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デリヘルをブタイニして、
経営者、スタッフ、客を踏まえて失踪したオーナーを取り巻く話。
短編集形式で各章で主役が変わるが、最後で結ばれていい感じでした。
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一見繋がりの無い人達のお話かと思えば 一人の女性に繋がっていた。風俗店のオーナーが大学生だったり デリへル孃のお話かと思えば 小学生が出てきたり 登場人物のキャラが立ってて面白かった。
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deleを読んだあとだったので、書店で見つけてすぐ購入しました。
デリヘル嬢の失踪と、それにまつわる周囲の人間を一話ずつ繋いでいく作品。
私刑ってありなんでしょうか。
時間を止める、心を縛る、って、こういうことなんでしょうか。
魔法とか、切ない、とか、帯にコメント書いてる方々もいらっしゃいますが、そんな淡いものじゃない気がしました。
通勤中に読んだため、出勤してから少し仕事に集中できませんでした。苦笑
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愛を知らなかった青年が愛を教えてくれた人を想う。
大切な人と、寂しさを抱えた人たち。
少しづつリンクして結末へ・・・。
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2019.2.5-2.10
切ないラブストーリー。そうなるのか、という話の顛末。やっぱり一言、「切ない」。
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大切な人を思い続けることの苦しさとそこに生まれたしがらみに向き合いながら、脆くも強かに生きる人々を目の当たりにした。
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各章異なる主人公で異なる視点で物語が少しずつ完成していく。読み終わって、ばらばらのはずの各章が一つの線でつながった感じがすごく斬新で素晴らしかった。人生の中の選択は難しくて、ああそういう選択もあるんだと思ったり、最後の選択に感動したり。良い物語だった。
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この物語で「君」とは誰だろう。それぞれにとっての「君」なのか。
表紙に小さくある「the place I belong」。自分の帰る、しかるべき場所。
自分にとってそれはどこだろうとかね、ふと。
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3.5
何かどこかで読んだことあると思いながら読んでたら約2年前に単行本を読んでて再読。
前はオチがいまいち好きじゃなかったって感想書いてたけど、今回は上手くまとまってたなと思ったからその時々で感じ方は違うのかな?
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人物ごとのパートに分かれていて、どんどん先が気になって仕方がなかった。最下層と呼ばれがちの風俗嬢たちであれ、街を歩いてるサラリーマンであれそこに黒い何かが潜んでいて何がいつ襲ってくるか分からない…。まさに『君の隣に』な感じがして良かった。
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久しぶりに読み返したので感想を…
本多孝好さん。好きな作家さんの1人。
ミステリーなのだけど、どこか切なさのある本が多い。それが好き。
こちらはとあるデリヘルが舞台となる1冊。
登場人物の目線でそれぞれ6章まで話が進み、物語が1つになる。
最後は泣ける。
どうなる。目的は?犯人は?結果は!?
とワクワクした気持ちからの結末。
切ない。もどかしい。
そんな1冊。
大切に想う人が当たり前にとなりにいるのって、実はすごく幸せなことなんだと思う。
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ミステリー感はそんなに感じなかったけれど、終始漂う暗い感じは、その物語の中に入り込んでいるようで、心地良さを覚えた。
デリヘル嬢と表せば良いのかな?
が行方不明になり、その人に関わる人達の物語。
どこか寂しさのようなものがあって、何だろうな、居心地の良さのようなものさえ感じながら読めた。
風俗的な仕事に対しては、嫌悪感や蔑みみたいなものは無いけれど、世間的にはどうしても変なイメージがまとわりつく。
その仕事を選んだのには、何か複雑な事情のようなものがあるのでは?と推察したり、何だか違うものを感じてしまう。
何だろうね。
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主要人物以外の視点で6篇で紡がれる。
徐々に浮き彫りになってくる様相それぞれに共感できるものはなく、最後のエピソードでは少し無理矢理な感じすらした。
この小説を通じて何か得られたものがあったかと言われると困るような読後感であった。
結局早瀬は何がしたかったのか。渚さん信者な人たちが消えた渚さんを殺されたんじゃないかと犯人を探していたものの、結局渚さんは自分の病気を隠すために姿を消しただけだったというオチ。その犯人探しの過程で本当の殺人者も殺すわけだけど、渚さん自体が自ら姿を消したことが明かされる最後のエピソードを読みながら思ったのは、じゃああれは何だったんだ、何を読まされてたんだというくらいなもので、数週間もしたら本小説の内容は忘れそう。
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視点が切り替わってゆく度にその人の人生を噛み締めながら読みました。心の深淵を覗いていくような感じでした。結末は賛否両論かもしれませんが、私はとても好きです。世の中の淡々とした移り変わりの中に救いのようなものがあると感じられました。
やはり環境が人格の形成に影響を与えることが多いのかなと感じます。寂しさはどうしたら無くなるのでしょうか、、