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元やくざたちが経営する箱根の奥あじさいホテル「別名 プリズンホテル」シリーズ。小説家木戸孝之介やホテルの従業員が人情話を織り成す4冊。
もう最高!おもしろい、泣ける、笑える、元気がでる。こんなにおもしろい本を読んだのは久し振り。ストーリーもいい、ちょっとしたセリフもうまい。特に『プリズンホテル冬』が良かったかな。絶対にその内 買う!('98/7/16 プリズンホテル冬 購入。)
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極道小説で売れっ子になった木戸孝之介は父の7回忌法要で、叔父でありヤクザの親分である仲蔵がリゾートホテルのオーナーになった事を聞いて驚く。
招待されて赴いた奥湯元あじさいホテル。そこは任侠団体専用ホテルだった。
熱血すぎるが故に左遷を繰り返した支配人の花沢。オカルト好きの天才シェフ服部。自ら番頭と名乗る強面の副支配人黒田。タガログ語訛りの日本語を話すゴンちゃんことゴンザレス。
プリズンホテルと呼ばれるこのあじさいホテルの本日のお泊り客は、関東桜会大曽根一家ご一行と、大手企業を定年退職してフルムーン旅行へ来た若林夫妻。そして一家心中志願の家族……奇妙な宿泊客達はこのホテルでどんな経験をするのだろうか。。。
これは、登場人物に思い入れが深まりますねぇ。読んでて楽しいし。
それぞれの登場人物はなかなかのクセものだが、うまい具合に融合してる。作家である孝之介以外は、皆性格がかわいい。らぶv。
“1泊2日ソフト付き”“カラオケバーしがらみ”などの何気ない表現にも笑える。
久しぶりに本を読んでいて、声を出してふき出したなぁ。
話全体にあったかい雰囲気が漂ってて、読んでいて清清しい。今年中に4巻まで刊行される(文庫版)ので、いまから楽しみだ。
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浅田次郎は私の好きな作家の一人ですが、おすすめの本を選定しようとするとどうも中途半端になります。この人の持ち味がシリアスとコメディの絶妙のバランスにあるからです。
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最悪男:木戸登場。
何が最悪って…もう、読めばすぐに判る('A`)
でも、それだけじゃないんですよ、オクサマ。
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壬生義士伝とか、ぽっぽやからは想像つかないコメディー小説。でも泣きもちゃんとあり。
毎回登場するホテルの宿泊客の一人一人の抱える問題が面白いですよ。
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さくさくサクサク読めるです。mitiもここに泊まりたいのですよ。
クセモノばかり出てくるけれども、イヤな方が1人も出てこないです。
これ、あと4冊あるのかあ。買うねぇ。読むなあ。全部。
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笑って泣ける、あさだじろう
最終巻では号泣必至。
とにかくキャラクターが生きてる!
天切り松闇がたりもオススメ。
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浅田作品はどれも面白いですが、これは本当に面白い!
ヤクザの経営するホテルで繰り広げられる人情劇。
思わずホロリときてしまいます。
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任侠団体が経営するホテルで起こる事件の数々。それが2泊3日で同時に起こるので大変です!
とにかく手に取ってみてください(^0^)/
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極道が切り盛りする温泉ホテル。
そしてそこに宿泊する客人達それぞれの人生。
客人がこれまで背負ってきた辛さという荷物は、このホテルで下ろすことになるのだ。
夏−秋−冬−春と全4巻の大作。
アホな私は、春→夏→秋と読んでいる。(普通は始まりは春だと思うもの)
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基本は短編で話がそっちこっち飛ぶんだけど、とにかく読みごたえ十分。笑えるし、涙でるし(いやさすがに泣きはしないけど、ツーンとくるくらい)、感動すること間違いなし。いいねぇ。プリズンホテルに泊ってみたし!
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重苦しそうなタイトル。
が、表紙をめくると今まで読んできた小説・物語すべてをぶっとばすような面白さ。
もんのすんげぇなどの言葉づかい。
どんどん登場人物が好きになる。
夏秋冬春すべて何度読んでも結局泣いてしまいます。
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浅田氏の作品は、まだ数作しか読んでいませんが、これは氏の書く小説の、原点というか基礎であり本質ではなかろうかと思います。ヤクザが営む山腹のホテルで繰り広げられるドタバタコメディ。痛快爽快ご都合主義!愛があり夢があり信念があり、そして優しさと許しがあります。この浅田氏の優しさが分かると、蒼穹のキャラクタ達が一味違って見えてきます。ただ今絶賛一押し作品です。
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「そうさ。バイブルより力は出るさ。少なくてもイエス・キリストはぼくほど孤独じゃなかったからな。理解者は大勢いたし、マリア様だってちゃんといたんだ」(275p)
極道任侠ホテル物語第1弾。浅田次郎の物語はここぞとばかりに浪花節、というか泣けるぜ!みたいなのが多くて、木戸考之介ばりに偏屈で天の邪鬼な私はやや敬遠気味だったのですが、そういう人でもこれはよい。と思う。ユーモア小説かと思いきや、やっぱり涙。が。
ザ・ホテルマンの花沢さんとその息子のシゲルがお気に入り。
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任侠の人はこうであって欲しい。仁義に人であって欲しい。
そんな理想の(?)やくざが経営するホテルです。