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青春時代の1ページ
2021/05/31 14:55
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
問題児の男子高校生と、優等生タイプの女の子の組み合わせが絶妙です。不器用な恋の行く末と、大人になることのほろ苦さも味わえました。
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誰もが「あの頃」を思い出す、最高の恋物語
君の手作りの数学テスト。制服の背中に残る、青いペンのあと。夏の夜、見上げた空のリンゴのような月。どの瞬間も、君の事しか思い出せない。切なくて愛しい「あの頃」を描く、大ヒット青春ラブストーリーを翻訳。
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台湾の空気感がしっかりと伝わってきて
だからこその純情な片思い感や
ダサいけどかっこいい感じが伝わってきた。
男は幼稚でなければならない
コートンみたいに言えるかなぁ・・・
その後気になって映画も見てみたが
映画のほうがテンポが良くて
見せ方もうまいし良かった。
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映画化された作品のため、購読。
台湾の作品は初めてだった。
結局最後まで、主人公とヒロイン以外の名前は覚えられなかったけど、十分ストーリーは理解できました。
なにより台湾の風情がわかってそこが面白かった。
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「青春」の化身との物語。
沈佳儀の大人っぽさ、関わってみて初めてわかる幼さ。
そのギャップにズブズブとはまってしまう作者の気持ちに両手を上げて賛同してしまった。
おちゃらけて何も考えていないように見えるが要所要所で出てくる作者の優しさ、そしてなにより8年間本気で彼女のことを考えた愛情深さ。
ハッピーエンドであるかどうかは一概には言えないが、この青春時代が人生の中で最も幸せな時間の一つになったことは間違いない。
学生時代の8年間を捧げた相手に対して
「結婚おめでとう 俺の青春」
と言えるだろうか。
確かに自分は作品とは程遠い学生時代を送ったが、未来の自分に「よくやった」と褒めてもらえるような恋をしようと思った。
そして最後に、よくぞ齋藤飛鳥を選んでくれた。
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日本リメイク版映画の公開を記念して出版された、同名台湾映画の原作の翻訳版。
登場人物とその関係と時代はほぼ同じだけど、映画版と比べると著者九把刀と重なる主人公コートンの内省的な面がより強調されていて、小説としてのツボはちゃんと押さえられているのがいい。もう一度台湾オリジナル版映画を観直して、いろいろ比べたくなった。
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映画の表紙になっていてそれにつられて買ってみたんだけど実話ならではの終わり方で漫画のようにはいかない切ない終わり方でよかった。ただ名前がみんな難しい。
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原作→実写
原作良き、登場人物が中国?の名前だからあだ名をつけて読了
少し自分と被る感情があり、親近感が湧いた
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最近「僕」と「君」を多用した陳腐なラブストーリーが頻発していて辟易している。
感覚では「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」あたりからか。
それで本書が気になりつつも手に取っていなかったのだが、最近知人にすすめられて読んでみた。
原作は台湾の小説で、現地で2011年に映画化もされている。
本書は翻訳版で、日本でも2018年に映画がリメイクされた。
著者はネット小説家だそうで、日本でもそうだが、ネット小説はエンターテイメント寄りで、文芸的な美しさはあまり得意ではない様子。
とっつきやすさが人気につながるのだろうけれど。
ストーリーはクラスのマドンナ的な女の子を中学のころから大人になるまで追いかける話。
自伝というか日記というか、人によってはただの思い出話を聞かされているように感じるかもしれない。
なんだか自分に酔っているような書き方だ。
というのもこの作品、著者の実話だそう。
だから途中で他の女の子を好きになったり、かと思えばその子が突然退場したり、物語としてはあちこちとっちらかっている所も多い。
登場人物にも物語上不必要なキャラが何人かいるし、主人公が突然ケンカを始めるところなんて意味が分からなかった。
でも、著者つまり主人公であるコーチントンがその時に感じていたことはとてもリアルで熱を持っている。
作文でも論文でも就活の志望動機でも、書いた人間がどれだけ本気かというのはあまり上手な文章ではなくてもなんとなくわかるものだ。
本書は小説としてはそれほど出来のいいものではないが、コーチントンがどれだけシェンチアイーのことを好きだったのかというのはよく伝わってくる。
その熱が読み手の甘酸っぱい出来事を思い起こさせるのではないだろうか。
想いだけでこれだけ人を引き付けるのは結構すごいことだ。
ただ、想いだけでは上手くいかないこともある。
この類の作品に出合うといつも思い出すのがマンガ『いちご100%』の作者のあとがき。
「お互い好きあってても事情やタイミングなんかで……」
いろんな意味で昔懐かしい気持ちになった。
さて、小説は星を付けるなら☆3くらいなのだが、映画が面白いのでぜひ見てほしい。
私も知人に映画の方もすすめられ、小説を読んだ後に台湾のオリジナル版を見るか日本のリメイク版を見るか悩んだのだが、あまり期待せずに主演の齋藤飛鳥を見て終わろうと日本版にした。
アイドル女優だから……と思っていたら彼女の演技もそんなに悪くなかったし、なによりめちゃめちゃかわいい。
そしてコーチントン役の山田祐貴がうまい。
ところどころのギャグは好き嫌いがあるかもしれないが私は笑ったし、テンポもよかった。
今の日本でラブストーリーをやらせると甘すぎて吐きそうになるようなイチャイチャシーンが出てきたり、終盤でヒロインを走って追いかける主人公みたいなかっこ悪いシーンが積み重なりがちだ。
しかし、リメイク版は割と原作に忠実で、しかもストーリー的に甘くなりすぎることがないので、落ち着いて見ることができた。
ラストは原作にはない演出もあったが、小説ではできない映像ならではの盛り上げ方だったと思う。
まさか男同士のキスで泣くとは思わなかった。
小説を読んでいたから映画に入りこめたというところもあるかもしれないが、作品総体としては面白かった印象の方が強い。
すすめてくれた知人には感謝。
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中二夏、読了。
台湾の青春小説の翻訳版。
女子は男子よりも早く心が大人になって、男子の言動を幼稚だと思って見ている。そのことに男子は気づくことはない。
読後、とても切なくなりました。また再読したい。
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大人になってから青春時代を思い出して、「楽しかったなぁ」と思えるように、いろいろなことを経験して、失敗もして、過ごそうと思いました!
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全体的には良い話だと思った。
名前が覚えられないので、博や英、景など1文字を名前に変えるように読んでいました。
台湾独特というか、話がいきなり飛ぶような書き方だったりしたのが、ちょっとよくわからなく感じた。
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日本版映画で齋藤飛鳥出演してたから読んだ本。だったが、、、原作読んで良かった。
濃い密度の、青春。。
シュンチーアイ、、、、、
パラレルワールドって信じてる???
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名前や地名がなかなか覚えれなかったのでよく戻ったりメモしながら読んでました笑。
パラレルワールドで2人が付き合っている姿を見たかったな〜
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柯景騰(コーチントン)/柯騰(コートン)
ギャグ漫画は超一級、勉強は苦手な悪ガキ。現在は小説家。
沈佳儀(シュンチアイー)
クラス一番の優等生で、大人っぽい気品あふれる美少女。みんなの憧れ的存在。
鄭孟修(チョンモウシウ)
中学時代の柯景勝の親友。あだ名は“怪獣”。家は金持ちだが何かと鈍感。
謝明和(シエミンハ)/阿和(アハ)
小学校以来の柯景騰の友人。 博学で話題豊富。 沈佳儀に惚れている。スイカのようなポッチャリ体型。
許志彰(シュージージャン)
柯景騰のクラスメイトで悪ガキ仲間。運動神経は悪い。
許博淳(シューボーチュン)
頭がでかくて口下手。 仲間内で唯一、沈佳儀に惚れていない。
廖英宏(リャオインホン)
背が高くて成績優秀。 ただしユーモアセンスにもキレあり。
李小華(リーシャオホア)
中三の時、柯景騰が恋した同級生。 他の仲間と別れ、女子高に進学する。