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前半はカタカナ羅列の自分だけわかったつもりの論考、後半になってやっと普通のコンサルタント並みの論考、どちらにしても、「フーン、そうなんだ」というレベルのエビデンス不足(隠し?)の旬の流行りもの。頭がいいかもしれないが、一般書としては、読者のことを考えていない。
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■要約
※興味を持った章のみ
・(アジャイル)アジャイルの導入には、手法そのものだけでなく、組織体制、ひいては評価制度を是正する必要がある。
・(健康・予防領域で稼ぐ)ユーザーの行動変容を促す、お金が落ちるところに資金を投下する、この二つを考えない限り事業の黒字化は無い。
・(決済)目的、ターゲットを明確にした上で、単体のサービスに留まらせずに協業を進め、どこで利益を出す(手数料?その他?)をはっきりさせるべき。
■学び、意見
・(学び)全体的に論調は同じで、アジャイル型・オープンな体制でプロジェクトを進めるべきだか、目的は事前にはっきりさせるべき。
・(意見)全て同じコンサル会社の方が書いているからか、単調に感じ、読んでいて途中から各章最後の結論部分のみ読んでしまった。とは言え、ショートエッセイみたいなものなので仕方がないか。。
■読むことになったきっかけ
平積みになっていたので。
■気になったワード
「AIプロジェクトは、年に30%改善するのではなく、週に1%ずつ50週かけて60%改善するというしそうで仕事を進めることが多い」
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恒例のクライアントに売り込みたいバズワードのご紹介。フリーミアムで「続きはお金を頂いてからご提案」なのか、内容が相変わらず薄い。
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BCGの宣伝広告本ではあるが笑、テクノロジーへの感度を高めておく必要があることを再認識できる本。各テーマ毎に大企業がどこで躓く可能性があるのかを知ることができたので悪くはないと思います(少なくとも同業他者にいる身として)
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各コンサルのホワイトペーパーを集めた感じで内容の関連性は少ないが、一つ一つはコンパクトにまとめられてて読みやすい。
最終的にブロックチェーンに繋がる内容が多かった。
SCMといいキャッシュレスといい、日本の現場力の強さやインフラ整備の充実というのが今、デジタル化においてブレーキになっているのが実情。
強いSCMオペレーション力(現場力)
充実した決済インフラ
白タク規制 などなど
新しい時代に対応してこうとすると、
これらの強みをリセットするのではなく
これらの強みをなんとか活かそうとするので
余計に時間がかかる。
ある程度リセットして考えることも必要。
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BCGの人たちは大変だ。分からないことは正直に「分からない」と言えばいいのに、奇天烈なる造語と適当なデータで煙に巻こうとしている。
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BCG、ボストン コンサルティング グループ。
世界的なコンサルティンググループである彼らがこれから何か起こるか、どんなことに注視していくべきなのかをまとめた本です。
2018年版に続いての2019年版が出ました。
一通り読みましたが、AIやブロックチェーンといったデジタル技術をいかにうまく活用していくかがポイントになるという内容。
そして活用して解決すべきは、ヒトの健康、SCM(サプライチェーンマネジメント)、モビリティ、物流危機、非現金決済の拡大といった課題。
あとデジタル化とは別ですが、企業の社会的な役割(TSI=Total societal impact )ついても述べられてます。
どれもこれも興味のある(そして仕事でも関わりがある)内容で、非常に興味深く読ませてもらいました。
# デジタル技術について
個人的にはデジタル技術にはまだまだ可能性秘められていると思います。
プライバシーやセキュリティの問題はありますが、データ保存の暗号化・ブロックチェーン化、セキュリティ管理の徹底がされればクリアできるのではと思ってます。
AIに関しては、万能にはならないでしょうが、創造的な活動以外なら適用できるはず。「育成」に時間もかかるのですが、だからこそすぐにでも手を出さないといけないとも言えます。
# 解決すべき課題について
健康とモビリティの未来については、過去記事でなんどか触れたこともあるので、SCMと物流について、この本で読んで感じたことをまとめてみました。(企業の社会的役割、非現金決済についてはまた別なところで)
SCMとは何かというと、企業が売るものを、どこから材料を仕入れて、どこで・何を・いつ・どれだけ作り、どこへ運び、そして保管しておくか、をマネジメントすること。簡単にまとめるとこんな感じです。
このマネジメントが杜撰だと、商品が売れ残って廃棄損が増えたり、品切ればかりして顧客を失ったり、やたら製造コストがかかってしまったりと良いことがないです。企業にとっては血液を送り出す循環器的な位置づけの機能なのに、営業や生産のように直接付加価値を生み出すものではないので、案外軽視されてしまう機能です。もっと重要視されるべき、というのが個人的な意見です。特に最近は、CCC=キャッシュ・コンバージョン・サイクルに悪影響を、つまり資金繰りに悪影響を与えるということで、重要さは増していると思います。
日本の企業におけるSCMは、トヨタのカンバン方式に代表されるように優れたオペレーションで優位性を持っていたはずですが、その分デジタル技術を活用して進化されることを怠ってきたと、この本では述べられてます。需要は生き物のように変化するので、デジタル化は確かに難しいのですが、そういった難しさにこそデジタル技術でメスを入れるべきという事かと思います。AIように高度化された技術があれば膨大なデータをもとに精度は上がり人間以上の成果を上げることは難しくないでしょう。ただし日本の製造業がサプライチェーンが求める質を実現させるためには時間がかかる。粘り強くかつある程度割り切って取り組む必要があるでしょう。
物流危機について、物流を担っている人材の大半は40歳台後半以降でしょう。運営のことを考えている人も実際に荷物を運んでいる人もおっさんばっかです。特にドライバーはキツい割には賃金が安いからやりたい若者なんているはずありません。これからどんどん高齢化し人間が減っていきます。
一方、ECの使用量増加などで輸送量は増え続けてます。運ぶ量が多い→よりキツくなる→人は定着しない、悪循環です。
八方塞がりのようですが、輸送に関してはまだまだ非効率な部分が多くあります。個人向け運送だと不在のために再配達が多かったりのが非効率の槍玉に上がるでしょう。無駄が起きないように日時指定、コンビニや宅配便営業所でも引き取りなどをもっと進めてもいいと思うし、納期のスピードによって運賃を変えるとかしてもいいと思ってます。急ぎじゃない荷物も実際は多いハズです。あと個人的思ってるのは、運ぶもの大きさを揃える動きをしてもいいんじゃないかという事。その昔、海上輸送は、バラバラの大きさの荷物を人海戦術で船に積むことで成り立ってたのを、海上輸送用のコンテナが発明され、世界が変わったと聞いたことがあります。統一された規格のコンテナを、クレーンで船積みする、コンテナ専用船舶は大量のコンテナを効率よく輸送します。効率もメチャクチャ良くなってます。それと同じことが陸上のトラック輸送でもできるのではないかということ。パレットと呼ばれるものに荷物を積んでますがそのパレット自体も何サイズもあるし、パレットに積まれる一つ一つの荷物の大きさはバラバラ。この辺りのサイズを規格化すると荷扱いも輸送効率も改善されると思うんですがねえ。
さらには自動運転がトラックで実用化され、たとえば高速道路だけでも運転から開放されればドライバーの待遇も改善され、魅力は増すのではないかと思います。
あと、SCMについても、物流についても、デジタル技術で「全体を見えるようにする」ことで効率化できるはずだと述べられてます。これには完全同意です。仕事が絡みますが以前から同じ考えで取り組んでますが、世の中そう簡単にはいかず成果に繋がってないのですが、答えはやはりそこにあるよな!と確信してます。
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他の人のレビューとそんなに変わることはない、笑。
ダメじゃないけど、めっちゃめちゃ満足する訳でもないという感じ。
まず、前提として有名コンサル会社の営業ツール的側面が否めない。
なので、有名コンサル会社の有力顧客が属する業界がピックアップされている。
自分の知らない(これまで興味のなかった業界)の話などは、ざっと俯瞰して業界知識が得られるので、有り難いです。
でも、この内容を知ってたからと言って、何か偉そうにモノが話せる訳ではない。。
もうちょっと(惜しい!)…と言いたくなるが、10テーマを幅広く扱っている以上、ページ数にも限りがあるので、仕方なしの側面も。。
自分の目的に合わせて、興味のあるトピックを読むのが良いでしょう。
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戦略コンサルとして、世界中に拠点を持つボストン コンサルティング グループ(BCG)。
そのコンサルタントたちが、日本企業の経営にインパクトを与える論点を選び、これから何が起こるのか、どのような備えが必要なのかを提言しています。
やはりここでも、主軸は「デジタル」です。
デジタル化とどう向き合うか、どう付き合うか、どう活用するか。企業の将来を大きく左右するであろう変化は、着実に世界で進行しています。
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あるプロジェクトのために上司に借りた本ですが、流行りの10テーマについて書かれていて、違うトピックで勉強になりました。
10テーマとは、AI、ブロックチェーン、デジタル・サプライチェーンマネジメント、デジタル新規事業の創出、アジャイル開発の可能性と罠、健康・予防領域、株主価値向上(TSR)から「社会的価値向上(TSI)」へ、モビリティ、物流危機、変わる決済です。
新規事業など考えている方には特におすすめです。
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・デジタル化が加速する時代、経営を考える上で欠かせないテーマとして、次のようなものがある。
■AI
・AIを実務に活用するためのポイントは、次の3つ。
①クイックウィン+継続改善
②バイイン(自ら取り組むことを引き受ける姿勢)
③誰もが納得するテーマ設定
・AIを導入して、納得のいく成果が得られたら、全社的な活用(AI@スケール)も視野に入れるべき。
■ブロックチェーン
・仮想通貨のコア技術であるブロックチェーンを、実ビジネスに活用しようという取り組みが広がりつつある。
・ブロックチェーンの効用は、次の3つ。
①仲介者が不要
②信頼性の高い、唯一の情報源の共有
③スマートコントラクト(契約を機械的に実装する仕組み)
■アジャイル
・アジャイルとは、商品開発などを俊敏に行うために登場した、ウォーターフォール型に代わる概念。
・アジャイルでは、チームのメンバー全員が専任として従事する。また、最小限の機能を持つ商品を開発し、ユーザーに試してもらい、修正を繰り返しながら完成形を目指す。
■モビリティ
・自動車産業では今後、「CASE 」(インターネット接続、自動運転、シェアリング、電動化)による「革命」が起こる。
・人々の自動運転車への期待は大きい。中でも若年層(29歳以下)は63%が自動運転車に乗りたいと答えている。
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執筆者が10人いて、10個のタイトルについて書かれている。
AI・SCM(サプライチェーンマネジメント)・モビリティ・健康・アジャイル・物流危機・キャッシュレスなど
項目ごとには、まぁそれなりの事が書いてあるのだが、通常はこの1項目で1冊の本になる。
だから、逆に内容が薄くなってしまったが残念だ。
せっかく10個のタイトルを上げているのだから、相互の影響がどれぐらいインパクトがあることかを語ってもよさそうなのに、そこまでも言及してない。
おそらくBCGの中でのトップコンサルタントにお題目ごとに執筆を依頼したために、書き直しを命じることや、相互の記事に対しての影響まで言及できなかったのだろう。
(「そんな事はオレも分かっているよ。だったら最初からそういう意図で書かせろ」となるだけだ)
だからこそ、お互いの記事について、不自然なほど連携がない。
そういう忖度が見え隠れしてしまう本だった。
これならば、その項目がタイトルになった本を1冊読んだ方が、よほど内容が深かっただろう。
「経営の論点」というが、実際はこれらの項目がバラバラに進化している話しか書かれていない。
総合すると「実はこういう大きなうねりの中にある」という解を出していくことが、経営の論点なのではないだろうか。
さすがコンサル。頭は賢いのにポイントはズレている。
(2020/3/8)
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デジタル活用とその開発、ウェルネス産業、物流など直近で推進される課題に対して対局的に理解できるものでした。