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2019年初読書になってしまった、、苦笑。
老人賭博、もうはいとしか言えない、に続く海馬五郎シリーズ第三弾、個人的にはもうほんと面白かったです。惨めすぎるしクソすぎて。
映画化どうなっちゃうのかなー。愛の渦よりもずっとぐちゃぐちゃしてそう!!
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妻の不貞を知り
財産分与したくないあまりに男がしたことは。
なんだろー、なんかついてけなかった。
[図書館・初読・12月10日読了]
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売れているけど羨望の眼差しからは見られることが無くなった脚本家 海馬五郎がふとした事から
妻(元女優)がコンテンポラリーダンサーに
惚れていることを知り
もしこのまま離婚するなら財産の半分を渡さなければいけないのがどうしても許せなく感じてしまったため
使い切るために酒池肉林、たまに変態、ビクビクしながら
愛欲に溺れていくドタバタを描いている。
これほどやりたくないエロほど悲劇は無いが
可愛そうなのが通り越すと少し愛おしくもなってくる。
(親の死に目に膣痙攣で抜けなくなったちんぽをひりひりさせながら立ち会うとか)
ただ松尾スズキさんの前作『東京の夫婦』を読んでいると胸を締め付けられる部分もある。
松尾さん自身女優と結婚し
かなり年下の箱入り娘と結婚しているので
そのやっかみや苦しみが描かれていて
親の介護や兄妹との齟齬とか
折り返しを迎えた人間の
静かに暮らしたいのに
ザワザワする感じが
あっちは陰で
こっちは陽で語られている。
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『50歳を過ぎて、怒られる。けっこうシャレにならない温度で。それも仕事というものの醍醐味だ』
『締め切りは、世界の終わりに似ていて、必ず来る。そういうものだ』
『それほどあの時間と空間は安定していた。その記憶が、今、目の前で鋭利な刃物で切り裂かれたような、いや、バケツ一杯の墨汁をぶっかけられたような、いや、どうだろう、大量のザリガニの死骸を…例えている場合じゃない。まったくない。』
「怖い目しないで ー 私パニック障害って診断されてから、どんどんパニック障害なんだから」
『男というのは潜在意識の中で常に有名な女優を抱きたいものだ。』
『声を上げずに海馬は泣いた。声を出さないのは、軍手をしてオナニーをしているみたいで、苦しい。』
「どうせなら108人にしよう」
「ひゃくはち。なるほど、煩悩の数ですね。海馬さんらしい」
「いや、あいつのフェイスブックに『いいね』を押したやつの数だ」
『やるべきことは、すべてやった。後は、本人の生きる力次第ですね。とでも言いたげな、難しいオペの後の医者のような顔つきだ。』
「舞台に立ちたいのか、体裁を保ちたいのか? しょせん、目立ちたがり屋の烏合の衆だろうが! かっこつけてる奴は、全員やめちまえ! 俺は、かっこつけてる奴らのために、この作品を書いたんじゃない。自由であれ! かっこつけたい欲望から自由になれ! 表現の本質はそこにはない!」
『いろんなおっぱいがあり、いろんなちんぽがある。それが最初の印象だ。
皆、どんな気持ちなのだろう。
どんな人生を歩んできてここにいるんだろう。
聖矢の合図で乱交が始まった。』
「ごめんなさい。私は私で、戦っていたの。再放送で見るミステリードラマに出て来る永遠に若いままの自分と、現実の中で老いさらばえていく自分。テレビをつけるたびそれを突き付けられるのよ。」
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お話の骨格は面白いのかなと思うのでありますが、いかんせんセックスが軽いものとして扱われておりますので、なんともソコの許容度の低い人にはだめでしょう。私もこの感覚はアウトの側でした。
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新年に一発目に読み終わった本としてふさわしいのかは不明。こ、これホントに映画化されるのかなぁ。めっちゃハチャメチャ作品になると思うんだけど…つーか放送禁止的な…それを乗り越えどこまで五郎さんの復讐奮闘劇が観られるんだろうか。キャストとかこわくてチェックできない。五郎さんはもちろん松尾氏だとは思うけど。否それ以外無理でしょ。
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文章が好き ◯
作品全体の雰囲気が好き
内容結末に納得がいった
また読みたい
その他
初、松尾スズキ作品。
性のカオスっぷりが凄すぎて、「あらあら、読んでていいのかしら」と思いつつも読了。
時々おかしくて吹き出しそうになってしまったり。
他の作品にもチャレンジしてみます。
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海馬五郎、50才。作家。売れない元女優の二番目の妻。一人目はイギリス人、レシピ紹介で成功。大学生の息子。映画化済の自分の作品がミュージカルに。オーディションに同席させられる。オーディションに落ちた女優から声をかけられ飲みにいく。
自分の妻のfacebookを教えられる。若いモダンダンサーに熱愛している。
妹からホスピスにいる父の見舞いを頼まれる。妻とは離婚?最初の妻への慰謝料も払っていない。貯金は4000万円。半分は妻に持っていかれる。300万円を学費として元妻に。残りの金を風俗で使い出す。価格の高い3Pは自分に向いていない
20万円のデリヘル嬢を呼ぶ。その電話の直前に妻のfbを女優から教えられてしまう
デリヘル嬢がきたとき、海馬は泣いていた。うまくいかない。デリヘル嬢はアンケート結果が悪いとランクを落とさせる。おとされるとホストに貢げない。
ホストがサイドビジネスで精力剤販売。渡されるが、ホストとデリヘル嬢が喧嘩。
女優がバイトするスタンドバーで飲む。店から出るともうすぐ結婚する知り合い女優、50才がホストクラブからたたきだされてる。結婚詐欺師。有り金をすべてもっていかれてやけ酒。自分のマンションにつれて帰った。精力剤がまだきいている
やっていたら、妹がやってきた。見られた。膣痙攣で抜けない。父が既得をつげにきた。つながったままで、父の臨終に立ち会う。つながった女を自分の妻だと父は勘違いしている。
ホストにあらゆる風俗嬢を頼む。目標は108人
男50女50を集めて乱交。
ホストは自分の店を出す開店資金ができた。デリヘル嬢は貢ぐ必要がなくなった。何も変わらない。
オーディションで落ちた女優になぐさめてもらう
体の関係もできた。恋をしたのか?
妻から連絡がきた。fbの投稿はすべて妄想。妄想ソフトで画像がうめこまれる。
妻がもどってく。
芝居の稽古で芸大卒の女優に「いったことがるのか?自分でいったことはあるのか?」こんな歌を歌うために芸大をでたわけではないと言われ、役をおりた。
日芸卒なので、芸大卒にコンプレックスがあった
落ちた女優が代役。芸能事務所の紹介をたのまれた
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妻に裏切られた脚本家は、離婚することになれば資産の半分は妻にとられてしまうと気づき、108人のいい女を抱き、セックス三昧で金を使ってしまおうと計画するが・・・
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いや、単純に面白かった~海馬五郎は物書きで、ミュージカルに応募してきた女優から、奥さんのFaceBookを見ろと言われて、コンテンポラリーダンサーとの不倫を知り、出て行けと怒鳴って、その通り綾子は出て行ったが、これまで貯めていた2000万円の内の半分を取られるのが悔しい。離婚までに全財産使い果たしてやれと、女買いを始める。20万円の高級娼婦から、ホストの星也と知り合い、廃校の体育館をローションだらけにして男女百名が乱交を始め、それをスマホで綾子に見せつけた。最後は30人の娼婦がいるという女島を借り切るために、千葉から小さな舟で出る~松尾スズキって芝居も下手だと思っていたが、おとな計画自体は上手く廻っていて大したもんだと思い直し、韋駄天の落語家ぶりも振りも上手かった、そしたら、別の演劇団体を立ち上げるんだってね。書き物でも賞の候補になったよね
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大人計画の松尾さんどから面白いかと手にしたが、エロ小説で驚いた。奥さんがコンテンポラリーダンサーに入れ上げ、嫉妬の妄想に取り憑かれた主人公。離婚すると資産半分取られるくらいなら使ってしまえと、次から次へと、性風俗に注ぎ込んで馬鹿みたい
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中年男の妻が妻の浮気をSNSで知る。財産分与をしたくないから、2000万をひたすら女を買って使おういう、バカバカしさと悲壮感のある話。くだらないっちゃくだらない内容で、オチがうーん、どうするの?ってとこで終わってしまうが、まったくつまらないわけでもなくて、、。まあ一度はやってみたいような感じか