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2018/12/26:読了
6つのコマの解説が書いてある、「4章 進化する戦うコマ」、が、心理戦のじゃんけんみたいで、面白かった
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コマについての物理的な解説や、大会におけるコマの形の変遷が詳細で面白いのだけれど、なによりも大会における駆け引き、「結局は人か」と思わせる人間臭さが面白い。
一点静止ゴマを投げるときに失敗する描写や、それに対応するために相手が取った方法、それから軽量コマと王道コマの駆け引きなど、面白さ満載。
大会の章は、人がいるところで読まないほうがよい。
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なぜ回転するコマは倒れないのか? 強いコマの条件とはなにか? 読んだらすぐに回してみたくなる、コマの科学の決定版! 「イボイボで弾き飛ばす攻撃型のコマ」「相手の回転力を奪い取る守備型のコマ」「倒れても起き上がる耐久型のコマ」など、知られざるコマの戦いを紹介します。
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物理学者がコマ博士となり、コマの不思議な性質を解説してくれる。コマにかかる力は、地面からの力、空気からの力、重力の三つだそうだ。これらの力の中で、コマの運動に影響するものは、「力のモーメント」と呼ばれる回転させようとする成分だけである。三つの力の中でそれぞれ「力のモーメント」はどのように働くかを見ていく。コマの性質の分析の後は、世界コマ大戦で戦うコマを取り上げる。いろいろな種類のコマを開発して対戦している。中小企業の技術と工夫を凝らしたコマ。ロボコンはよく聞くけど、コマに熱くなる人たちがいたんだな。この本はブクログの献本企画で頂きました。ありがとうございます。(^.^)
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独楽の動き、形状を物理的に解説。長い時間回るための条件、勝つための条件を解き明かしていく。
ふむふむと思わせる指摘満載でオモシロいのだけど、残念ながら物理的な解説になると、とたんについていけない。情けないことにこの本を読むための最低条件を満たしていないんだろうな。
独楽の振る舞いが、量子の世界や宇宙の動きにも通じているってのは、言われてみればなるほどですよね。
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剛体の力学から独楽の仕組みを解説,という堅い話は必要最小限にして,筆者も参加してるこま回し大会について詳しく扱って興味をもってもらおうという趣向。
竹トンボやヨーヨー,ブーメランや地球も一種の独楽なんだよという視点は大事かも。
製造業のプロが本気で設計・製作した独楽で競い合う「コマ大戦」ってイベント,この本で読むまで知らなかった。楽しそう!
コマ大戦とは - 全日本製造業コマ大戦 https://www.komataisen.com/%E3%82%B3%E3%83%9E%E5%A4%A7%E6%88%A6%E3%81%A8%E3%81%AF/
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http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000317955
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前半のコマの力学は、シンプルにわかりやすい説明に終始しているが、古典の岩波新書のコマの科学の方がよりわかりやすいかなと思った。しかし中盤からのコマ大戦の話が抜群に面白く引き込まれてしまった。コマにかける情熱と子供達への科学教育にかける想いに感服。
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一番の衝撃は「全日本製造業世界コマ大戦」などというものが存在していること。
大の大人が、会社の技術、アイデアの全てをかけて闘うコマ大会なのだ。
ブルーバックスなんで、当然コマの物理学とかなんとか出てくるんだけど、一番面白かったのはこの大戦をめぐるコマの考察。
いやー、しかし、こういう技術とかアイデアって、軍事に応用されるとか言われて、またどこから横やり入んないかね。
ついでだが、歳差運動の説明は、さっぱりわからなかった。
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コマ大戦での独創的なアイデアの数々に笑わせていただいた。そして、絶対王者が存在せず、ジャンケンのような関係になっていることにも興味を覚えた。