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本書は、マノヴィッチによる論考の翻訳と、それに応じた日本人の論考からなる。
マノヴィッチのほうは、なんというか、がっかりである。
ビッグデータでできることは、これまでの人文系ではできない!というのはその通りであるが、ビッグデータというのは行が膨大なだけで、列が充分であるとは限らない
だから、ここは考慮しなかった、とかいう言い訳にすら感じる方針表明のたびに、「え?そこ無視したデータを魅力的と思え、と?」と思う
で、そんな反知性的なビッグデータからでてくる結論をもとにいくらアブダクションしても、そもそも蓋然性の低いアブダクションなのだから、もはや説得力はなくなる
対して、美学を持ち込んだ部分は、「あらら、、、」としか思えないレベル
プロフェッショナル写真とデザイン写真とか、はっきりいって、間が抜けてる。アホくさい。
それに引っ張られて日本人の論考も、微妙。つまんない。
全体的に間抜けた内容の本だった。
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インスタの写真をカジュアル、プロフェッショナル、デザインに分けるというのが面白かった
プロフェッショナルとデザインの境界はわりと曖昧というか、恣意的かもだけど、言いたいことはわかる
ニューメディアの言語と違って、一つのコンテンツに絞っての議論なのでもちろん今となっては古い部分も多いんだけど、それでもやっぱ普遍的な人間の行動みたいなとこについての話もあって面白かった
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・参考図書指定科目:「写真・映像制作の基礎」
<OPAC>
https://opac.jp.net/Opac/NZ07RHV2FVFkRq0-73eaBwfieml/4YI6qaQ8NHteuyfYH3z8SumHgnm/description.html