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大きな転機、のくだりが自分とかぶって泣けた。
地に足の着いた女性が、そのすさまじい経験から絞り出す金言が、私を心底勇気づける。
私は愚かだったかもしれないけれど、それはそれで私なりのベストな選択だった。それはそれで、私の糧になっている。
自分の人生を賛美したいと思う。人生が、あと30年くらいあることを、とてもうれしく思う。
価値のある人生にしたい。
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P136 人生には、きっと、潮目ってものがあると思います。自分で選んだわけじゃないけれど、潮目が変わるときがある。これ以上、同じことを続けていてもどうにもならない。そのことがはっきりと自分で分かるときがくる。
..幕がストンと落ちるように、カランカランと鐘が鳴ったみたいに、ここから先はこれまでと同じようには生きていけない、自分が変わるしかないんだってことがはっきりわかったのです。
だから、やり方を変えることができた。生きていくために、自分に合っているやり方を探そうと思った。
いろいろな偶然が、道を教えてくれるのではないか。
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いくら好きなことだからと言って、うまくいかないことをいつまでもずるずるとやり続けるんじゃなくて、向こうから新しい波が来たなと思ったら、それまでの気持ちを切り替えて、パッと乗ってみる。
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世界には、お金ではない価値がある。
[子どもたちに伝えるべきこと]
生きていると色々あるけれど、でも同じくらい面白いことも楽しいこともあると教えてあげること。たとえ限定的な人生であっても、生まれてよかったと思うことは何度でも感じられる。
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圧倒されて上手く言えないのだけれど、人間は自分のために生きていいのだと、改めて感じた。そして、自分ときちんと向き合って、過大評価でも過小評価でもない自分の芯を持って生きていきたいと。
それから、思い込みで他人を非難してはばからないひとは、そこに自身の人となりが駄々洩れしてることに気づいていないのだろうな…とも思った。ある程度の経験と視野を自覚していれば、自分と異なる人生や価値観があることに思いを馳せずにはいられないだろうと思ったから。
広く落ち着きある目で世界を見られるようになりたい。
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ヤマザキマリさんの波乱万丈な人生からお金との付き合い方について書かれていました。
お金に振り回されるーよくよく考えると自分も振り回されてるなぁと思いましたし、きってもきれないお金だからこそ、うまく付き合っていかないと、と思います。
それ以外にも、自分に芯を持つ、という話がしっくりきました。
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仕事とお金について考えることが多く、
何かヒントなればと読み始めたのだが
テルマエ・ロマエとか軽く
吹っ飛ぶ様なエピソードが満載で
凄まじい。
(ドラマチックと言うのは失礼だろうけど)
作者の信念の芯(骨)が母から形成されて海外に出て太くなって、母になって太くなって強くなっていく…色々負のループはあれど
「生き延びてさえいれば、なんとかなるさ」
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お金という価値観をどう持つか、非常に考えさせられた。
この本読んだあとに、インド映画(パッドマン)を見たら似たようなことを考えさせられた。
これは今自分に与えられていることだ(お金という価値にとらわれるな)というメッセージなのかもしれない。啓示か?
作者の強さに励まされた。すごいですよ、この方。自分の経験を確実に糧にしていっている。ただじゃ転ばないとはこのこと。読んでてもとても好感が持てた。ここまではっきりとした価値観を持つには、まだ自分は経験不足だな...。
お金は生きていく上で大事だけど、一部分でしかない。そのバランスってのが難しいのよね。
またしばらく経ったら読み返してみたい。
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ヤマザキマリさん、テルマエロマエの作者さんくらいにしか知らなかったけど、本書を読んで、あの作品を描くまでに様々な苦労があったんだなぁともう一度違う視点から漫画を読みたくなりました。
音楽家の母に育てられ、貧しいながらも何か買うときに本当に必要なのか考えさせられ、いきなり高価なものを買う母を反面教師にしつつ。でもイタリアへの絵の留学は行かせてもらい、そこでもまたすったんもんだがあったわけですが、全ての事柄が後で生きてくるんです。
まるで、漫画の伏線のように。
私は同じ職場でずっと働いていますが、死ぬまでこのままは嫌だと最近感じています。そんなことはきっとないとは思うのですが、人生経験が乏しく、学びがないのです。そこには安心がありますが、日本の悪いところでそれで幸せなのか? ということです。働く=お金もらう、それが人生なのに、まるで死んだように働く人がいます。
グローバルなヤマザキマリさん視点で、今の私達を俯瞰してみると、あれ? なんか違うんじゃないかとふと思いました。お金があるから幸せではなく、本当に幸せなの人それぞれってことに気づかせてくれます。
ぶっ倒れるまで働いたり、ひどい契約を結んだりしてましたがヤマザキさんはようやく、描きたいものをいい環境で描けるようになったんですね。それは幸せなことだと思います。
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著者のヤマザキマリさんを濱田マリさんと勘違いして購入してしまった一冊です
女優でタレントでナレーターなどもこなす濱田さんとタイトルがミスマッチで気になってつい手を出してしまいました 汗
読み始めてやっとあぁ・・・と勘違いに気づきました 笑
以前から漫画家の原稿料は思っているほど高くないとは聞いていましたが、漫画に関してはスロースターターだった著者が溢れる思いで執筆したものが映画にもなり世界中に翻訳され出版されているのに、、、
またお金というものだけでなく溢れる思いに突き動かされて書いた作品に、家族との不協和音やらご自身の体調やらに影響が出るなど、著者の想いとは別な方向に物事が進んでしまうなど
働くとは何なのか、お金とは、考えさせられる一冊でした
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「テルマエロマエ」の作者として知られるヤマザキ氏の
仕事論です。
「働くことはどういうことか」「人生とは」という答え
がありそうで無い問題に対して、持論を語ります。
サイバラ氏に通じる強烈な個性は気持ちがいいし、
ある部分では共感して、ある部分では「それは無理」と
感じながら読むだけでも自分の中で何かが変わりそうな
予感がする一冊です。
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20181229 生き方の参考にするにはいろいろ条件をチェックした方が良い。凹まないというよりは常に今を頑張っているので凹みようが無い生き方。楽しめる目的とそのための才能を磨く事。結局は出会いなのかも。
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読了。仕事のことで悩んでいたので、気分が楽になった。仕事をサボれと書いてるわけでないが、死にたいほど辛いなら止めていいようだ。昔、職場の先輩に言われたことを思い出す。「どんなに客が怒っていても、大丈夫。命まではとられない。」
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自分を貫く事で勝負してきたから何かに依存しなくても生きれると察した訳だ。まずは貫く事なんだなと。気持ちに、余裕をと。立ち止まって考えよと。
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ヤマザキさんのエッセイは、漫画を含めてほぼ読んでいます。ヤマザキさんの人生は一つなので、重複するところはたくさんあります。ちょっと新鮮味がなくなったので星三つ。(初めて「望遠ニッポン見聞録」を読んだ時の衝撃からだんだん冷めてくる)
今回は仕事とお金について、ばかりではなく、お金にまつわる話を初めて告白した、というところが新しいかもしれません。ヤマザキさんの、漫画よりも奇なりの人生そのものが語られるのは、ほかの本と同じ。どこかにキラリと光ることばや、共感できる場所がきっとあるはず。わかりやすい文章で書かれているので、若い人が読むには良いと思います。まだまだブラック企業が大手を振っている日本ですから、手遅れにならないうちに・・・。
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軽い読み物だと思って手にしていた。読んでみると超ヘビー級の一冊。
著者が歩んできた人生を丁寧に振り返った本。最初の章では、母親を語っている。この母にして、この子供ありというエピソードだということが、のちの自らの体験を語るところで判明する。本人は苦しかった経験をたくさんしているが、苦労とは感じていない精神的な強さを持っている。生き抜く力に満ち溢れた人の伝記を読んでいることに気が付く。人と同じことで安心することなく、自分であり続けることは、自由なのだけど、孤立し孤独感、寂しさを感じてしまうもの。それでも、自分を肯定して自分らしく振舞ってみたらいい。今の仕事でも自分らしさを全開にして取り組めば、おのずと道が開けてくる。自分らしさを出し、全力で目の前の仕事に取組み、違うと感じたら、別の道に行ってみればいい。体を壊してまで、続ける必用は無い。
そんなときに、人生のパートナーがいてくれたら心強い。著者の例ではあまり助けにはならなかったようだが。
著者が描きたかった漫画が「プリニウス」とのこと。ぜひ読んでみたいと思った。
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お金に苦労するが、お金にとらわれずやりたいことをやり続けるために俯瞰する、経験する、期待も、絶望もしないということをいろんな場所、いろんな人と会って知ったという著者の経験は否定できない。もともと漫画をやるつもりはなかったが、自分にやれることやるべきこととして捉えると実は性に合っていたということがままあり、行動が大事という。
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良し。良しです。
毎度同じ渡伊の話から詩人の方の話もあるのでそこは飛ばして、今どのように感じているかなどを少しいただく。
生きてりゃいいじゃん、離れてみたっていいじゃん、など。