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お金に苦労するが、お金にとらわれずやりたいことをやり続けるために俯瞰する、経験する、期待も、絶望もしないということをいろんな場所、いろんな人と会って知ったという著者の経験は否定できない。もともと漫画をやるつもりはなかったが、自分にやれることやるべきこととして捉えると実は性に合っていたということがままあり、行動が大事という。
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良し。良しです。
毎度同じ渡伊の話から詩人の方の話もあるのでそこは飛ばして、今どのように感じているかなどを少しいただく。
生きてりゃいいじゃん、離れてみたっていいじゃん、など。
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仕事をするときに、言われたことしかやらないのはもったいない。余計なことをしたばっかりに、失敗したり責任を取らされるのが嫌だと思うからだけど、どうせやるのなら、やりたいようにやってみればいい。
そのほうが、うまくいってもいかなくても、自分の経験値が上がるから。
この考え方、いいなぁ。
どこへ行っても食べていける人になりたい。
その思いで、自分の世界を狭めず、どんなことにも挑戦していく筆者の姿に、勇気をもらった。
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チリ紙交換一日して500円。一日働いて500円。でも500円あればおにぎり食べて生きていける。その最低ラインを体に叩き込んでいたからこそ、イタリアの辛い生活も乗り越えていけたヤマザキマリさん。今の日本人には彼女のような生き方を知ることが必要。
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<目次>
序章やりたいことで生きていくー母・量子の場合
第1章働くこと、自立することージョゼッぺとの日々
第2章持てる力をすべて使ってーテルマエ前夜
第3章風呂か、それとも戦争かー先人達が教えてくれたこと
第4章私の働き方改革ートラブルから学んだこと
第5章仕事とお金に縛られない生き方
あとがき
P204当たり前えお思っていた価値観の外に出ること
著者自身が半生を語ることにより、その考え方を記す本。
とくにお金に関して。
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ヤマザキマリさんの本、一度読んでみたかったのです。
深い。とても深い方なのだと思いました。
実は著者のマンガは読んだことがないのですが、
おそらく、
全力で描いているだろうと想像がつきます。
翻って私の仕事への姿勢を反省したり、
参考にしたいと思えることがあったり。
忙しかった日々の後に読んだのですが、
頑張ろうっていう気になりました。
「どん底を経験すると経験値が上がる」
というのは、共感します。
「本気で投げれば、本気で返ってくる」
最後にとても印象的な言葉でした。
『プリニウス』を読んでみたくなりました。
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面白かった。
テルマエロマエしかよんだことないけど、こんなバックボーンを持った人が著者とは知らなかった。
いわゆる普通の人生をはみださないように生きてきた身としては、著者の波乱に満ちた人生に驚きを持って読んでしまった。
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ヤマザキマリの著書を水風呂に浸かりながら読み了える気分は格別。
高校を中退してフィレンチェに絵画留学と聞くと、えらく優雅に見えるけど、苦学に苦労を重ねたのだなぁ……。
並の女性なら餓死か自死ではないだろうか。
帰国してからは札幌テレビに顔を出していたという。おぉ、STV。私が札幌に残っていれば、もっと早く彼女の存在を知っていたはず。
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正直、テルマエロマエの原作を読んだことがないし、映画もテレビで見たけどハマれなかったので、それほどヤマザキマリさんに興味が湧かなかったのだが、友人の薦めで読んでみたら、びっくりした。こんなにすごい人だと思わなかった。なんせ今まで生きてきた人生が濃い(普通の日本人が、イタリアで借金取りに追われることはないと思う)。経験から語るお金との向き合い方には、説得力がある。自分の芯をしっかり持ってる方で、考え方がとても尊敬できた。この方の漫画作品も読んでみたいと思った。
この本には名言が詰まってる。読み進めながら、感動しながらメモをとっていたくらいだ。資本主義社会の中で、お金やら人間の生産性やら、効率化ばかりが重要視されている昨今の状況を、ヤマザキさんは冷静に見つめ、もっと大切なものがあるのではと説く。歴史は繰り返すとも。この本を読んで、いかに自分を俯瞰すること、知性と教養を持ち、他の人の価値観を認めることが大切かを学んだ。そして、人間の根底はみな孤独で寂しいものなのだ、ということも。人生に迷った人は読むべきと思う。
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やはりこの人の生き方は好き。困難な波がやってきても、それに乗ってより遠くへ行くことが出来ている。波を読むのが上手いのだ。それは天性のものなのか、若いときから一人旅、イタリア留学など様々な経験を積んで得られたものか分からないが。
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こんな生き方あるんだ!って思った。
ヤマザキマリさん自身の生命力がすごいし、ヤマザキさんの母の「可愛い子には旅をさせよ」精神というか、子を信じる力がすごい!
私はひたすら守られたレールの上を進んできて、もう身動きが取れないと思う。けれど、自分の子はどうだろうか、と考えさせられる。
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今の日本で、これを出版しようとした勇気がすごい。後半、そんな記述がありました。
コアが揺るがないのでしょうね、自身の。
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チリ紙交換を一日中やって500円しかもらえず、それでおにぎりを食べる。
カラダを使う仕事の尊さを知って出来上がった、彼女のタフネスはすごいと思う。
さっきから「すごい」ってことばばかり出て来て、表現としてどうかと思うけど、それしか言いようがないのです。わたしの貧相な語彙力だと。
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「好きな仕事か、向いている仕事か」
「お金にならない仕事をいつまで続けるべきか」
「嫌な上司がいたらどうすべきか」
「望んだ仕事なら、限界まで働くべきなのか」
そんなことが書かれてありましたよ。
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働いているのか、働かされているのか、
たまに自分のことがわからなくなるわたしにとって、成熟に向けてヒントをいただきました。あ、子育てのことも。
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働いたあとのビールが最高なので、
今年も燃えます
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作者の根底にある哲学に共感。
どんな場所でも生きていける自分でありたい。
何をしようと私は私。空を飛ぶ鳥や海を泳ぐ魚と同じ、この地球上に生き物としてうまれてきたのですから、もらった命をできるだけ謳歌したい。
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山崎さんの包容力溢れる語り口が心に響いた。
苦労されてたんだな…。
この方のマンガ以外の著書も非常におもしろい。
何度も読み返したくなる名著。
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特に前半がドラマチックで面白かった。母親になってこだわりが抜けるところとか。4章の、夫を眺めているところも面白かった。