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産経新聞で連載中の「ひなちゃんの日常」というミニ漫画から、食に関するものをピックアップし、関西学院大学教育学部教授の今津屋直子先生がそれに関連した解説(というか文章)をつける、という本。
全部で5章からなっていて(各章の内容はamazon参照)、文章はすべてふりがな付きで平易な言葉で書かれてる。
とりあえずひなちゃんが可愛いのはいつものことなのだけど(どうやったらこんな子に育つんだろう。むしろそれが知りたい。笑)、たぶん収録されてる漫画は新聞掲載済みのものだけ。
となると、メインは食育に関する文章のほう。
この文章が、なんというかすごーく教科書っぽい。
誤解を恐れずに書くなら、「基本的な」「非常に正しい」知識が、ときおりちょっと押し付けがましい(すみません…)ようなですます調で書かれてる。
私は図書館で借りてしまったので実物は見てないのだけど、単行本の帯には「お子さん、お孫さんのプレゼントにぴったり!」って書いてあったらしい。
…これ、子どもの頃に親からもらったら「うべー(´A`)」って思っちゃっただろうなあ…。
親の立場になったいまとなっては、子どもにきちんと教えたい内容ではあるんだけどね…。
プレゼントにするならなんというか、もうすこしさりげなさが欲しい感じ(笑)
というわけで、感想としては、ひなちゃんがおまけについた家庭科の教科書でした(あ、内容が悪いわけでは決してないです。機会があったら子どもにはきちんと伝えたいな、とは思う)