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切なかった…。そして優しかった。
終盤は涙腺崩壊しました。
登場人物がそれぞれに悩みや苦しみを抱え、変化する状況に心を揺らしてるのを感じて何とも言えない気持ちになった。
読書をしていると、ずっと心に残り励ましてくれる言葉に出会うことがある。
どんな日常でも物事をプラスに捉えて見てみると、実は幸せはいっぱい。
物語には寂しさが漂っていてハッピーな雰囲気ではないけど、会話やフレーズが心に沁みてきて優しい気分になりました。
しんみりした余韻が心地よかった。
『ふつうは、幸せ。
過不足がないことは、それだけで奇跡』
不自由を感じることで感じる幸せな気持ちや感謝の気持ち。
一度きりの人生。
本作を読んで、ささやかな幸せをいっぱい味わいたいなと思いました。
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とても美しく、綺麗でした。これからの私の人生が、少し変わるかも。きらきら眼鏡、とっても素敵な眼鏡だと思います。
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少しずつ変化がある明海のを取り巻く人たちと本人。ロマンチックな感じもあり終始お似合いの二人でした。コーラのラベルはやはり涙。どんなお話かなと思ってたけど、四角関係だったとは。みんな人が良く素直に人たちばかりでやな奴が出てこないのも心穏やかになる
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あたりまえという幸せに気づかせてくれる作品。
身近なものの死をきっかけにスタートするために、作品の中には死について意識する場面がかなりあったように思うが、登場人物たちのあたたかく儚い強さがそれを支えていた。
表題の「きらきら眼鏡」は、その名の通りの代物で、それぞれが抱える傷や思いと相まって、気持ちがあたたかくなったり、励まされたり、切なくなったり……。
忙しい日々を過ごす中で、この作品のゆるやかな優しい世界観に出会えてよかった。
ささやかな幸せを見逃さないように、私もきらきら眼鏡をかけようと思う。
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古本屋で手に取った一冊の本から出会った女性は幸せの天才だった。
その女性には残り僅かな命の恋人が。
とても素敵な物語。
物語、登場人物を通して、幸福の定義を教わったような感覚。
ブーメラン、カバー裏に潜めたラブレター、コーラ、花言葉。全部素敵なエピソード。
「日常に潜んでいるあたりまえの幸せに気付き、感謝すること」
今からでも遅くない。きらきら眼鏡をかける。
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涙しながら一気読み。
本の帯と、コーラの仕掛けが切なくて。
でも、悲しみを乗り越えた先に明るい未来が待っていそうな終わり方で、ホッとした。
明海の誠実さ、優しさ、それ故の葛藤、なんだかすごく身近に感じた。
視界に入ったものすべてを、きらきら輝いたものにしてくれるきらきら眼鏡。それをかければ身近な当たり前の幸せに気づく。
わたしもかけよう、きらきら眼鏡。
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時折 明海の心に湧き上がる潮騒 ざわざわ…
あかねさんに会う度に彼女に惹かれていく様子がよくわかる、が、それとともに片想いの辛さも増して切なく…
ケラさんやゴンママエピソード、岬の喫茶店など、今までの著書の内容もチラと垣間見せる
電車内で泣けて困った…
それにしても、裕二さんは 普通自分がいなくなることわかってて 彼女が男性と親しくしていたら面白くないだろうに 器が大きい
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正直に言います。
心がひねくれているんじゃないか、と思われてしまうかもしれないのを覚悟で言います。
微妙だった。前向きできれいな話過ぎて、微妙だった。
自分も婚約者を亡くした経験があるので、状況は違えど、経験があるので、あかねの辛さは想像がつく。
いや、状況が違うし、人の気持ちを想像できるなんて思い上がりなのかもしれない。
でもだからこそ、ちょっと、明海との関わり方が、
私には居心地の悪さのような、違和感のような、、、
この設定が、個人的には思うところが多すぎたのかもしれないな。
ただ、明海の人の心を傷つけないようにいつも気を付けている優しい人柄や、優しいけど流されない芯があるところも好きだし、
あかねの日々の小さな幸せに気付けるところも、明海の良さを見抜ける目も、『人ってさ、長所で尊敬されて、短所で愛されるものじゃん』って考え方も好きだし、
弥生さんの仕事ができるけど、周りへの気配りも怠らないところや、明海のことが好きだと言う気持ちに正直ながら引き際を見誤らないところも好きだ。
そして、
『ふつうは、幸せ。過不足が無いことは、それだけで奇跡』 これは、本当にそうだなあと思う。
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言葉がいちいち沁みた。
素敵な話で、、、
でも、でも、、、
どうして大切な本を間違えて売りに出す?のか?
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「きらきら眼鏡」って綺麗ごとすぎるって思うかもしれないですが、僕は好きでした。古本屋で手に取った本に名刺が挟まっていて、そこから人間関係がつながって、、、。なんかいいなぁって素直に思いました。裕二さんの話、父の話、ペロの話、ケラさんの言葉、それぞれが心に浸透していって、内容盛りだくさんで、とてもしみじみと読書できたと思います。
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図書館から借りた本
・
愛猫を亡くした会社員の明海は古本屋で『死を輝かせる生き方』という本を購入する
本には『大滝あかね』という女性の名刺が栞代わりに挟まれていた
彼女がマーキングしてあったある一文が気になった明海はメールで連絡を取ってみることにした
手違いでその本を売ってしまったことが判明し、返却するために二人は会うことになる
・
とにかく登場人物が皆んないい人
風景の描写がとても細やかで潮風やブランコの錆の匂いまで感じてしまうかのようでした
みずみずしいラブストーリーでありながら命の尊さや何気ない日常への感謝など普段忘れていることを思い出させてくれます
『人ってさ、長所で尊敬されて、短所で愛されるものじゃん』という言葉が好き
・
森沢明夫ファンにとっては『大事なことほど小声でささやく』のケラさんが登場したのにはテンション上がりました
・
きらきら眼鏡…
最初はちょっと子供っぽいと思ったけど、こんな眼鏡を掛けたら世界がカラフルになるだろうな
読後は私も掛けたい!と思うようになりました
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表現の仕方が好きだなぁと思いながら読みました。
心の傷があってもきっと誰かと一緒なら前へ進んでいける
当たり前の日常は本当は奇跡の連続で出来ている
辛いことも私の人生を豊かに彩ってくれる大切な要素
殺伐とするコロナ禍の中、人生に疲れてきてしまったけど、息を吹き替えさせてくれた暖かいお話でした。
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初めての作家。
始まり方が暗くて静かな感じで
読み切れるか不安になりました。
話が進みだしてからは面白く読めました。
好きな人がいて、でもその人には恋人がいる。
その恋人は余命僅か・・・。
とっても複雑な気持ちになりますよね。
明海君の微妙な心情がうまく描かれていたと思います。
醜い部分も含めて全部。
他にも書かれていた方がいましたが
私もあかねさんはずるいと思っていました。
明海君の気持ちに気づきながらも
うまく利用しているというか・・・。
でも、読み終わって、あかねさんを嫌いには
なりませんでした。
私自身は明海君に近い性格なので
明るいあかねさんが羨ましいです。
「きらきら眼鏡」私もかけれると良いな。
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森沢さんの本は読み終わりが優しい気持ちになる本ばかりでハマり中。
こちらも同様でした。
ケラさんや岬の喫茶店など、嬉しい作品リンクがあるところも大好きです。
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彼女を事故で亡くした明海が、不思議な女性との出会いを通して日常を見つめ直していく
温かい気持ちになる話だった
コーラの使い方にほっこり
「人生の価値を決めるのは、その人に起こった事象ではなくその人が抱いた感情。だからどんな感情でも丁寧に味わうべきだ」
この考え方はすごく素敵だと思った
✏人生を花束で言うなら、「幸運」は派手なバラで「不幸」は地味なかすみそうなのよ。両方を合わせた花束は、いっそう幸福のバラが引き立って、とても愛すべき存在になるんだから。