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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
仮面ライダーになりたい40男。今までの人生すべてをそれにかけていたのはすごいな。40だとライダー世代より若い気もするが作者もそんなもんの歳か?
本物?のショッカーやら怪人やらが出たのは驚いた。
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カオス、ってこういう事か、そう、しみじみと噛み締める、この『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』を読んで
漫画版『仮面ライダークウガ』、『風都探偵』も、仮面ライダー系の作品として上の上であるし、講談社キャラクター文庫から発刊されている、平成仮面ライダーの小説版も読み応えが凄い
それらの作品に負けないくらい、この『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』は熱くて、厚い
あえて、ファンにだけ理解できる言い方をするなら、柴田イズムが凝縮されている、この作品には
村枝賢一先生の、『仮面ライダーSPIRIS』にも、村枝先生の、仮面ライダーに対するリスペクトが詰まり、なおかつ、村枝先生らしさが盛り込まれているが、それに劣っちゃいない
タイトルからして、出オチ感があると言うか、読み手に混乱を強いるが、いざ、読んでみると、主人公の個性とストーリーの激しい展開、キャラたちの動きに、ただただ、圧倒される
私も、漫画版『仮面ライダークウガ』と『風都探偵』、ついでに言えば、『仮面ライダージオウ』の感想をマメに書くくらいには、仮面ライダー好きではあるが、己のレベルの低さを痛感させられた
仮面ライダー好きを名乗るのであれば、これくらいしなきゃいけないのかもしれない、本来ならば
何かへの愛を、身一つで極め、人生を捧げるって、こういう事なのか、と読み手に思い知らせられる圧は、柴田先生だからこそ出せるんだろう
これまでの代表作で培ってきた全てを、この『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』に注ぎ込み、なおかつ、更に己を高めたい、その気概がビンビンだ
仮面ライダーになりたくて、かなり強くなった男、「タックルは死んでない」と言う“真実”を貫く為に努力を重ねてきた女
「ごっこ」をするつもりがない二人の前に出現したのは、ある意味、仮面ライダーは、コイツらがいなきゃ始まらない、と言っても過言じゃない、本物の悪の象徴たるショッカー
果たして、彼らの努力と本気は、マヂモンの怪人にも通用するのか、楽しみだ
この台詞を引用に選んだのは、有無を言わせぬ凄味があるので
これこそが、仮面ライダー、と言い切っても良いくらいじゃないだろうか
「い・・・いくぞ、ショッカー!!!!と・・・とう、ライダああああああああああああキィ――――――ック!!!!」(by東島丹三郎)
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仮面ライダーになりたいまま大人になった40男。
タックルになるべく育った24歳女。
それぞれのルックスのほどよい残念さもあって、
そこだけ見れば単なる痛いお話なのだけれど…。
1巻中盤以降のまさかの展開で、
ぐっとこの先に対する興味が湧きます。
この作品の真価はむしろ2巻目以降に現れるでしょう。
続刊を期待して待ちたいと思います。
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1,2話は変な奴らが集まる話だったんですが、
3話から急に話が変わってくる。
世代ではないので仮面ライダーについては
よくわからんけど、続きは気になるなぁ。