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図書館で。現実なの?創造なの?1章ごとに登場する人物達の物語が、繋がった瞬間、ゾワっと鳥肌。【ボーダレス】のタイトルもなんだかしっくり。最後、芭瑠さんと奈緒ちゃんの再会のシーン、芭瑠さんは同一人物なんだろうか?!ちょっと気になる終わりかただったな。とっても面白かった。大好きな【ストロベリーナイト】が出てきたのも歓喜でした。
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出会うはずのなかった四つの日常が、ある夏の日、突然踏み込んできた暴漢と、森の中を逃げ惑う姉妹によって、繋げられていく。それは最悪の事態を引き起こす引き金だった……。モザイク状に語られる、トリッキーなサスペンス長編!
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久しぶりの誉田作品。
2人の女子高生の夏休み、山の中を逃げまどう姉妹、観光地としても人気のあるコーヒー専門店、そして謎の二人の恋愛模様。この4つの話が交互に綴られ、全然別の話かと思いきや、ラストに交差する、と言う展開。
全ての誉田作品を読んでいる訳ではなく、本の内容で読んだり、読まなかったりするのだが、今作はどうにも内容のイメージが掴めなかったので、レビューを先に読ませてもらったら、どうやら雲行きが怪しい…
少しの後悔を抱えながら、読み進めたが、私が意外に大丈夫だった。敢えて言うなら、「プラージュ」的な作品かな?
ただ、全く関係のない話を最後に繋げるのには、驚きも少ないし、伏線が回収出来ていない印象も。
最近はドラマとかでも、「伏線の回収が」とか言ってしまってて、何だか微妙な気分になるのは私だけだろうか…
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現実は小説よりも奇なり(しかしこれも小説である)
どうなるんだろう、どうなるんだろう、先を読む手を止められないような物語でした。
久々に、集中して一気に読めた感じ。
登場人物や、環境が独特で、でもそんな人生もありそうで。
だからこそ、身近にありそうな、雰囲気を醸してる。
ラストのどんでん返し、というか結末は意外すぎるというか、
ちょっと拍子抜けしてしまったのだけど、
それはそれで面白かった。
時間が経ったらまた読み返して見たい。
ちょっとエンタメチックな小説でした。
映像化しやすそう。
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一見交わるとは思えない四つの話とそこに出てくる登場人物。ラスト、ここで交わり、そんな風に話の流れが来るなんて…と思った。
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著者の作品の中で一番クソつまらなかった。
伊坂幸太郎や道尾秀介と比べると誉田哲也はどんどんつまらなくなってく。
この作家は姫川シリーズだけでいいww
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あれ・・?
読み終えたけど、なにか・・、あれ?
なにか読み落としたのかな?
急ぎ再読してみよう。
いまのところ評価できず。
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小説を書いているというクラスメートがいる女子高生たち、盲目の妹を持つ格闘家の娘、美味しいコーヒーとカレーが名物の喫茶店を営むファミリー、それぞれ自身の世界を生きていたが、格闘家の父親が誰かに襲われ、娘たちは逃げてゆくことでつながりを持つようになった。バラバラなものを一つの世界にまとめたのはうまいけれど、女子高生が小説で書いたものと似ているというくだりは薄い気がするし、病弱な子が最後出てこないというのも、弱い気がするし。急に政治家が云々っていうのもねえ。ま、ボーダレスでしたね。苦なく読み進めたけれど、少々物足りなかったかな。
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いやー面白かった一気読みしてしまった。4つの物語が同時進行して行くが、ただ一つは時間軸が違っている、それらがどのようにひとつに交錯するのか、おまけに少なくとも一つは登場人物のひとりが創作した作中劇ではないのかとも錯覚させられてしまい、そして最後に物語はボーダレスする。本作は少女達の青春群像劇を描いた謂わば白誉田とエロとバイオレンスがふんだんな黒誉田が混ざり合いまさにボーダレスしている、さらに読者に現実と非現実さえボーダレスさせようと試みており、久々に予想困難な物語であった。
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普通の高校生活を送る少女たち,何者かに追われる盲目の少女と彼女を気遣う姉,年上の情勢を恋する深窓の令嬢,音楽の道に挫折し実家の喫茶店を手伝う姉と反発する妹…。並行して進む4つのストーリーが交錯するとき事件は起こる。事件が起こってからは急展開,意外にあっさり終わった感も。いつも期待を裏切らないこの作者さんにしては完成度は?かな。
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だんだんつながってくる。
こんなことってあるのか?
何かよくわからないけど、ヤバイ。だからとにかく逃げるとか恐ろしいよなぁ。
あぁ、やっとなんとかなりそうと思っても……。
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3組の視点から書かれていて、どこで終結するのかわくわくしたし、とにかく読みやすいから最後どうなるの!?って期待してしまっただけにあっけなく終わってしまってぽかんとしてしまった。
最初の女子高生が小説を書いているってとこからその小説の内容とリンクして次章では小説のシーンから始まるから物語の中の物語?面白い!思ったらそんなことはなく、普通に存在する別人物のシーンでがっくり。誉田作品を読み慣れているだけに物足りない。そんなオチ!?って感じで・・・残念。
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それぞれの登場人物の物語が、まるで別の世界に思えたのにどんどんと繋がっていってしまう群像サスペンス。謎の男に追われる姉妹の物語が一番緊迫感もあって核となる物語なのだけれど。だからこそ他の平凡に見えた日常の世界でも、けして平穏が続くとは限らない、何が起こるかわからない、ということを思い知らされたような。「普通」とか「平凡」とかって、案外と稀少なものなのかも。
実際読んでいると、現実と虚構の境界線が曖昧になる気がしました。なるほど、現実の人間の人生だって、「物語」にはなり得るものですし。希莉の考え方にはなるほど!と思わされました。こんな考え方を持っていれば、毎日が少し楽しいものになるかもしれません。
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四つの物語がいつしか境目を失い重なってゆく。
新たな試みで面白かったけど
もっと広がっていくのかと思いきや
わりとあっさりとした畳み方でちと拍子抜け。
[図書館・初読・11月6日読了]
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いつリンクするのかなあ、と思いつつ読み進めていたらそうきたか・・・。
ストロベリーナイト事件が名前だけ出てきたので、同じ世界という設定だったのがちょっと面白い。