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現代の知の巨匠同士の対談。迫力さえあった。
池上さんの意見は割りとフラットで公平かなと思う反面、佐藤さんのそれはちょっと極端に走りすぎと感じる箇所が多々あった。
いずれにしても読み物としてはとても面白く、二日で読了。
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★3.8(3.56)2018年8月発行。現代日本の二人の知の巨人による対談本。北朝鮮、日本人、トランプ、独裁化する世界、恐ろしい「新常識」について最新のニュースをもとに現代社会のリアルな情報、普通では知ることのできない情報を開陳。これを読むと、米国、中国、北朝鮮、ロシア、シリア・・・が何を考えているかよくわかる。いや、逆にタイトルにあるように知らない方がよかったのかもと思える情報も。彼らには今後も最新のニュースの裏側をレポートし続けてもらい、そのうえで日本は何をすべきか提言し続けて欲しいと思った。
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日本を代表するインテリジェンスの池上彰と佐藤優の対談。
2018年発売なので、最新の外交について知ることができた。。
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イスラエルの兵器はブラックボックスがない。ブラックボックスを作ると技術の進歩が遅れるという発想。全部オープンにしてそれより先の技術開発を急がないと防衛産業が生き残れないという緊張感があるのでアメリカとは違う。「全世界から同情されて死に絶えるよりも、全世界を敵にしても戦って生き残る」というのがイスラエルの国是。
AIはイスラエルとロシアに移転していく。
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読了:2018/12/10
p. 67 「この人たちはまともな大人なのか?」
p. 68「反知性主義の定義」
p. 102「死刑制度がなくなると」
p. 213「AIを設計する側とAIに相談する側のかくさ」
p. 215「LINEの既読ルール→我慢ができなくなり時間のかかる学びができなくなる」
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ロシアとアメリカの中東や東欧をめぐる戦いや、イスラエル、宗教の話は面白い。わからないところも多々ある。日本政治は相変わらず下らない。面白い本もたくさん紹介されていた。
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現代の二大知の巨人による対談本です。
お題は当然世界情勢や日本の政治事情まで
多岐にわたります。
「知らなきゃよかった」という題名は、
ここに書かれている内容を知ってしまうと
明日からは平穏に暮らしていけない、と
感じてしまうほど世界は過激に動いている
と実感した時の率直な感想を表しています。
テロの危機だって日本でも隣り合わせ
なのです。
「こうしちゃいられない」と本気で思わ
される一冊です。
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2018年の世相、国内はモリカケ問題、11月の中間選挙に向けて世界を振り回すトランプ。なかなか難しい内容もあり。
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佐藤優、池上彰という2人が、特にこれからに向けたあるべき方向性を提示するでもなく、「一般の人はこう思っているだろうけど実は違うんだよなぁ、こんなこと知ったら驚くんじゃないかなぁ」という情報や知識をノリで語り合っている本です。
なので、知の巨人達の示す新たな方向性を知ろうとか、現代の世界を理解する体系的知識を得ようとか、そういう期待はせずに割りきって読めば面白いです。
北朝鮮問題は金正恩の勝利(まあ誰もが何となくそう思ってるでしょうけど)だとか、日本のモリカケ問題から女性スキャンダルへのマスコミの関心の移り方もそれに対する政治家や官僚の立ち回りも日本の劣化を示していることとか、トランプ大統領が選ばれた課程がいかに反知性主義であるかとか、そういったことが書いてあり、いちいち納得。
中東情勢についてはかなり詳しい二人の会話に、こちらの知識が追い付いておらずきちんと理解できなかったことが悔しい(もっと勉強が必要ですね。)。
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①北朝鮮が勝ったあとの世界②劣化する日本人と日本社会③トランプは、どこへいくのか④独裁化する世界⑤本当は恐ろしい「新しい常識」の5章で、現在の世界情勢をレクチャーしてくれている。自国、自己の利益のためには都合の悪いことは嘘だというトランプが世界標準の世界が、恐ろしい。北朝鮮の戦争に巻き込まれそうになって、辛うじて回避されているという恐ろしさ。究極の殺人兵器はAIで作られるという恐ろしさ。激動化する世界情勢に迅速に対応するために独裁化が進むという恐ろしさ。座して状況を見ているだけでは国は保っていけないのだ。佐藤氏とモサドのハレヴィー長官との会話がすごい。「情報を知れば知るほど、悲観的になるということでしょうか」「そういうことだ。私の部下の分析官たちは、真っ暗な未来予測ばかり寄こす。しかし、それで私は悲観的にはならない」「どうしてですか」「神を信じているからだ。最後は人知を超える力に頼らなければ、われわれは生きていくことができない」
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全体的な流れがよくわかる本
中東問題。北朝鮮問題。アメリカの問題。
それぞれがリンクしていて、断片的だった情報が繋がって見えてくる。
テレビでは語れないようなジレンマ等も詳しく書いており、情報を受け取り考える力をつけるのにおすすめの本。
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いろんな知識がつまっている池上彰と佐藤優による対談本。
本当、国際情勢や国内政治についてすごい詳しいなと思った。いったいどういう人脈があるのかと。
本から得た知識もありそうだけど、本当二人ともよく本を読んで、それを吸収できているのだろうなと思う。自分は本自体はよく読むけど、読んだことを吸収できていないし、うまく活かしきれない。
核の保持が憲法上認められていると言ったのは岸信介内閣で、その孫の安倍内閣で使用まで認めたという話は初めて知った。そういう気持ちって子孫に引き継がれていくもんなんだなぁ。まあ、安倍さんには子どもがいないからある意味、途切れるけど。
後、日本は北朝鮮と国交正常化したほうがいいという話も面白かった。ある意味、侵略みたいな形に見えなくもないけど、教育レベルは意外と高いらしいし、うまくいけたらお互いにとって確かにメリットあるのかなと思った。まあ、そうしようと思ってもそうそう簡単にはいかないだろうと思うけど。
後、佐藤さんのフランスでは死刑が認められていないから、テロリストの摘発は容疑者を全員殺してしまうという考えは驚いた。報復があるからとかなら分かるけど、死刑がないと逮捕せずに警察が殺害するということもあるのか。いやでも、アメリカでは死刑はあるけど、テロリストは逮捕せずに殺害してたような…。
そういうこともあって、佐藤さんの考えはところどころ大げさだったり陰謀論っぽく感じることがあってどうにも「本当に?」と思うことが多かった。
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『知らなきゃよかった』抜粋
普段僕たちの目に入るニュースなどでは知ることのできない裏側の話を知ることができて面白かった。
今後、ニュースを見る際などに、どんな裏側があるのか想像しながら見てみるとより深く学べるかもしれない
■米朝トップ会議とカジノの怪しい関係
IR法案(通称:カジノ法案)
アメリカからカジノ法を作れと圧がかかっているのではないかと言われている。
■日本も核武装が必要なのか?
安倍政権はすでに、
・核兵器の保持
・核兵器の使用
は憲法違反ではない、と閣議決定させている。
イギリスとイタリアが結んでいるニュークリア-シェアリングようなものを
日本とアメリカが結び、非核三原則が崩れてしまう可能性もあるのではないかと懸念されている。
■日本と北朝鮮は国交正常化するのか?
正常な国交を結ぶことは日本にとって問題解決につながる。
北朝鮮は、人々の教育水準も高く、今後カジノなどによって、資金も流入してくる。
そうなれば、北朝鮮は非常に魅力的な市場となる。
北朝鮮に対して、日本の存在感を見せていくことが大切になっている。
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安全保障を学ぼうとする人におすすめ。
安全保障を生業とする人は読んだ方がよい。
【概要】
●今の国際情勢、知らずにいれば幸せだったということ
特に、北朝鮮、中国、米国、ロシア
●劣化する日本人と日本社会
【感想】
●国際社会の現状とそれを読み解くための考え方を知ることができる。
今の国際社会がどのような経緯で成り立っているのか参考になった。
●今の国際情勢、知らずにいれば幸せだったということであるが、知っておいて損はないと思う。むしろ、知らないと海外とのやり取りでは話にならない。
●佐藤優氏の著書を読む都度感じること、それは、日本が国際社会で繁栄するための工夫を凝らさないと平和ボケで他国に飲み込まれて終わってしまうことである。
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4年前に「言いたい放題」「悪人(不動産で大儲けは人を騙したからに決まっている)」トランプが当選した時はどうなることか、と懸念したが、パリ協定離脱とか移民制限とか中国と対決とかで雇用率は改善し再選では史上二番目の得票数となった/現時点では「善人」「人に優しい」バイデンがやらかしあるいはすでにやった不正投票が恐ろしい/「トランプの演説に複文はない」勢いで聞かせる。小泉純一郎に近い/就任演説「みんなのための大統領になる」バイデンが盗作/選挙民に監視されている民主主義国指導者は中露のような長期独裁国に負けていく…