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1972年(昭和47年)本土復帰前後の沖縄が舞台。特命を受けた警視庁公安大城が沖縄に潜入する。土地売買の利権、反米運動…様々な思惑を持った人間たちが蠢く…。破滅への疾走序曲が描かれ、下巻へ…
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「9.11倶楽部」に通ずる灼熱のような暑さを感じる。純粋すぎる青年たちが呪詛の塊のような一癖も二癖もある大人たちに利用されるであろうということが目に見えてわかりもどかしさが募るが、これが馳ノワールの真骨頂とも言える。これから下巻を読むがハッピーエンドはあり得ないだろう。
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馳星周作品、久々に手をとりました♪
軽〜い気持ちで読み始めたら、
重く濃厚な気配にたじろくことに(・o・;)
沖縄返還前の激動の時代。
日本やアメリカによって翻弄されてきた、悲しい歴史をもつ沖縄。
かつては独立した琉球王国であった沖縄。
沖縄の尊厳を保ちたいと戦う者がいれば、
一方では沖縄を金儲けの対象としてみる者もいる。
犯罪の香りプンプンする、
読んで止まらない展開。
ノンストップで下巻にGO!