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20180719 M リクエスト
読むの楽しみでした。
インモラル、というのか、子どもが小さい頃は専業主婦だったし、その後は保育園に預け働く母、その後も子ども、夫婦について色々考えていたので、誰の意見にも、ところどころ賛成だったり、反対だったり。
ミクと浩介は、そういうふうに落ち着くのか!
でもそれも選択の一つだと思う、私は選ばないだろうけど。
セレブな生活が垣間見れて、興味津々。
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すみません、タレント本だと思って、ちょっとなめていました。けれども、おもしろかったです。
キャリア優先の美紅、その夫で大企業を辞めて育児に専念している浩介、育児のため仕事をしていないライターの恵、その夫でラジオのDJをしている英多が主な登場人物です。
恵の夫に対する殺意(といっても、脱いだ服をかごに入れないとかで芽生えるもの)や、浩介の育児ばかりの日々で気がめいってしまうところ、美紅のキャリア志向などなど、すごく共感できるところがたくさんあった。本当に、世の中男の人が家族を顧みずに仕事をしても褒められこそすれ非難されないのに、美紅のように女性が同じことをすると非難されるのは何故だろうと思った。
でも、あまりにも狭い範囲で、登場人物が絡み合っているところは、小説とはいえご都合主義的かなとも思いました。最後は意外にもハッピーエンドで、結局、結婚って打算なんだなぁと自分で納得してしまいました。
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この方のエッセイが読みたかったけど、小説だった。
近い(←生活居住圏的に)人間関係の中での恋とか不倫とかが出てくる点では、江國さんの檸檬の木…と共通する部分があるが、タッチは全然違う。この話では基本的に登場人物の抱える不満が全体に漂っている感じ。
登場したどの女にもなりたくない。
個人的には読後の後味がイマイチ。
いま子育て中の自分にとっては、子育てが少しネガティブな要素として書かれていることが引っかかるのかもしれない。子育てに関するディテールなどで共感することは多々あるが。
いずれにせよ、今の家族や生活に感謝しようと思った^^