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ハリー・ボッシュ・シリーズ。
06年8月発行。
「ザ・ポエット」に出てきた捜査官レイチェルと共に、連続殺人犯を追うボッシュ。
オールスターキャストでアクションも恋愛も子供への愛情も…
最後に意味のわかる原題の方が良いんだけれど、日本語にするのは難しいのも確かですね。
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意外と期待はずれだった。犯人探しのプロセスが面白いといえば面白いが、特に独自性はなくありきたり。
前に読んだ別のタイトルはもう少し面白かった気がしたのだが。
■このミス2007海外7位
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マイクルコナリーの「ポエット」の続編。悪役にこれ以上の巨悪を望むのは贅沢なのだろうか。(記憶違いの可能性もあるが)ポエットの圧倒的な悪のイメージが小さくまとまっているような印象があって、そこが唯一の難点と言えるかもしれない。そこを除けば、伏線回収も含めいつもどおりのコナリークオリティで、特に序盤の友の死の謎が提示される部分の書き振りが素晴らしい。
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(上巻より続く)
でも、以前の作品で
副主人公とも、もうひとりの主人公ともいうべきだった登場人物が、
死んでしまったのは残念。
とはいえ、ボッシュは娘と交流できているし、
刑事に戻るらしいし、
相棒はキズ・ライダーらしいし、
次の作品が楽しみ。
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ボッシュはもちろん、テリー・マッケイレブやポエットまで、ファミリー総出演。ボッシュ・シリーズは順序通りに読む必要はないと思うけど、本作品だけは別。作中でがっつり『サ・ポエット』の犯人についてネタばらししてあるので、必ずそちらを先に読みましょう。
私立探偵になっているボッシュだが、中身は警察小説のまんま。探偵というカラーが目立っているとも思えないし、刑事時代と違うのはバッジの有り無しだけという気もする。まあ、前職時代から一匹狼スタイルで捜査をしてきたボッシュなので、それが私立探偵になっても特に違和感は感じないが。
高度に知的な殺人犯──よく目にするキャラだが、このタイプの取扱いって実は難儀だったりするのでは? 無関係に思えた物証を足掛かりに隠れ家を特定。捜査員が踏み込んだ途端にトラップ発動で大爆発。犯人の方が一枚上手だったという皮肉なオチだが、これが行き過ぎると、緊迫の展開を飛び越えてただのSFになっちまう。先の先の先を読むなんてこと、タイムマシンにでも乗ってない限り無理っしょ、とかいう具合に。そういうことをチラチラと思いながら、本作品を楽しんでみた。
クライマックスにアクションをもってくる“お約束”についてはさすがに食傷気味。ここがアメリカと北欧の違いだったりするのかしら。でも今回はいろいろとケリがついていくので、今までの既読シリーズを思い返しながらの終盤になった。
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テリー・マッケイレブの死 不審 ボッシュへの依頼 テリーのメモ Hザイジックス・ロードへ 送られたGPS 詩人 レイチェル・ウォリング Rザイジックス・ロードへ 邂逅 クリアヘ 詩人の痕跡 爆発 最後のターゲット 雨 NARROWS 終幕 真実
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わずか数時間で瞬殺。読み終えた後に、充実感とともに読み終えてしまった寂しささえ感じられる傑作。過去の複数作品の登場人物が交錯する、コナリー作品の集大成のような立ち位置らしいのだが、あいにく過去作品を読まずに出会ってしまったが、それでも充分に堪能できた。他の作品を読むのが楽しみ。
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コナリー作品のキャストがほぼ総出演の豪華な作品で、コナリー世界最恐で最大の邪悪にボッシュとレイチェルが立ち向かうサスペンスフルな作品だった。
特にポエットがトレーラーに仕掛けた罠が炸裂するくだりや、ポエットがレイチェルに自分の手首を結束バンドで椅子にロックするよう命じるくだりなどは、ポエットの狂気に背筋が寒くなった。
また、クライマックスのナローズでのボッシュとポエットの対決も壮絶で、ポエットの最恐ぶりに、ボッシュですらやられちゃうんじゃないかと心底ハラハラしてしまった。
そして、テリー・マッケイレブがファイルの裏に書きなぐっていた名前「ウィリアム・ビン」の正体とテリーの死の真相にはびっくりさせられた。
私立探偵になってから、ボッシュはバッチがないためいろいろと痛い目に合うことが多かったので、ボッシュがロス市警への復職を決めて、またキズミン・ライダーとパートナーを組めることになりほっとした。
コナリー作品はどれもあまりに面白くて、読後すぐに次の作品を読みたくなる。次の作品があるのが心から嬉しいと思える現代ミステリー屈指の名作シリーズだと思う。こんな素晴らしい作品を「未読で死ぬのは人生の損だと思う」と解説する「霜月蒼(ミステリ研究家)」に激同です!
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うーん、凄い。面白い。
解説にも書かれていますが、確かに、ザ・ポエットから読んだ方が良いでしょうね。そうしないと、ある意味ネタバレとなってしまいます。
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レイチェルとともにポエットを追うボッシュ。
住処を突き止めたが大きな爆発によりポエットの生死は不明。
怒り狂う上司を制して捜査に留まり続けるレイチェル。
ポエットの次のターゲットを見破ったボッシュと嵐の中ポエットを追う。
氾濫する河の中での死闘の末にポエットを仕留めるボッシュ。
犯人も死んで事件解決、、、なのだが
ポエットを追い詰めた時のやり取りの中でレイチェルの嘘を見破ってしまったボッシュ。
なんとなく良い仲になりつつあったがあっけなく破局な感じでエンド。
ボッシュ、元気だな。
ボッシュシリーズ面白い!
マイクル・コナリーすげえな。
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図書館の本 読了
内容(「BOOK」データベースより)
私立探偵ボッシュとFBI捜査官レイチェルは“詩人”こと連続殺人犯の跡を追う。ラスヴェガス、ネヴァダ州の売春街、そしてロサンジェルス。迫っ手をあざ笑うかのように捜査を撹乱する犯人。用意周到に計画された、その恐るべき企みとは?現代ハードボイルドの第一人者コナリーが描く壮大なサスペンス。
どうしてもフォロイングを思い出してしまうけれどもこれが原作なのよね。
テリーが自殺って痛いなぁ。
ポエットの命を奪ったボッシュはすごいと思う。
マディとシエロがどこかで重なるのかしら。
レイチェルがボッシュのよりどころにならないのはとても残念。自作からはまたボッシュは景観なんでしょうね。
とっても楽しみ。
The narrows by Michael Connelly
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相変わらずの読み応えある作品。
感想としては映画の脚本が良い雰囲気。
大変面白いけどそれ程深いストーリーではない。
でもコナリーの作品を読み続ける事は間違いないな。