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被害者の首の裏に逆さ五芒星の刻印をされた連続殺人事件の犯人は〈悪魔〉と呼ばれる。その事件を解決するために特殊犯罪捜査室を新設し、捜査一課のエースで〈預言者〉と呼ばれる阿久津と犯罪心理のエキスパートの志津香が捜査にあたる。
登場人物に何かしら暗い過去が有り、鬱屈しているが、過去に真正面から立ち向かう志津香の強さが事件を解決したのだと思う。
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犯罪心理学を学んだ刑事天海と捜査一課で「予言者」とも呼ばれた阿久津が、新設された特殊犯捜査室に引き抜かれ、「悪魔」と呼ばれるシリアルキラーを追います。逆五芒星の刻印がなければ同一犯とは思えない殺害方法もまるで違う事件を、天海の過去と阿久津の不可解さに囚われて一気に読みました。犯人の視点や悪徳刑事の視点も入るので、追う側とどのように交錯するのかどの時点で気づくのか、倒叙の部分もあり、それも読みやすかったのだと思います。最後の二人がとても印象的でした。読み終わってみると神永さんらしい作品なのかなと思います。
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「第一章 予言者」
美しさを感じた死体の理由。
猟奇的に見えるが、完璧な何かを求められている死体たちには彼の美学が反映されているからなのだろうな。
世間一般にその事件が詳しく報道されていれば、彼女は絵を見る事によって自分の行く末がわかったろうに。
「第二章 黒蛇」
悪魔の正体を想像するも。
彼女の友人だった者も元カレも自分の事しか考えておらず、彼女の死も本当に悲しんでいるのか怪しいな。
自分一人で思い込むだけならまだしも、そんな在り来りな情報で警察と取引しようと思うのは凄いな。
「第三章 使徒」
利用できる手駒を増やし。
彼自身に元々そのような素質があったのか、それとも事件を目撃したからこそ変わったのか微妙だな。
何年も前から彼女の事を追い続け、自分の最高傑作にしようと考えているだなんてストーカーよりタチが悪いな。
「第四章 悪魔」
全ての始まりは彼の手から。
自分たちの立場によって罪を侵しても裁かれない事があるなど、あってはならない事だが現実でも有り得るからな。
大切な人がスケープゴートとして逮捕されただけでなく、それにより命を落としたら誰でも悪魔になるだろうな。
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衝撃のラストに涙した。内海と阿久津のコンビがすごいよかった。悪魔は一体誰なのか、考えながら読めた。犯人の心情が書かれていたから、大学生の単独犯やと思っていたのに主犯格が全然違う人で驚いた。阿久津のことが結構好きやったのに。警察の闇を見た気がする。正義とは何なのか、悪とは何なのか考えれる本だなと思った。本当に面白かったから、もう1回と言わず、何度でも読める。
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警視庁で新しく特殊犯罪捜査室が立ち上がり、警視正の大黒のもと2名の捜査官が任命される。1人はアメリカで犯罪心理学を学んだ天海志津香。もう一人は「予言者」と呼ばれている元捜査一課の刑事・阿久津誠。彼らが手掛けるのは「悪魔」と呼ばれる連続殺人犯。彼が殺した人物はまるで美術品のように扱われ、体のどこかに逆五芒星が記されている。そんな二人の前に表れたのは美しき青年で…。
サスペンスミステリーと思って読んでたら…まさかのオカルトミステリー!?でもそれはそれでおもしろい!
犯人は…と思って読み進めていくと…
またまた驚きの展開が!
もうどうなるのか結末読むまで寝れん!
と一気読みしてしまった~
そうか…「羊たちの沈黙」的な…
これはこれで好きよ。
だってね、なんか次回作とか期待できそうだし。
で…誰が一番「悪魔」的なのよ~って思ったんだけど…
やっぱり…大黒さん!?
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そうきたか。
阿久津はこれから警察に使われ続けるのね。
なぜかスマホを落としただけなのにを思い出した。
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評価は5.
内容(BOOKデーターベース)
空中に吊り下げられ、悪魔の象徴である逆さ五芒星が刻印された女の死体が発見される。秘密裏に警察が追うシリアルキラーの新たな獲物だ。警視庁は特殊犯罪捜査室を新設し、捜査一課のエース・阿久津と犯罪心理のエキスパート・志津香を抜擢する。二人を待ち受ける前代未聞の凶悪事件の真相とは?
相手の気持ちを読み取る力が微妙なのが、逆にもどかしくってよかった。ずっと警察に利用され続けるのか?
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本当の<悪魔>は誰なんだ。
悪魔の五芒星が描かれた連続殺人事件に様々な人物たちの思惑が交差する。人間の暗部が多めのダークな感じなので、序盤しんどかった。
阿久津さんの言動に最初は怪しんでいたけど、真相を知ると「阿久津さんんんn」とこっちまで涙出そうになる。あの涙は嘘じゃないと思いたい。
ところで大黒さん、ほんと何者。
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とても面白く物語に惹き込まれた。
多少強引な箇所もあるし犯人やエンディングは多少予想できたが、それでもストーリーが面白く終始退屈せず読み切った。
この手のミステリー物はあまり読まないが全体的に文体も含めてとても読み易かった。
初めて読む作家だったが他の作品にも興味が沸いた作品。
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*空中に吊り下げられ、悪魔の象徴である逆さ五芒星が刻印された女の死体が発見される。秘密裏に警察が追うシリアルキラーの新たな獲物だ。警視庁は特殊犯罪捜査室を新設し、捜査一課のエース・阿久津と犯罪心理のエキスパート・志津香を抜擢する。二人を待ち受ける前代未聞の凶悪事件の真相とは?*
誰の中にも悪魔がいる。その悪魔のやることは全て間違っているのか?
羊たちの沈黙を思い出した。美しい悪魔。
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猟奇的な殺人事件共通するのは逆さ五芒星、捜査する黒蛇と言われる警視正大黒によって新しく設置された特殊犯罪捜査室に引き抜かれた犯罪心理分析官の天海志津香と預言者と呼ばれている謎深い阿久津誠。
展開早く400ページ弱あっという間に読み終えた。
正義か悪か、悪魔と呼ばれた男は堕天使ルシファー。
女性刑事の名前が天海なので脳内映像はずっと天海祐希でした、阿久津は誰だろ…加藤雅也かな。
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展開が早く凄いスピード感。猟奇殺人や超能力を使った捜査など、パーツだけみるとありふれているし、話の展開にもそこまで斬新さはないのですが、読まされます。続編が読みたくなる終わり方です。
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続編出たので再読。グロテスクだし、しょっちゅう援交とか出てくるし、中学校図書館でも厳しいかも。ただ、話はどんどん展開するし、神永学らしい有り得ない能力者が良い立ち回りしていて面白い。この分厚さを一気に読める。最後まで、話がどんどんひっくり返るのも○。このラストから、まさか、続編出るとは思わなかったよ。
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母から借りた本
…もうタイトル見ただけで読む気がしなかったんだけど他に読む本なかったので
・
首の後ろに逆さの五芒星のマークを付けられた変死体が連続して見つかる
連続殺人事件として警視庁に新設された特殊犯罪捜査室に配属となった犯罪心理のスペシャリスト天海と元捜査一課のエース阿久津
徐々に真犯人に迫っていくのだが…
・
ラストでどんでん返しが!
まさかの!?と衝撃を受けましたが、確かに…最初から小さな違和感を感じてはいたんだよなぁ
納得!
…はしたけど、うーん…
現実味がなくて今ひとつ共感はできなかった
『悪魔を殺した男』という続編があるみたいですね
まぁ…読ないだろうな
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ミステリーとして上手くできてるなぁと思いますが、真犯人の動機付けがちょっと弱いような気がしました。
芸術的な死体を作ることについて、なぜ?と思ってしまった。
全編通して緊張感もあり、サクサク読めたので面白かったです。