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内容(「BOOK」データベースより)
北海道の自然豊かなリゾート地、大沼。義父の別荘で暮らし、写真を勉強している敦史は、森を抜けたところで妖精が倒れているのを見つけた。黒髪に白い肌の美少女、有紀。知的障害のある彼女は、著名な画家の伯父とともに洋館に住んでいた。純粋な美しさに魅かれた敦史は、彼女をモデルとして写真を撮りはじめる。出逢うべくして出逢い、惹かれ合う二人を待ち受けるのは苛酷な運命だった。力作長編。
4月14日~21日
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舞台は歌舞伎町でも錦糸町でもなく北海道のリゾート地。妖精のような今回のヒロインは美しい容姿だが心が小学生のままの知的障害の有紀。その有紀が天使さんと呼ぶ敦史。惹かれ合う2人を待ってるのは絶望の世界。何時もの馳ワールド。
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どれだけ面白くても救いのないラストは好きじゃない。馳星周らしくないなと思って読み始めたけど主人公のハードボイルドな事。白痴の美女を好きにするのとカメラ使って好き勝手やるって二点がやりたかっただけなんじゃないのかな。破滅に向かう物語は読んでて辛い。
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出だしからびっくり!本当に馳氏の本か?と表紙を見直してしまう。馳氏の本か。
写真家の主人公が北海道の別荘地で少女に出会い惹かれ会う話。
馳氏の新境地かと思い楽しく読むがやっぱり話はそっちの方に行ってしまう。ラストも少し捻ってくるかと淡い期待をしながら読むが、ラストはね、まあそうなってしまうよね。でもまあよかったんだよね。
設定が少しずるい所もあるが、純愛モノとして面白いのではないかな。
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先には破滅しかない・・・
わかっていて読み進めるのは辛い
殺して
殺して
殺して
なんだかな~~
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敦史は冬の北海道の別荘地で、絶世の美少女・有紀と出会う。
有紀には知的なハンディがあるが、敦史と有紀はほどなくして惹かれ合っていく。
しかし、二人が出会う前にそれぞれが送ってきた人生
あまりにも辛く悲しく、二人で生きていく為には逃亡と転落以外の手段しかなくー。
恋愛小説にカテゴライズされるのでしょうか。イマイチ、趣旨が分かりませんでした。
敦史と有紀の境遇や過去が分かってきてからは早く先が読みたいと思い、一気に読むスピードが上がりましたが、読み終えてみるとやや物足りない感じ。
また、風景描写が個人的にはややクドく感じられました。
純粋に人を愛する姿が描かれていますが、それは単に美しいだけでなく、怖さも秘めているのかな、と思いました。
全力で盲目的に、なんてやはりフィクションの世界だけでいいのかな、と。
2014年13冊目。