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いやまあ最初の数式はグラフ見た瞬間に分かるよね。
それで悩むってアホかと。
ナオキは修業が足らないなあ(笑)
今巻は天才幼女の登場と籠城戦の印象が強い。
テレンティアがいろいろ有能で愉しい。
そしてまさかの3pでしょうか?
ナオキ、爆発しろ!
あと統計の偏差値の使い方がわかりやすかったのは流石です。
この巻で最終巻かなあ、と思ったら、まだ続くような後書き。
でもその時は二人の子供の話になるのかな?
そしてその傍らには天才幼女の成長した姿が?
とりあえず、期待して待っています。
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とりあえず一区切り巻。綺麗過ぎるくらい綺麗に纏まっている。異世界チートが毎月山のように出るラノベ界でチートに頼らず数学という知恵のみで戦う唯一無二の作風なので本作には期待している。続編の望みもあるそうなので今後のさらなる躍進に期待したい。
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綺麗に物語が納まっていて、「え? まだ続巻の予定があるの?」と逆に驚かされる三巻である。
第一部完結巻と言っていいだろう。条件付き敗北や条件付き勝利で限定的な条件によって生き延びてきたナオキ&ソアラだが、今回は(国内での話とはいえ)綺麗に完勝している。辛勝ではあったが。
今回の物語の焦点はナオキとソアラの関係であり、もっと言えばナオキ自身について。冒頭で示される通り、今際の際で解答を返せなかった、祖父の置き土産の数式が主題だ。
そんな主題をあっさり解き明かせる天才少女・トゥーナが今回登場しているが、彼女の存在感はやや薄めである。内政物から内戦物へと展開を遂げた物語の中で、ちょっと立ち位置が定まらなかったかもしれない。
ただ、それも含めて、彼が彼女と向き合うまでの物語と考えれば、そこに不足はなかったと見ていいだろう。数式解決におけるキーパーソンの一人にはなっている。
綺麗に納まった物語である。シリーズ全体を含めて星五つで評価したい。
この流れで次巻がどうなるのかはやや謎ではあるが、それについては次巻でまた確認したい。
なお、書き下ろしショートストーリー(たぶん初版封入特典の類)は「価格と美味しさの数式 ~美味しさと値段は比例するか?~」。
タイトル通りの内容をヴェーバー-フェヒナーの法則から導き出しているが、地味に面白い内容なのでショートストーリーとしては上等である。
上等であるだけに、逆に本編に含まれていないのがやや惜しまれる。ナオキとソアラが数学バカらしいやりとりで失敗する小粋な掌編である。
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今までで一番小さな話なんだけど、意外に盛り上がり面白い。この巻で一区切りで、時間からは新章見たいです。