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投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
非行に走り、少年院に収監されている子供たちが保護犬の訓練をしていくなかで、愛情や責任感を、学んでいく。
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図書館でおススメされました。
公益財団法人と千葉の八街少年院とが協力し、GMaC(=give me a chance)「ぼくにもう一度チャンスを」プログラムが立ち上がりました。
本書はそのプログラムがどのようにして誕生し、実践されてきたかを紹介した本です。
殺処分されそうになった保護犬を家庭犬として訓練していくという経験を通し、犯罪を犯した少年達の成長と更生を促すというこのプログラム。
犬が人間に信頼を寄せていく過程や、少年が犬を訓練しながら逆に、様々なことを学んでゆく姿は感動的でした。
犬の力の偉大さを感じ、犬好きな私としてはとてもうれしい気持ちです。
☆訓練士さんのコトバ
・常に一貫性をもって接すること
・あきらめることを教えること
なるほどねえ~
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ざっくりとレポートを読んでいる感じ。GMaCという八街少年院で誕生した、少年たちが保護犬を訓練する取り組みについて。10代の非行をした子ども達が犬の訓練をする、というアメリカで行われたプログラムをモデルにしたもの。さくさくあっさり読めた。
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「この子たちが立ち直るのに必要なのは愛情だけじゃない。成功体験が必要なの。みんな『愛さえあれば』というけど、まちがった愛し方だってあるわ。私はなにより大切なのは『成功』、つまりいいことをしてほめられるというポジティブな経験の積み重ねだと信じている。それによって、その子はセルフ・エスティームを育み、同時に他者をも尊重できる人間になっていくのだから」
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少年院の子どもたちが捨てられていた犬を訓練し、新しい飼い主に出会えるようにする、更生プログラム。アメリカで実践されていたのを日本でも始めた、とのこと。素晴らしい!条件が整わないとできないけど、このプログラムに参加できた少年たちはラッキーだったと思う。写真もすごく良い。信頼関係を築く事の大事さを言葉ではなく学ぶことができる。