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日本の政治や主義主張を考える時に。思想は
重要なよりどころになります。
何となく「思想」と聞くと、イデオロギー的
な感覚を持ってしまい、身構えてしまいますが
この本では一つ一つの思想と言いますか、その
考え方がどういうものなのか丁寧に語られて
いて、非常にわかりやすいです。
自分の考えの柱となる思想は何か?を導いて
くれる一冊です。
例えば政治における政党名について、こう語って
います。
『最近の政党名はポピュリズム的に、イメージが
政党名になっています。
ただ立憲民主党は「立憲主義」と「民主主義」
というイズムを表しています。つまり理念が
明確であるがゆえに多くの指示を得たのだと思う』
どうでしょうか。
考える指標になる気がしませんか。
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政治思想というと堅く聞こえますが、「右と左」「社会主義と共産主義」「自由主義と民主主義」といった、知っているようで実はよく解っていないものについて、質問&回答形式で読みやすく書かれています。各思想の位置付けを表した図が幾つが挿入されていて、とても解りやすいです。最後には、コミュニタリアニズムという、右でも左でもない、著者が理想としている思想について述べられています。
図書館で借りましたが、購入して手元に置いておきたい本だと思いました。
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読みやすく、バランスのとれた思想の解説書だと思う。
コミュニタリアニズムについて、もっと知りたくなった。