の言葉遣いなのに共感しかわいてこない。私はプリンセスでも何でもない庶民で彼女からしたら得体の知れない人物なんだけど。リアルすぎて本当にこんな日記書いてたら面白いなあと思った。歴史に明るくないけど、異国からひとり嫁ぐってことの大変さは今とほとんど変わらないし、SNSとかない分噂話はこそこそ回るだろうしつらすぎる。どこも政略結婚なんて似たようなものかもしれないけど、男女としてではなくてもマリーとルイが互いを認めてはいたことがせめてもの救いではある。社会が革命に向かって進む中、フェルセンとの恋が描かれるであろう次巻も楽しみです。
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お調子者の「お道化」だけど
裏を返せば サービス精神豊かな人
常に政治の駒として扱われる彼女は
それを徐々に理解しながら
前向きさと人を見抜く眼力を見せています
マリー・アントワネットが登場する作品は
ベルバラをはじめとして 何度も読んできましたが
この作品のアントワネットが一番共感できました
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面白い!
ベルばらでおなじみの皆さんが、また違った感じでいきいき暮らしておられます。
特にルイ16世がベルばらより男前になってました。
最近はやりのSNS表現またはオタク言葉?の解説があって(無論解説なしで分かる人は解説読み飛ばすよろし)これも勉強になります。
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This is the story of a princess written in modern youth language.I thought it was interesting and bought two volumes.I was getting tired when I read modern youth language all the time.