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百人一首を一首毎に解説。
まる子ちゃんの4コマ漫画はきちんと歌と関係のある内容になっているので、クスっと笑いながら、その歌のことを覚えられるので歌を覚えるのに良い。
・面白かったもの
逢ひ見ての のちの心に くらぶれば
昔はものを 思はざりけり
権中納言敦忠
→ 両想いの苦しさ。
まる子が両親に両想いかを確認するが。。。
ひさかたの 光のどけき 春の日に
しづ心なく 花の散るらむ
紀友則
→ 日向でぽかぽか陽気にのんびりしているお母さん、まる子がドタバタ学校から帰ってくる
しづ心なく まる子帰らむ
伝記まんが
が面白い
和泉式部
恋に生きた、子供に死なれた絶唱
清少納言と紫式部
動と静。仕えた主人の違い。定子と彰子。
西行法師
元、北面の武士。
宮廷で目をかけられるが権力争いに世を捨てる。
栄枯盛衰を横目に見ながら長生きをする。
藤原定家
藤原俊成の子供。後鳥羽院に気に入られ。
後鳥羽院
才気あふれる天皇の反乱。
新古今和歌集を編纂したことの歴史的意義。
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ラブレター
貴族の男女が「逢ひ見る」前後のやりとりは、たいてい和歌を書いた手紙です。内容はもちろん、文字の美しさや手紙に用いられた和紙の素晴らしさ、そこに焚きしめられたお香にさえ、相手の人柄や教養がにじみ、恋心をつのらせる手がかりでした。恋が、和歌を発達させ、美しい和紙を作る技術を発達させたともいえるかもしれません。
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