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諸ヨーロッパの中では
小国クロアチアの
ロシアW杯の躍進を見てしまうと
日本がW杯本選で戦うことも夢ではないのでは?
と思ってしまうが
その壁は厚く何がベスト16とベスト8を隔てているのか
いまだにわかっていない。
だがこの本はその要因を少なからず示している。
日本人の特質を理解して伸ばしてあげることが
近道だからこそ
外国人監督を連れてくるだけでは意味がなく
縦に早いサッカー
切り替えが早い
ボールに組織的に守備するなど
いくつかのセンテンスをメディアは喧騒するが
それにとらわれすぎては何も生まない。
日本人はカイゼンすることこそが
是という真面目すぎるところがあり
戦犯探しをしたところで試合に勝てるようになるわけではない。
なぜ負けるか、なぜ勝てるかをしっかりと明言化して
フラットに毎回勝ちにこだわり、相手に立ち向かっていく
そこには上下関係関係なくいえるという事も欠かせないが
常習化しているのは年長者がしゃべりだし
クラブの格で意見を言うなど
上が言ったことを当たり障りなく流している
中間世代が存在する。
一つのことをよくしただけではどうにもならない
根性論や精神論にはあまりしたくないが
みんなが同じブルーに染まって入れるか
(同じ未来予想図を共有できていれば方法論なんかは
本当はどうでもいい。)
でもお金儲けの手段としてうまみを覚えてしまった
日本サッカーでどこまでそれができるのであろうか。
選手 協会 メディア サポーター それぞれの立場から
できることから初めても遅くはない。