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面白かった。
テルマエロマエしかよんだことないけど、こんなバックボーンを持った人が著者とは知らなかった。
いわゆる普通の人生をはみださないように生きてきた身としては、著者の波乱に満ちた人生に驚きを持って読んでしまった。
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ヤマザキマリの著書を水風呂に浸かりながら読み了える気分は格別。
高校を中退してフィレンチェに絵画留学と聞くと、えらく優雅に見えるけど、苦学に苦労を重ねたのだなぁ……。
並の女性なら餓死か自死ではないだろうか。
帰国してからは札幌テレビに顔を出していたという。おぉ、STV。私が札幌に残っていれば、もっと早く彼女の存在を知っていたはず。
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正直、テルマエロマエの原作を読んだことがないし、映画もテレビで見たけどハマれなかったので、それほどヤマザキマリさんに興味が湧かなかったのだが、友人の薦めで読んでみたら、びっくりした。こんなにすごい人だと思わなかった。なんせ今まで生きてきた人生が濃い(普通の日本人が、イタリアで借金取りに追われることはないと思う)。経験から語るお金との向き合い方には、説得力がある。自分の芯をしっかり持ってる方で、考え方がとても尊敬できた。この方の漫画作品も読んでみたいと思った。
この本には名言が詰まってる。読み進めながら、感動しながらメモをとっていたくらいだ。資本主義社会の中で、お金やら人間の生産性やら、効率化ばかりが重要視されている昨今の状況を、ヤマザキさんは冷静に見つめ、もっと大切なものがあるのではと説く。歴史は繰り返すとも。この本を読んで、いかに自分を俯瞰すること、知性と教養を持ち、他の人の価値観を認めることが大切かを学んだ。そして、人間の根底はみな孤独で寂しいものなのだ、ということも。人生に迷った人は読むべきと思う。
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やはりこの人の生き方は好き。困難な波がやってきても、それに乗ってより遠くへ行くことが出来ている。波を読むのが上手いのだ。それは天性のものなのか、若いときから一人旅、イタリア留学など様々な経験を積んで得られたものか分からないが。
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こんな生き方あるんだ!って思った。
ヤマザキマリさん自身の生命力がすごいし、ヤマザキさんの母の「可愛い子には旅をさせよ」精神というか、子を信じる力がすごい!
私はひたすら守られたレールの上を進んできて、もう身動きが取れないと思う。けれど、自分の子はどうだろうか、と考えさせられる。
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今の日本で、これを出版しようとした勇気がすごい。後半、そんな記述がありました。
コアが揺るがないのでしょうね、自身の。
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チリ紙交換を一日中やって500円しかもらえず、それでおにぎりを食べる。
カラダを使う仕事の尊さを知って出来上がった、彼女のタフネスはすごいと思う。
さっきから「すごい」ってことばばかり出て来て、表現としてどうかと思うけど、それしか言いようがないのです。わたしの貧相な語彙力だと。
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「好きな仕事か、向いている仕事か」
「お金にならない仕事をいつまで続けるべきか」
「嫌な上司がいたらどうすべきか」
「望んだ仕事なら、限界まで働くべきなのか」
そんなことが書かれてありましたよ。
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働いているのか、働かされているのか、
たまに自分のことがわからなくなるわたしにとって、成熟に向けてヒントをいただきました。あ、子育てのことも。
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働いたあとのビールが最高なので、
今年も燃えます
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作者の根底にある哲学に共感。
どんな場所でも生きていける自分でありたい。
何をしようと私は私。空を飛ぶ鳥や海を泳ぐ魚と同じ、この地球上に生き物としてうまれてきたのですから、もらった命をできるだけ謳歌したい。
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山崎さんの包容力溢れる語り口が心に響いた。
苦労されてたんだな…。
この方のマンガ以外の著書も非常におもしろい。
何度も読み返したくなる名著。
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特に前半がドラマチックで面白かった。母親になってこだわりが抜けるところとか。4章の、夫を眺めているところも面白かった。
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まず、この本を読んで、筆者のようにどんな場所でも生きていける人間になりたいと思った。
そして、もう一度「他人は他人、自分は自分」という考え方を自分の中で持ちたいと思った。
なぜなら、周りに何と言われようと、自分がやりたいことに本気で取り組んだ結果、周りから"そういうものだ"と勝手に思われるくらいの方がかっこいいと思ったから。
簡単にまとめると、「自分がやりたいことは何でもやってみる。周りに何と言われようが、他人の意見でしかないのだから、自分の気持ちに正直に今を楽しんで生きていこう」といった内容。
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「テルマエ・ロマエ」を書いた漫画家であるというイメージだったので読み始めてちょっとびっくり。
なんとまあ波乱万丈の人生を歩んできたのだろう。
しかし様々な経験を積んできたからこそ今のヤマザキマリが存在しているということがよくわかりました。
ヤマザキマリさんは出来る事なら何でもするという生き方の中にたまたま漫画家という職業のピースがハマったに過ぎないんでしょうね。
だからもし漫画が描けなくなっても自分の出来ることなら何でもやって生きていくんでしょうね。
面白かったです。
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テルマエロマエが売れたから良かったかと言うと、一概にそうとも言えないんだな。
どうにかして生きようと思わされる。
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自身の経験をもとに、機会が来たら挑戦することで、道が開いたことを伝えられた。文章やエピソードがおもしろく、惹きつけられました。
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ヤマザキマリさんのテルマエの頃からしか知らず、色んな経験をされてきたんだな。それで仕事にしばられないってすばらしい!
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自分ができることをやればいいんだと
思わせてくれる一冊。
好きなことを仕事にしてお金を稼げるなら
それに越したことはないけど
自分に合っている仕事をして
楽しんでお金を稼げるなら
そちらを選んだ方がいいかもしれない。
自分の周りで起きている波に乗ったことは
今までもあるけど
その方法が正しかったんだと
自信を持てた。
どんな風にしても生きていればなんとかなる。