紙の本
ありそうでなかった低血圧の本
2016/12/05 23:04
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:すー - この投稿者のレビュー一覧を見る
世間には高血圧の本は数多くありますが、低血圧に関する本は珍しい。昔からの低血圧ですが、特に気にする事はありませんでした、この本を読むまでは。普段の生活でなかなかヤル気が出なかったり、という原因が低血圧だと考えると改善させなければいけないと思いました。
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健康診断の血圧測定でほとんど100以下の私。
これって低血圧なのではと思っていたところでこの本と遭遇。
暑がりの寒がりとか、季節の変わり目に弱いとか、自分の体質に当てはまる部分がいくつもありました。
解決策は、ストレスを溜めないこと、温かい飲み物を飲むことなど。前者は自分の努力だけでは難しい部分もありますが、後者はさっそく実践してみよう。
面白かったのが食生活。低血圧の人はカフェインや塩分を含む飲食物を適度に摂取していいとのことなのですが、コーヒーも味噌汁もラーメンも好きな私。あとタウリンを含むイカやタコも好きだったりする。身体は無意識に必要な栄養素を求めているような気がします。
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高いよりマシでしょ、と思っているし高血圧の人には羨ましがられるのですが…、心身ともに、その悪影響の数々をしっかり説かれています。
中には不登校のことや、うつ病の誤診断なども。
自分に不登校・うつの診断経験があるため食いついてしまいました。
当時は低血圧なんて知らなかったので(指摘されたのは割と最近)、きっかけかどうかは定かではありません。
今になって思うと思い当たるところも多々ありますし、本当にうつなのか?と何度思ったか…。(素人の自己判断ではなんとも言えないけど)
心身症と言われたのも、低血圧が原因の一つかもしれません。
大抵身体が怠くて、学生の頃は毎日早起きして通うことが億劫でした。
仕事も8時9時起きくらいで良いものがちょうどよかったり。
また、抗うつ薬で立ちくらみ・転倒したことは実際にあるし、私の場合とにかく休むことが1番効いたように思います。
低血圧患者にとっての休む重要さも説かれており、もしかしたら体質的に関係あったのかも…?
気力でなんとかしている、というのが驚きとともにそういえば、とハッとしました。
「気のせいだ、弱いからだ」と言われるのでそうせざるを得ないともいうのですが…、この考え方が変わったらいいなぁ。
最近目にするようになった気象病やHSPとも無関係ではないと思うので、同じように広まってくれ!と思います。
ちなみに私はどちらもあり、複合的な結果としての不登校やうつなんだろうなと思っています。
自分でできる治療…入浴法や食事、運動、休み方など気を付けてみたいです。
運動不足、気をつけたいです…。
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著者の主観によるバイアスが強いかもと思って冷めて読んでしまった。
個別事象を細かく書いているあたり、著者の肌感って感じが強い気がした
低血糖に関する研究や本はあまり多くないので興味深い内容だった。