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紙の本
破り捨てようかと思うほどの程度の低さ
2013/10/13 02:40
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投稿者:LR45 - この投稿者のレビュー一覧を見る
津本陽と言えばそこそこ名の通った作家さんだと私は思ってます。
私は恥ずかしながら恐らくこの作品以外は手に取ったことがないと記憶しているので、この作品に限った評価になります。
一言で言って最低です。
こんなひどい本滅多にないと私は思いました。
本気で破り捨てようかと思いました。
確かに題材が親鸞という、宗教家の中でも特に扱いにくいであろう人物を扱っているので、難しいのは分かります。
ただ問題はそういうことではないのです。
聞くところによると津本陽氏はかなり熱心な浄土真宗徒だそうです。
そういう方が書いていることにまず留意する必要があります。
構成ももうめちゃくちゃとしか言いようがありません。
果たして伝記を書いているのか、著者の親鸞への思いを綴っているのか、はたまた小説なのか、エッセイなのか、布教目的の有料パンフレットなのか、この本は一体「何なのか」すら危ぶまれる出来です。少なくとも私はそう感じました。
上下巻まとめて購入し、上巻を何とか我慢して読み進めましたが、ストレスが溜まるばかり。
結局上巻2/3過ぎまで読んだところで投げ出しました。
たかだか一冊1000円もしない本を買ってこれだけ後悔したのは初めてかも知れません。
浄土真宗の信徒さんで親鸞のすばらしさについて共感したい方にはいいかも知れません。
そうではなくて、単純に親鸞の生涯を小説として物語として追いたい方には絶対にお薦めしません。
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