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ジャケ買い。中身は、正直言って意味が分からなかった。重要な人物はおろか主人公の性格・環境設定もよく分からないし、重要視されている「お伽噺」があまりにも幅をきかせていてストーリーが分からない。全編にわたって出てきているストーカーの影も意味ないし(せいぜい最後の「クロ」のあぶり出しに使える程度)全体的にストーリーがなくて、この話の後日談の思い出話か、お伽噺サイドの後日談程度にしか読めない。
オレンジ文庫はいままでここまでの文章の外れっぷりには出会わなかったので残念。コバルトみたいにレベルダウンは勘弁して欲しい。(この話はレベル以前の問題だけど)
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触れた緑を枯らしてしまう少女が、父の死後、遠い地の造園家と結婚させられていたことを知り、会いに行くところから始まる。
妖精と庭、という好きな組み合わせが題材だったので手にしてみた。
イケメンは正義なのに挿絵がないのが残念だ。
登場時かなり態度が悪かった蓮之介が気がついたら愛称呼びになってたのが実はひたすら気色が悪かったんだけど
まあ…わからなくはない、とだけ…
でも行きすぎ
人間とは倫理観や感性が違う妖精という存在を
頑張って表現しているなぁとは感じた
ただちょっと、表面をサワサワっと撫でるようなストーリー運びに重みや深みがあまりなかった気もする
作品全体を、風の花、として表現したかったのだとしたら、なるほど、と
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妖精憑きの撫子。植物が大好きなのに、触ると枯らしてしまう。
大好きなものの命を奪うことしか出来ないなんて、辛すぎる。
それなのにとにかく明るい撫子が不思議でならなかった。どんなに花織に冷たくされても、めげない感じも...
終始不思議な雰囲気で、お伽話のなかに入ったような気がする本だった。
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凄い綺麗な話だなと思った
さらっと流れるようでその中に人の気持ち、時には醜い気持ちまで入ってて読んでて楽しかった